ビオセボンに行って考えたオーガニック需要のこと 後編

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白金在住のマダム的に「こういうちょこっとずつ入ってるセットがほしいのよ!」
ってことでしたが、重いので買いませんでした。「荷物が重い」というのは
高齢になるとかなり大きなファクターだと思います。配達してくれるのかな?


もしかしたらあの日だけ野菜があんなことだったのかもと思ったので、
もう一度シロガネーゼのマダムといっしょに行きましたよ、ビオセボン。

野菜は変わらず水菜も小松菜もしおれ、里芋は干からびていて、
「すげーたくさんある!」と思った加工品もよーく見るとそうでもなく、
「ここにしかないよね!!!」ってものはオーガニックチョコレートとか、
ラベルが外国語のくだもののピュレとかでやっぱり欲しくありませんでした。

加工品は成城石井と明治屋と小田急OXをくるっと回ればゲットできるし
大地を守る会で注文すればお家まで持ってきてくれます。
わたくしは二度とビオセボンに来ないだろうとしみじみ思いました。

「初めて来たわー」とおっしゃるマダムは大地を守る会の会員で、
広尾の明治屋やナショナル麻布マーケットでも食材を購入しています。
明治屋のいいところは「商品に間違いがないところ」らしく、
それが明治屋というブランドであろう、と、わたくしは思いました。

野菜売り場でほうれんそうを手に取ったマダムは、
「ほうれんそうが安いじゃない、いいわねー」とおっしゃいましたが、
買いませんでした。「だって荷物になるじゃないの」

ビオセボンのあとナショナル麻布マーケットに行くのですから、
荷物は少ないほうがいいのです。当然です。

マダムはその後近所のブティックに立ち寄られ、ついでにわたくし
そのブティックのマダムにビオセボンについて聞いてみました。

「ビオセボンがオープンするって聞いて、このあたりの人たちは
みんな何ヶ月も前からそりゃあ楽しみにしてたのよー。
オープン当日はみんな行ったわよ。ものすごく賑わっててもう満員。
でもねえ。二日目に行ってみたらもうダメだったのよ。野菜が。
最近はもう誰も行ってないわねえ」ううううううう。やっぱり。

さらにマダムは非常に示唆に富むことをおっしゃいました。

「ばんごはんのお買いものするのにスーパーのハシゴなんてしないでしょう。
主婦は忙しいんだから一か所ですべての材料が揃わないと。
ビオセボンじゃ揃わないわよねえ」

ナショナル麻布マーケットと明治屋に行ったわたくしは、
ビオセボン、というかオーガニック専門スーパーの弱点に気づきました。
専門であるがゆえのいかんともしがたい弱点。それは2点ありました。

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トマトの売り場って色がキレイでウキっとしますよねえ。
バラ売りってのもいいのですが、でもまあ麻布十番でとくに
買わなくてもいいかもとかちらりと思ったらもうダメです。
近所の人ならいいかもしれませんが。



1.オーガニック=説明商品 であること

何が違うのか、何がいいのか、説明しないと理解しづらい。それがオーガニック。
一般の商品よりも割高なのですから消費者は納得する必要があります。

例えば有機牛肉。何がいいのかよくわかりません。
なのにフツーのお肉の2倍もします。有機牛乳も同じです。
2倍の対価を払って2倍健康になれるのかというとそうではなく、
自分に何が獲得できるのか考えてもピンと来ません。

野菜の場合はオーガニックの前にまず「鮮度」という価値があります。
しおしおにしおれた野菜を有機だからと喜んで買う人はいないでしょう。
そのほかに「おいしい」という価値もあるので野菜は大変です。
一度買ってダメだったら消費者は買ってくれませんよ。ううううう。

ただし、加工品はこの限りではありません。

加工品には一括表示という原材料の記載欄があり、
価値が客観的に理解しやすい、という特徴があります。

例えば、有機味噌の表示は「有機大豆、有機麹、食塩」です。
食品添加物も入っていないし原料も有機であることがひとめでわかります。
説明がなくても原材料表示が説明してくれているようなもので、
何がいいのかはっきりわからなくても「なんとなくいい」と思えます。

そう考えると、オーガニックだからと無条件で手に取ってもらえるのは
加工品のみ、とも言えます。その他の商品は実は説明が必要なのです。

わたくしはビオセボンで木次乳業の「山地酪農の牛乳」を見て
しみじみと感動しましたが「山地酪農」という言葉を知っている人が
日本中に何人いるでしょう。全く知らない人の方が圧倒的に多いでしょう。
一頭買いの短角牛も、グラスフェッドのタスマニアビーフも同じです。

