「砂糖の自給率の話」NON-GMOで30日・番外編

いちごに牛乳と砂糖ってのは定番だったけど、トマトはどうなのよ。
母に教わったんだよな。なんか思い出したくなかった思い出。芋づる式に
トマト食べ過ぎて吐いて、何年もトマトを食べられなかったことも思い出した。
ひょっとして砂糖がけトマトを食べ過ぎたのか、自分。
一般人にはほとんど関係ない話だけど、2011年11月、
加工品の表示基準の「黒糖の表示」が変更された。
黒糖は「さとうきびを搾った汁を濃縮したもの」だが、
これ以前は「黒糖に粗糖を加えて加工したもの」、
「糖蜜に粗糖を加えたもの」(黒糖じゃないよね、どう考えても)も
原材料欄に「黒糖」と表示して良かったらしい。
ちなみに粗糖とは、サトウキビ・テンサイなどの原料を搾り、
精製した状態のもののことを言う。これを加工して砂糖を作る。
海外からは粗糖の状態で日本にやって来る。
で、黒糖の表示がどうなるか。
今後はサトウキビから搾った汁を濃縮したものだけを
「黒糖」と表示できることになる。ってことで、
消費者のイメージどおりになったってことなのね。
それがどうした!
一般ピープルにとってはそれぐらいの感じだが、
加工品メーカーには割とおおごとなのだった。
糖蜜と粗糖を使った商品に「黒糖」って名前つけてたとこなんか、
ラベルを変えるか原料を変えるかしないといけないのだ。
わあ、大変。包剤のロットのこととか考えると同情しちゃう。
しかも取引先に全部連絡しなきゃいけない。ああ、大変。
というような、黒糖の表示の話をぼんやりと聞いていて、
そもそも砂糖の自給率ってどれくらいなんだろうと考えた。
黒糖が日本でどれぐらい作られてるか気になるじゃありませんか。
で、調べてみた。
現在日本人は一人当たり一年16.5kgの砂糖を食べている。
(平成23年概算)
10年前は17.9kgだった。年々消費量が下がっているのよね。
だからと言って「砂糖を食べなくなった」と言えない。
なぜなら、果糖ブドウ糖液糖等の異性化糖の量が増えてるから。
異性化糖の消費量は農水の「砂糖の統計」には出てこない。
原料がでんぷんだもの。たぶんでんぷんのところに出てるのよね。
砂糖の自給率は、カロリーベースで26%だ(平成22年)。
主な輸入先はタイなどで、ほとんどを輸入に頼っている。
国産の「黒糖」は年間8000トンほどしか作られない貴重品だ。
(豊作不作によって数字が上下する)
国産の砂糖は沖縄のサトウキビと北海道のてん菜が主原料で、
北と南のはじっこで砂糖を作っている。
TPPに参加すると壊滅的な打撃を受けることが予想されている。
さあ、砂糖が無くなったら、わたくしたちの生活はどうなる?
戦中・戦後しばらくの間、砂糖は配給だった。
甘いものは庶民には高根の花だったため、
ばあちゃん世代の「ハレの料理」はおしなべて甘い。
それは「大切なあなたのために、
貴重なものをたくさん使ってますよ」というアピールでもある。
「甘くて食べたくない」とか言うとバチが当たるので要注意だ。
砂糖の取り過ぎが気になる現代人は、ジャムの砂糖でも控えめにする。
わたくしは一人暮らしを始めてから、料理には一切砂糖を使わないし、
パン焼き機にパン焼いてもらうときにちょびっと使うぐらい。
てなこともあり、なんとなく自分の普段の暮らしからは
「砂糖のありがたみ」はピンと来ない。台所にあたりまえにあるものだから。
でも、足りなくなるとすごく困るだろうなあと思うのだ。
スイーツ=心の栄養・快楽だからね。
さらに砂糖は食品の保存性を高める古来からの食材だ。
油や肉や牛乳がなくてもいいけど、砂糖がないのはやだ。
スプーン印の上白糖の20%は国産の砂糖だけど、
100%国産砂糖を食べて国内産業の支援をしたいわたくし。
こないだうっかりフェアトレードの砂糖買っちゃったけど、
フェアトレードよりも自給の方が大切だ。
でも砂糖は年に2kgくらいしか買わないから、
次に買うのはたぶん年末位か・・・役に立たなくてすんません。
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