新規就農者の野菜販売サイト「新鮮野菜.net」始めました!

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「ほんたべ農園野菜セット」なんちて作ってみよかと思ったけど、
野菜セットができるほどの収量がありましぇん。くくく。



むかーしからあたりまえのことなので誰も疑問に思っていないが、
スーパーで売られている野菜には、誰がどうやって作ったか、
農薬を何回使ったか肥料は何を使ったかなんてことは書いてない。

原産地表示は義務付けられているので「○○県産」とは書いてある。

誰が作ったかわからないものを、皆疑問に思わず買っているのだった。
それがわかるのは「有機JAS認証」を取得している野菜のみである。
その他は防除暦通りに肥料と農薬使って「誰か」が作ったものだ。

その「誰か」は自家用と出荷用を分けて作ってたりする。
「ピカピカの商品」と「そうでないもの」を分けるのは当然のことなので、
わたくしはそれを問題だとは思わない。農業もお仕事だからである。

しかし、「それでいいのですか?」と一石を投じた人たちがいた。
某D社である。

誰がどのように栽培したものか明らかにし、
作り手の写真や畑の情報を野菜とともに届ける流通。
さらに年に一回生産者の畑に消費者を連れて行き相互理解を深め、
お互いの距離を近いものにするため、存在する流通。

それが某D社が当初掲げた理想であり、思想であった。

某D社は、おそらく企業としては日本で一番最初に、
消費者と生産者の顔が見える関係を作り上げた流通である。

もう一つすごいところを言うと、野菜類は全て契約農家の栽培であり、
栽培履歴が提出されていないものはいっさい扱っていない。

これ、他の流通では未だにできていないところのほうが多く、
市場から買って届けてる生協がゴロゴロあるのは意外と知られていない。
すべての作物の履歴がきちんと追えてるってすごいことなのよ。

だって、予定通り野菜が出荷できないなんてあたりまえだもん。
欠品を出すと消費者に怒られるし売上にも影響するから、
全部契約栽培ってのはシステムとしては非常に難しいのだ。

そういうの、もっとアピールすればいいのになーと思うけど、
まあいいか。今言ったから。

さてその取り組みは素晴らしいのだが、ひとつもったいないところがある。

某D社の販売は紙媒体によって行われているため、
提供する情報に時間差があるのだ。

野菜によっては情報誌に掲載後全滅なんてこともある。
その情報をリアルタイムに提供はできない。紙媒体の限界だ。
働いてる時から残念に思っていたが、ここのところはしょうがない。
原稿締め切りはあるし、印刷にも時間がかかるし。

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まだ登録はないですが、鹿肉なんかも売ろうと思ってるです。
農家手作りの農産加工品、りんごジュースやりんご酢、ジャムなんかも
販売していくです。意外とそういう商品の登録が増えていくかも。



ということで。

野菜購入時にリアルタイムの情報が提供できないかなーと思っていた。
WEBで常時新しい情報が提供できる野菜の販売サイト。
更に言うと、そこには新規就農者の野菜がたくさん掲載されていて、
消費者は日本全国の新規就農者から野菜が買える、そんなサイト。

でもそういうサイトを運営するにはお金がかかる。
さらに、野菜を仕入れて売るには倉庫が必要である。在庫管理も大変だ。
そして、手数料をもらうとただでさえお金のない新規就農者の経営を圧迫する。

倉庫を持たず、消費者が直接買えるしくみを取ればいいのはわかったが、
わたくし、お金もないし、ボランティアではそんなのできない。
なんてことで「ほんものの食べものくらぶ」立ち上げ時からあったこの夢は
ずっと塩漬けしてきたのだった。くすんくすん。

んで今年。

4年前にほんたべのHPを制作してくださったWEB制作会社さんが
「それ、作りましょう」と言ってくださったのである。おおお、ほんとですか?
「ほんとですかほんとですか」と思ってたら、ほんとにできあがりましたよ。
わたくしの考えていた通りのポータルサイトになりましたよ。

それが「新鮮野菜.net」である。
http://www.shinsen-yasai.net/
このポータルサイトにわたくし、監修者として参加しております。

農家がこのサイトに参加するには登録をしていただかなくてはならないし、
登録後審査があるし、その審査を通過後は栽培履歴の入力や、
農家情報の登録をしていただかなくてはならないから大変である。

しかしこれを消費者の視点で見てみると。

誰がどのようにどんな思いを持って作ったのか、
買うときにちゃんとわかるのだ。
それぞれの野菜が全て「○○さん」の野菜だ。
まじめに作ってる新規就農者や有機農業を目指している人の野菜だ。
(そういう人のもののみ売りたいと思っとります)

そして、新鮮野菜netはボランティアサイトである。

手数料や掲載料は一切もらわない。だから消費者が支払うお金は
全て農家の売上になる。消費者は農家に直接支援ができるのだ。
おおお、すごいじゃないか。ありがとうWEB制作会社様。

新鮮野菜netは消費者と農家を直接つなぐポータルサイトなので、
注文は農家との直接のやりとりになるし、送料も発生する。
スーパーで買うより確実に手間はかかるし、めんどくさいかもしれない。

登録農家はまだ少ないし、端境期には売るものがなくなることもある。
野菜を一個、二個などの単品で買うと割高になるし、
野菜セットを注文してみたら見たことがない野菜が入ってたりするかもしれない。

なんていろいろ面倒なことはあると思うのだが、あえてそれを、
楽しんでもらえる消費者に参加してもらいたいなあと思ってるのだった。

登録時の審査、栽培計画の審査等、登録農家の審査はわたくしが担当である。
某D社で農家に「夜叉」と呼ばれた経験を活かし、がんばりたいと思うです。

生まれたばかりのサイトですが、今後ともよろしくです。
そして、登録農家を募集しております。審査の出張が増え、
わたくしが貧血になるぐらいの登録があるといいなと思ってるです。

農家登録画面に入れない場合は以下の手順で入ってください。
ご利用ガイド→フォームへのアクセスができない場合→SSLの無効化をクリック

ご登録のお申し込み、お待ちしておりますです!


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プロフィール

ほんたべ

Author:ほんたべ
手島奈緒
おいしい食べものをつくる人を紹介したり応援したりしております。ブログをまとめた著書『いでんしくみかえさくもつのないせいかつ』(雷鳥社)『まだまだあった! 知らずに食べてる体を壊す食品』(アスコム)『儲かる「西出式」農法』(さくら舎)など。現在ハンター修行中。

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