説明商品を説明抜きで販売するなら無条件で「いい」と思えなくてはなりません。
それが明治屋のような「ブランド」ということでしょう。
ビオセボンはブランドになれているでしょうか? 今のところは厳しそうです。

2.「オーガニック=特別」ではなくなっていること

成城石井ではフツーの商品の隣にオーガニックの野菜や加工品が並んでいます。
小田急OXや、サミット、OKストアなどでも同じです。
仕入れる=売れているということですから、買う人がいるのでしょう。

一昔前はオーガニックをフツーのスーパーで見つけるのは大変でした。
だからこそ大地を守る会が必要だったのですが、今は違います。
オーガニックはたくさんある食材のなかの選択肢のひとつとして
都市部の消費者のみかもしれませんが、すでに認識されているのでしょう。

わたくしはビオセボンに行くまでそれに気づいていませんでした。
ちょこちょこオーガニックが売っていて買う人がいるのは知ってるけど、
それでは全然足りないと思い込んでいました。

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「山地酪農」とは平地が少ない日本で乳牛をフツーの山に放牧するという
日本に向いた酪農方法です。牛舎につながれて穀物食ってるのが一般的ですが、
山地酪農では牛舎に戻るのは夜だけ。日がな一日山で草食ってます。
穀物飼料が少ないので牛乳はあっさりしててとてもおいしいのです。
木次乳業が好きなので、ビオセボンの代理で説明しております。



もっともっとオーガニックがあたりまえにならなくては!!

ちょこちょこ売ってる=すでにあたりまえになっているのですが、
わたくしは有機農業運動で頭がいっぱいで気づいていなかったのです。
うううううう。なんてニブイんだ。
 
そういう人にとって「オーガニック専門スーパー」は快挙です。
なにしろ専門店です。フツーのスーパーと競合できるのです!!
ビオセボン訪問記的な記事ををいくつか読みましたが、まず
「よくオーガニック食品をこれだけ集めた」と評価されていました。

この賞賛の声にわたくしは違和感を感じました。だってさあ、
客から見れば「商売なんだから揃えるのはあたりまえ」でしょう。
そして、悲しいかなそれだけ揃えても、オーガニック食品だけでは
ばんごはんのおかずにならないと言われてしまっているのです。

この悲しい事実。

すき焼きに赤身のタスマニアのグラスフェッドビーフは使わないでしょうが
明治屋に行けば有機醤油や有機豆腐とあわせて和牛が買えます。
であればビオセボンに行く必要はありません。というか、
オーガニック専門スーパーにはいつ行けばいいのでしょうか?

ハレの日? スーパーとは日常的に行くものではありませんか? 

オーガニックはすでに食材購入の際の選択肢のひとつになっていて、
特別なものではなくなっていることに、もしかしたら
オーガニック業界全体が気づいていないのかも。

だからこそ「これだけ集めた」ことを評価してしまっているのでは、と、
わたくしはしみじみ思ってしまったのでした。

ビオセボンのオープンとともに、オーガニック=特別な商品という認識が
わたくしのなかで終焉を迎えたというのもなんとなく皮肉に感じますが、
オーガニックは知らない間に一般的なものになっていたという事実を寿ぎ、
そして、噛み締めたいと思います。

今後はスーパーにおける「ちょこちょこ」が「半分ぐらい」になれば
オーガニックは「よりあたりまえ」になるでしょう。
すでに売っているのですから、努力もちょびっとで済みそうです。

そういう意味で今年を「オーガニック元年」と呼びたいわたくしです。
やれ、めでたい。気づかせてくれてありがとう、ビオセボン。


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ビオセボンに行って考えたオーガニック需要のこと 前編

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冷蔵ケース内の野菜はパックに入ってますが、水菜が一株で売ってます。
ことさらにしおれがちな水菜をなぜパックに入れないのかが謎。
しかしこれを見て野菜をパックに入れる意味がしみじみとわかりました。
過剰包装と言われても軟弱野菜は基本的にパックに入れるべきでは。



わたくしは大地を守る会にいた18年の間、産地担当を約6年、
商品情報誌及び機関誌の取材・デザイン・編集を12年担当しておりました。
その間学習したいろいろなことを前提に自分自身が食材を選択する場合、
以下のような事柄を基準に考えております。

・野菜・くだものの場合
つくった人のことを知っている&その人を尊敬してる・好きなこと。
それ以外の場合、まず国産、次が有機か減農薬、その次が世田谷区のもの。
海外産の場合はオーガニックかフェアトレードのもの

・加工品の場合
まず国産。次がおいしいこと、というか自分の口に合うこと。というか
加工品は知ってるメーカーのものしか買わないと言ったほうがいいかも。
海外産の場合はオーガニックよりもフェアトレードが優先。

というような偏ったわたくしの感想であることをまずお知らせしておきます。
そんな感じでビオセボンに行ってきました。

ビオセボンはわたくしが一年に一度行くことがあるかどうかという
麻布十番という町にあります。

麻布十番の7番出口を出たら目の前に「塩や」という塩の専門店があり、
ソフト部のわたくしはそこで塩ソフトを食べてしまいましたが、
ビオセボンはその横の道を2分ほどまっすぐ歩いたところにありました。

平日の夕方という時間帯、ビオセボンには10名ほどのお客様がいましたが
塩しか売ってない塩やに7~8名のお客様がいらっさったことを考えると
うすらさみしい気がしましたがなぜこんなに客がいないのかは不明です。

お店に入ってまず目を引いたのは、
オーガニックドライフルーツ及びナッツの量り売りでした。
ドライフルーツ及びナッツが大好きなわたくしは少しウキウキし、
マンゴーにオーガニックがあるんだーとか感動してしまいました。

野菜はオサレな木の棚にオサレな感じでディスプレイされていて(常温)、
ここでもわたくしはウキっとしました。
「マルシェ」的なディスプレイがさらに期待をあおります。

なぜか野菜の袋に小さな水滴がついているのが目に止まりましたが、
その場ではスルーしました。期待が大きかったからかもしれません。

加工品の棚で一緒に行ったお友だちが「ダシ切らしてたから助かったー」と
わが町の自然食品店にもある創健社のだしパックを手に取りました。
加工品の充実度はハンパありませんでしたが、もともと買うものが
決まっているわたくしはスルーしてしまいましたすんません。

そして野菜の冷蔵ケース前で。
野菜をつくって出荷していた経験を持つ友人がしみじみと言いました。

「防曇袋使ってないんでしょーかねー」

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野菜は収穫後も生きております。なので野菜販売の際は
畑にあったときのままのカッコで売るという基本があります。
横にすると起き上がろうとしてエネルギーを使うから劣化が進むのです。
菜っ葉やネギが縦置きで売られてるのはそういう理由です。



冷蔵ケースの野菜のパックのほとんどのものが汗をかいていました。
野菜の袋は防曇袋と呼ばれるもので基本的に汗はかきません。
汗をかくのは物流途中の温度管理がまずかった証拠です。

ビオセボンはイオンの経営だと聞き及んでおりまして、
だからこそ皆がコーフンして喜んでいるのだと思っておりましたから、
野菜の売り場担当は何をしているんだ! とわたくしは驚きました。

何かの間違いかもとその他の商品(常温)を見てわたくしはさらに驚きました。
前回自然食品店のことをあーだこーだ言いましたが、それと同等、
あるいは以下、という品質のものがあるではありませんか。

マルシェ的なディスプレイを優先するあまり、また
過剰包装を避けるあまりの暴挙、というと言い過ぎでしょうか。

鮮度保持にチョー気を使う劣化の激しいいんげんが常温量り売りで(黄変済み)、
縦置きすべきネギが横置き、乾燥するとしおしおになる里芋が
裸のまま常温で置かれカピカピに干からびているなど、
元産地担当のわたくしと元農家の友人はふたりして卒倒しそうになりました。

大変とても残念なのは、有機里芋の産地が知り合いの有機産地だったことです。
その里芋は規格外の孫芋、いわゆる「きぬかつぎ」でしたが
孫芋のはずなのに芋のついたあとが残ってるような出荷してはダメダメ品もあり、
わたくしは以下のような想像をしてしまった次第です。

「安い有機里芋がほしいんだけど」「規格外の小芋ならありますけど」
「それでお願いします」的なやり取り→規格外で売ると思ってるから
とりあえず産地としては小さな里芋を出荷→売る側は「有機だし
安いからいいか」的な感じでそのまま販売→カピカピになった。

考えすぎかなー。でもありがちだなー。

この里芋のおかげでこの産地の評価は地に落ちるとわたくしは思いました。
もしかして里芋の鮮度がわからない人が客ということなのでしょうか。
つまりそれは有機JASならなんでもいいということなのでしょうか。
というか売る前に品質のチェックをしないのでしょうか。

ドライフルーツでウキウキした気持ちが野菜売り場でダダ下がり、
肉の売り場に行きましたら、スタッフの方が話しかけてくれました。

わたくし=元産地担当&ライター、友人=元畜産担当&元農家です。
肉の産地及び飼育方法・品種について知らなくてもいいことを知っています。
品種や飼育方法のPOPを見ただけでだいたいどういうものかわかるため、
わたくしたちにとっての話題性は「北海道に短角牛いたんだねー」でした。

スタッフの方は抗生物質不使用とか、子牛の時期に放牧で草を食べている、
というような説明をしてくださいましたが、なんと「グラスフェッドの牛」
とおっしゃるではありませんか。ありー。

最近「グラスフェッド」とやたらと言う人が多いのですが、
厳密に言うと日本には「グラスフェッドの肉牛」はいません。

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木次乳業の「山地酪農牛乳」という商品を初めて見ました。
「山地酪農」って何のことなのか、という説明無しで売られてるのが
スゴイなーと思うのですが、知ってる人が買うのでしょうか。
今度行ったら買おうっと。



子牛の時期=育成期間中に放牧されて草を食ってたとしても、
その後の肥育期間(一年ほど)で穀物を食わせて肉質を整えなくては、
売れる肉にはなりません。草ばっか食ってる牛の肉は硬いからです。

優位性を先走りすぎたのかなー。でも畜産の情報とはむずかしいものです。
生温かい目で見守ることにしました。
しかし言うのは良くてもPOPに書いたら優良誤認になるので要注意です。

あとで友人が「短角売り場の写真の牛、ホルスタインでしたねー」と
短角牛売り場のPOPについて言っていました。ううううう。
開店間もないための混乱なのでしょう。そう思いましょう。

しかしすんばらしいことがひとつありました。
ビオセボンはこの北海道の短角牛を一頭買いしているのです。

一般的にお肉の発注は部位ごとに欲しい部位だけを発注するものですが、
一頭買いするということは欲しくない部位含めすべて仕入れるということです。
部位調整の問題もありなかなかできることではありません。しかししかししかし。
この優位性及びすばらしさは一般の消費者には伝わりにくいでしょう。

一頭買いだからか、短角牛の肉はすべて真空パックで販売されておりまして、
空気に触れない肉は、深い紅色、というか悪くいうとドス黒く見えます。

牛肉は切り口が酸素に触れることで赤く発色しますから、真空パックされた肉は
真紅にはなりません。そのことを知らない人には劣化しているように見えます。
一般の赤く美しいスライス肉に慣れた消費者は購入しにくいかもしれません。

一頭買いだから一般的なスライス&パックができないのでしょうが、
その理由も一般の消費者には伝わりにくいでしょう。残念なことです。
それでも「欲しい」と思わせるためにはメリットが必要です。

それが(間違ってるけど)グラスフェッドとか抗生物質不使用なのでしょうが、
POPに書いてあるだけで訴求できるかどうか、はなはだ不安です。
短角牛産地のためにも、わたくしは息を呑んで見守りたいと思います。

ところで牛乳売り場には知っているメーカーのものが並んでいました。
というかそのメーカーをことさらに選んで置いたことに感銘を受けました。
わかってるじゃん!!! ビオセボン! 

その後オーガニックチョコレートを見て再びウキっとしましたが、
欲しいものは何もなかったので何も買いませんでしたすんません。

さて、このように楽しい経験をしてしまい、家に帰ってしみじみと
オーガニックの需要ってなんなんだとか考えてしまったわたくしです。

ってことで長くなったので後編に続きます。



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有機農業とオーガニックの狭間

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おせち料理をつくってみました。富澤商店の黒豆「飛切」を炊いたら、
あまりにもおいしくて、いつもは腐らせるのに完食したです。
黒豆ごときでこんなに味が違うのか!! としみじみ思いました。


麻布十番に日本最大級オーガニックスーパー・ビオセボン、オープン!!

最近Facebookでいろんな方々が投稿しているので行ってみたいが、
新年早々再度「良性発作性頭位めまい症」を起こしてしまい
頭がくらくらしていてお外に出られません。ううううう。

「2017年はオーガニック元年!」と喜ぶ人々もいらっしゃり、
どうも一部地域でオーガニック祭が始まっているようであります。

「大手流通がオーガニックを本格的に販売!」は喜ぶべきことだろうが、
なんとなく手放しで喜べないのは、
2011年ごろ自然食品店卸でアルバイトをしていたからだ。

「今年が元年ってさあ、数十年前からオーガニック食品を売っていた
自然食品店の立場は!」とか思ってしまうわたくし。

さて、自然食品店卸という業種は基本的にはそんなに儲からない。理由はカンタンで、
個人商店の小口発注に対して物流経費がかなりかかることにある。
また自然食品店自体も儲かっているのは一部のお店のみということもある。

2011年当時も、お店の名前は忘れたしすぐに閉店したようだが、
表参道あたりにオーガニックストアが華々しくオープンしたことがあった。
そこにはたくさんの若い男女が集まっているようだった。
自然食品店卸でバイトをしつつ、わたくしはしみじみ考えた。

「表参道のオーガニック」には若者たちが群れているのに、
「わが町の自然食品店」にはなぜ来ないのか。

その理由を見つけようと自然食品店を数店舗巡ってみて、
わたくしは自然食品店の悲しい問題点というか弱点をすぐに見つけた。
それが以下である。

※えーと、あのー、自然食品店全部がこうというわけではなく、
わたくしが行ってみた数店舗がこうだった、って話なので
自然食品店店主の方は怒らないでください。

1.青果物の鮮度が悪い

菜っ葉の袋に水滴がついている(物流の途中に温度変化があった証拠)、
袋から出た部分がしなびている(その結果劣化が進んだ)、
直射日光がガンガンあたっている(ますます劣化が進む)。

この三重苦に元産地担当だったわたくしは店先で卒倒しそうになった。

店内の冷蔵棚は豆腐や牛乳などの日配品や肉が独占していて
野菜が入る余裕がない、ということはすぐにわかった。
小規模なお店では冷蔵庫に入れられる商品の優先順位は決まっているから
しょうがないと言えばしょうがない。どうしようもないのだが、しかし。

2.ディスプレイが残念な感じ

そもそも自然派的な加工品のパッケージには残念な感じのものが多いが、
それらが雑然と陳列棚に並べてあるため全体的に残念さは加速度を増し、
商品が全部古そうに見えるという特殊効果を与えていた。

さらにPOPの古臭さ、ラベルの変色などがより古さを醸し出しており
見えないホコリが商品のうえに降り積もっているようで、
棚の商品全部が賞味期限切れではないかという気がしてきて全くウキウキしない。
本来楽しいはずのお買いものが全然楽しくなくかえって気分がふさいだ。

これでは売れないよね、と素直に思いました。

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年末年始の暴飲暴食で2kgは太ったはずなのですが、
その後の「めまい症」で食欲がなくなって、いつもの体重に戻りました。
わたくし最近「太ると体調を大きく崩して痩せる」ということを繰り返しており、
体がBMI21を維持するよう自動設定されているのかもしれません。


当時は震災の三ヶ月後くらいだったため、わたくしは若いお母さんや若い女性が
自然食品店に押し寄せてバブル状態になっているのでは! と想像していたが、
一部の店を除いては、別に押し寄せてはいないようだった。

「食料品店を開くことはその地域の住民に食を供給する責任を負うこと」と、
バイトしていた自然食品店卸の社長がよく言っていたが、
自然食品店の場合はその責任に「安全&安心」がプラスされる。

そのせいか、安全&安心な食材であればディスプレイなどはどうでもいい、
いい食材だから売れるのがあたりまえ、というある種の傲慢さがあるように感じた。
その「ある種の傲慢さ」は1970年代の有機農業運動の人たちにも共通していて、
大地を守る会でも昔は「いい食材だから売れて当然」とか考えていた(ようだ)。

この意識は農家にもあったはずだ。安全なら見た目は関係ない、とかね。
加えて「消費者を啓蒙する」的な意識もあって(ひー穴があったら入りたい!!)
わたくしもその末端にいて情報などをつくっていたわけです。

現在では「運動臭」とも呼ばれるその傲慢さやニオイは鼻につくし敬遠されるが、
正しいと思っている間はなかなか気づかない。わたくしがそうだった。
若者が来ない自然食品店は、これに気づくことができなかったのかもしれない。

そこに明るく楽しいキラキラした言葉「オーガニック」が登場した。
「有機農業」=ウザい&ピンとこない人々に対して訴求する魔法の言葉だ。

オーガニックに集まる人たちはおそらく「有機JAS認証は2年間農薬と資材云々」
なんてことはあんまり知らないのだろうと思うが、別にそれでいいのだ。
「オーガニックはなんとなく良さそう」でいいのだ。

有機JAS、無農薬、自然農法、どれが一番安全で、みたいな話もどうでもよくて、
とりあえず商品が古臭くなくておしゃれで鮮度がよくておいしくて、
ディスプレイが美しくお買いものして楽しい、ということがまず先だ。

それがマス(&若者)に訴求するということだろう。

昨今では、小田急沿線の成城石井や小田急OXを始め、サミットですら、
オーガニック食品をフツーに販売している。価格は割高だが手に取る人は多い。
ビオセボンに行かなくてもオーガニック食品は入手できる。

わたくしの元上司が「スーパーでオーガニックが販売されるようになったら、
大地を守る会の役割は終わる」と言っていたが、わたくしの家の近所では
実際にそうなっている。そこでは自然食品店は生き残れなかった。
成城学園前のナチュラルハウスが閉店したのは数年前のことだ。

有機農業運動からスタートした流通や自然食品店は一時代を作り上げ、
社会に貢献し、後継者もつくり、それなりの実績を上げてきた。

しかしここ数年、時代が有機農業を置いてきぼりにしつつあるように思える。
そのまっただなかである現在、時代に即した「オーガニック」に移行できず
狭間に落っこちそうになっている人や業態、流通があるのではなかろうか。

大地を守る会はOisixと統合してそこから抜け出せるかもしれないが、
その他はどうだろう。あそことか、そことか、こことか。

はからずも今年は「オーガニック元年」である。
みながうまく乗り切れるといいなと思っているわたくしです。


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新年に思う、某D社とOisixの経営統合の件

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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

年末に某D社とOisixの経営統合というすごいニュースが入ってきましたが、
よく考えてみたら自分的にはスゴイけど、世の中の人の多数には
そうでもないかもしれないなと思ったりする今日このごろですが、
みなさま、新年はどのようにお過ごしでしょうか。

あ、ちなみに某D社とはわたくしが18年ほど勤めておりました
(株)大地を守る会のことで、今年の秋にはこの社名はなくなるらしいです。
聞き及んだところでは、Oisixの社員の方は社名がなくなると聞き、
涙を流した方もいたとか。ううううう、なんてステキなんだ。

大地を守る会の社員にはおそらくそういう人はいなかったでしょう。
なぜなら入社して少しすると「宗教か!」とかお友だちに言われたりして、
大地を守る会って名前、ヤダなーと思う人が多いからです。

Oisixの社員の方は自社の(社名の)ことを愛しているのだなと
しみじみ感じ入ってしまいましたよ。

さて、Oisixの社長・高島さんという方をわたくしはよく知らないが、
2009年に行われたグリーンエキスポで講演を聞いたことがある。

いくつか感銘を受けた内容は以下のようなものであった。

1.Oisixは消費者が楽しい食卓を演出するためにある
2.生産者を評価するしくみを持っている
3.WEBのTOP画面には個人ごとに出て来る商品を変えている

まず1でわたくしは長年Oisixを誤解していたことに気がついた。

大地を守る会は生産者と非常に緊密なやり取りをしていて、
週に一度は絶対に電話するし、何かあればすぐ行く(当時は)。
農家の親子関係とか知らなくてもいいことまで知っていたりして
他社にはできない生産者との関係性を持っている会社だ。

こういう関係性に裏打ちされた生産者情報は大地を守る会のキモだが、
情報媒体は当時主に紙しかなかったため、出せる情報には限りがあった。
紙媒体は原稿締め切り→印刷という流れを踏むため、
情報を出すのに最短で1週間かかる。また限られた紙面には文字制限もある。

わたくしが産地担当をしていた当時、担当産地の数カ所がOisixと取引していたが、
2002年頃、大雨だか台風の被害が出たとき、わたくしは紙とWEBの違いを痛感した。
産地の状況を聞いても消費者にリアルタイムで伝えるすべがないわたくしは
Oisixのサイトでその生産者の被害状況がUPされているのを発見した。

「やられたー」と思ったのと同時に非常にうらやましくなった。
ああ、WEBという媒体のメリットってこういうことなんだ、と思った。

紙媒体ではないから文字数に制限なく情報は出し放題である。
そして、その情報の内容は愛にあふれていた。
あとで産地担当が書くのだと聞き、さもありなんと思った。

大地を守る会の一番いいところであるはずの情報を
Oisixが自由自在に扱っているのをまざまざと見せつけられ
大地を守る会のいいところを全部持っていかれたような気がした。

しかし生産者情報をバンバン出すから生産者のことを考えている、わけではなく
複数の生産者から「Oisixって大地みたいな作付契約はないのよね」とか
「急に今年はいらないって言われたのよね」とか聞いていた。

そういうのってどうなのか、それでいいのか!!! 
有機農業運動にどっぷり首まで浸かっていたわたくしは
Oisix許せん! と思った。

そして、大地を守る会を辞め高島さんの講演を聞いた2009年に、
その理由及び妥当性がわかった。わたくしはOisixを誤解していただけであった。

WEBに生産者情報を出すのは生産者のためではなく消費者のためである。
生産者情報がふんだんに出る=生産者のことを考えている、と
大地イズムでわたくしは勝手に勘違いしていたのだった。

何もかも「消費者の楽しい食卓のため」と考えると
すべてのことに筋が通っていた(2009年時点。その後はよく知らないの)。
それは2の「生産者評価のしくみ」にも通ずる。

「オレのトマトは世界一おいしくてよう!!」と自慢するトマト農家に
「他の人のトマトを食べたことあるか?」と聞くとだいたい「ない」と言う。
世界一おいしい(自称)トマトは基本的においしくないことが多いが、
そう指摘しても「おまえにわかるか」とかで聞く耳を持たない生産者は多い。

食味の評価は数値化がむずかしく客観的な評価がしづらいものだが、
Oisixでは「消費者の投票」という非常にわかりやすい評価軸を設定し、
さらに上位の人々を年に一度表彰するというイベントも行っていた。

上位生産者には翌年の作付が優先されるし、皆の前で表彰されれば
生産者のモチベーションは上がる。「おまえにわかるか」的な文句も出にくい。
「消費者」というツールを使って生産者を客観的に評価するしくみをつくるとは!

すげーなー!!! とわたくしは素直に感動した。

食味も品質も悪い大地を守る会の数名の農家の顔が頭に浮かび、
大地でなぜ思いつかなかったのか!!! と自分の頭のかたさを悔やんだ。
こういうのって簡単そうに見えてなかなかできない。
何もかも新しい考え方のようにわたくしには思えた。

大地を守る会は老舗であるぶん生産者とのつきあいが長く、
生産者に寄り添っているからこそできないことが多い。
しかし今は「有機農業」ではなく「オーガニック」な世の中である。

老舗の流通や生産者はまだ「オーガニック」に乗り切れておらず
有機農業運動的な頭でものごとを考えがちである。
生産者を評価するという一点だけでもじゅうぶんにやりきれてはいない。

それは「生産者に寄り添う流通が評価などもってのほか」的な
深層心理によるものだろう。消費者のメリットには全くならないのだが、
産地に寄り添いすぎてそのような判断ができなくなっているとも言える。

今回の経営統合は、消費者のためだけを考えているOisixと
生産者ありきの大地を守る会という真逆の方向を向いているふたつの流通が
一緒になるという、客観的に見てもどうなっちゃうわけ? 的な
不安をめちゃくちゃかきたてるものでもある。

しかし、設立以来40年有機農業界に君臨してきたのはいいが、
いろいろなところでサビつき、ほころびも見え少し加齢臭がする大地に、
新しく、非常にイキのいいOisixの風がびゅんびゅん吹きこめば、
考え方やしくみが柔らかくなり、刷新されるのではないか。

どちらにもそれぞれにないものがあり、いいところがある。
うまく合体できれば良いものになるはずだ。

さらに、大地を守る会にはOisixが持っていない素晴らしいものがある。
今までじゅうぶんに評価できず活用もできていないが、
「ほんとうにおいしいものをつくる個人農家」である。

消費者会員数の多い大地を守る会ではできなかった、この宝石のような
「おいしいものを作る人たち」限定の野菜やくだもの販売など、
WEBだからこそできるさまざまなことがあるはずだ。
もちろん情報の出し方も同じだ。

わたくしはふたつの真逆の成り立ちを持つ流通が合体して起こる化学反応を
今からとても楽しみにしているのだ。ワクワク。

そして大地を守る会はいいところをきちんと主張してOisixに飲み込まれないよう
社員の人々に今少しがんばってもらいたい気もしております。

あと今までおいしいものを作ってこなかった生産者の人たちは
少し危機感を持ったほうがいいかもしれません。
食味及び品質を、よりシビアに評価されることは間違いないと思う次第です。


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オーガニック野菜のなにがいいの? と聞かれたら

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↑ 来月本が出ます(営業)。

タイトルは『外食女子のための太らない選択』(サンクチュアリ出版)です。
Amazonではすでに予約が始まっております。

さて、この本は「外食女子」という日々忙しくて自炊したくてもできない
外食中心になりがちな女子のために、さまざまな外食チェーン店のメニューの
栄養成分や入っている食材などをもとにして
「選ぶんならこっちのほうがいいですよ」と紹介している本である。

栄養学的監修には著名な管理栄養士の柴田真希さんが
医学的監修にはわたくしの友人の内分泌専門医があたってくださった。
みなさん、ありがとうございました。

さて、書いている最中いろいろとびっくりすることがあったが、
それはわたくしがすでに「女子」ではないからであろう。

そのオバサンが女子のための本を書くとなると、やっぱなんかこう、
「オバサンの豆知識」的なコラムも期待されるので、
食品表示とか原料がどうとか、牛の個体識別とかについて書いてるのだが、
そのなかに「オーガニック野菜とは?」というコラムがあった。

そうか、女子的には有機野菜ではなくオーガニックなのだなと
世代の壁をしみじみ感じながら、3年間指定された資材・農薬のみを、
的な説明を書いて原稿をわたしたところ、かなり修正が入った。

サンクチュアリ出版は「本を読まない人のための出版社」である。
http://www.sanctuarybooks.jp/
そして昨今の女子はあまり本を読まない(らしい)。

その女子の方々に訴求するためには、わかりやすい表現が必要で、
小難しいことを書いても読み飛ばされる、というかそもそも
買ってもらえない、ということであろう。

修正後の文章をさらに修正してわりとわかりやすくしたつもりで
しかし自分の思いつく範囲内で必要な部分を入れて戻したら、さらに
質問というか意見が来て、わたくしは大変とても驚いた。

環境中に排出される毒物の量とか(すでにしてこの表現がカタイでしょう)、
土壌消毒・除草剤不可などの「使えない農薬関係」もちらりと入れ込みつつ
「オーガニック=安全だけではなくほかにもメリットがあるのですよ」と
いつもの調子で書いたわたくしに編集者がこう言ったのである。

「オーガニックが安全、ということ自体よく知らないので、
オーガニックのメリットは安全性だけでなく、という部分に違和感があります」

えええええええーそうなのぅ!!?? 驚愕するわたくし。

「オーガニックはなんとなくいいよね、というふんわりした感じなので
そもそも安全とかそういうのもよくわからないんです。
だからここ、削除するか変更してもらえますか」

オーガニック(というか有機)が安全じゃないとか週刊誌に書かれるたび、
オーガニックの価値は安全性だけじゃないでしょう!!! と
その他の価値をちゃんと書け!! とかイライラしていたわたくしの住む世界と
昨今の女子が住む世界との間に大きな深い谷があることをわたくしは知った。

もしかしたらわたくしたちは隔絶された山のてっぺんの小さな有機村に住んでいて、
フツーの人々はそこの住人のことすら知らないのではないか。
だとしたらどうすればいいのか!!! 共通の言語はあるのか!!!

わたくしはしみじみ考え込んでしまったのです。

一週間ほどそのことについていろいろ考えた結果、こう考えた。
「なんとなく良さそう」のままでいいんじゃん? べつに。

この「なんとなく良さそう」はおそらく、週刊誌やネットの
「有機危険」情報に出会うと「有機良くない」に変わるのだろうが、
女性の場合は妊娠・出産時に食べものについてもう一度よく考える時期が来る。
というか女子は『週刊朝日』とか読まないからその情報に触れない可能性もある。

彼女たちは安全な食べものが食べたいと思い、都市部であれば某D社とか
地方であれば生協などに入会し、そこから新たな情報を得る。

詳細情報はそのときにわかればいいのだ。生協や某D社が
「オーガニックはこういうもの」と手取り足取り教えてくれるだろう。
それまでは「オーガニックなんとなく良さそう」の人々にはただ、
「なんとなくじゃなくてほんとにいい」と言えばいいのではないか。

それ以上の説明を求められた場合、わたくしは今まで、
3年以上どうたらという有機JAS認証の説明から入ることにしていたが、
今後は以下のようにもう少しはしょってもいいのかもしれない。

・環境にやさしい農薬しか使えない
・一般では使われている遺伝子組み換えで有名な除草剤や、
 ガス化する危険な土壌消毒剤は使えない(カタイなーううううう)。
・農業資材や使える肥料がちゃんと決まっていてそれ以外は使えない
・つくった人がどんなふうにつくるのかちゃんとわかる
・輸入オーガニック作物の場合は収穫後に散布される農薬が使えない
・輸入時の植物検疫で何か見つかって燻蒸されたらオーガニックではなくなる

というようなことから環境にやさしく安心して食べられるのが
オーガニックなのです。というのではどうだろうか。

いや、しかし「肥料等が決まっている」とは「なんで」決まっているのか、
という説明がどこにも書いてないのは片手落ちであるどう考えても。

ここにはやはり「有機JAS認証」のことを書くべきではないか。
しかしそれを書くと「3年以上どうたらの圃場どうたら」が必要で、
そうなるといつもの説明と変わらなくなってしまうのだった。

ひー、困ったー。

それにここまで書いて気づいたが、もしかしたら「なんとなくいい」は
「お肌にいい」とか「健康にいい」とかを含んでいるのではなかろうか。
その場合、現在点では有機農産物にそのようなメリットがあるという
研究論文とかのエビデンスはない。つまりいいとは明確に言えないのだった。

やっぱり「なんとなくいい」というふんわりした妄想のまま
そっとしておいたほうがいいのかも。
なんちて年末にしみじみ思ったりしているわたくしでした。


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プロフィール

ほんたべ

Author:ほんたべ
手島奈緒
おいしい食べものをつくる人を紹介したり応援したりしております。ブログをまとめた著書『いでんしくみかえさくもつのないせいかつ』(雷鳥社)『まだまだあった! 知らずに食べてる体を壊す食品』(アスコム)『儲かる「西出式」農法』(さくら舎)など。現在ハンター修行中。

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