おいしい野菜は八百屋で買おう

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店員さんがやたらと野菜のことを知ってるスーパーもあります。
成城石井の成城店とかすごいです。んでそういう人がいるお店は
鮮度的にもいいものが売ってる気がします。
そういやビオセボンって野菜の鮮度どうなったのかなー。



8月31日って野菜の日なんだって。知りませんでした。
んでその日農水省とか厚労省の後援でJAのイベントがありまして、
そうとは知らず八百屋さんの話を聞きに行きました。

八百屋さんはテレビによく出るチョー有名人のようでした。
地上波の放送はまったく見ないわたくしは知らない方でしたが、
お話が非常に興味深くおもしろく、なるほどと思えたので書いておきます。

八百屋さんは杉本晃章さん。足立区の八百屋・杉本青果店の代表です。
1985年のバブルまっただなかの時代に二代目になりました。

当時は「安い・甘い・新鮮」でなんでも売れたそうです。
1985年というと今から30年前です。周年栽培の野菜は今ほどなく、
野菜のことをよく知っているお客さんがまだいた時代でもありました。

現在きゅうりが一本100円で高い高いと騒いでいるけど、
50年前は10本で250円。10本買うのに1本100円じゃ困るけど、
そもそも今の人は1本しか買わないから1本100円で全然OK!! と
非常に理にかなったことをおっしゃって一気に好感度アップです。

野菜の品数が少ない当時は「少数大量販売時代」。
白菜は3つ縛って売られ各家庭で漬物をつくっていました。
大量に買うと安いのでやたらと保存食がつくられていました。

現在はカット野菜全盛の時代。白菜は半分カットで125円です。
保存食は自分でつくらずに買うものです。なんでもスーパーに売っています。
そして人々は、スーパーで無言でお買いものするようになりました。

知識がある消費者には便利でいい時代です。
スーパーに並んでいる野菜のなかから、おいしそうなものや
鮮度を見極める能力があれば、スーパーはとても便利なもの。しかし、
漫然と野菜を買う消費者にはおいしいものが選べない、とも言えます。

おいしいものを食べるためには努力が必要です。そういう時代です。
ということすら知らずに消費者は野菜を買っているのです。

さて、そこで八百屋の出番です。

「野菜の神様」と言われていた江澤正平さんという方がいます。
大地を守る会でも「野菜塾」を数度開催していただいており、
わたくしは一度だけ「枝豆」の回に参加しました。

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枝豆はそもそもが畦豆といって田んぼのはたにつくるものだった。
関東には醤油蔵がたくさんあったので、枝豆は昔から食べてきた。
関東では豆が太って味が乗ってからのほうが好き。東北は香り。
だから関東よりも少し若い豆が好き。地方によって好みが違う。by江澤正平。
今はそういう好みが平均化され、どの豆も似たような味の気がする。



その知識の深さに圧倒された記憶がありますが、
杉本さんも江澤正平さんと「野菜塾」を開催されていたそうです。

江澤正平さんは「野菜は情報とともに売るものだ。
食べ方も取材して伝えることだ。また野菜は刻々と味が変わるものだから、
きちんと食べて味の違いを知らなくてはならない。春のキャベツでも
3、4回は味が変わる。そういうことを知らない八百屋はダメだ」
とおっしゃっていたそうです。

勉強している八百屋からはおいしい野菜が買えるでしょう。
野菜の走り、旬などの違いも教えてもらえるに違いありません。
八百屋のメリットは会話できることにあります。
野菜のおいしさを伝えることがお金になるのです。

たとえば、お客さんが8月末に梨を買いに来た。5個手に取った。
杉本さんはそれを見ると「3個にしとけ」とアドバイスします。

「梨を5個も買うときょうびの梨はすぐ柔らかくなるから損をする。
今日明日なら3個でじゅうぶん。梨を買わないでこっちを買いな」と
桃でもトマトでも、2個の梨の代わりに差し出すのだといいます。

梨は売れなくても他のものが売れて八百屋的にはうれしいし、
客もおいしい梨と当初の予算内で桃が買えればうれしいでしょう。
スーパーではこういう売り方はできません。

というかスーパーでは梨は3つ入りのパックで売っているので
アドバイスされなくても大丈夫。とわたくしはふと考えましたが、
あることに気づいてゾーッとしてしまいました。

あまり知られていませんが、8月の梨は軸にジベレリンが塗布され、
生育を早めてあります。そういう梨はすぐに劣化して柔らかくなります。
昨今のつがるもそうですが、植調剤を使うと劣化が早くなるのです。

このことを知っていれば大量の梨は買いません。また、
なぜそういうつくり方をするのかという疑問も生じます。
そしてそういうのじゃない梨が食べたいと思うことができます。

しかし。スーパーでは最初から考えるきっかけを与えず
そこにあるものをただ買わせているのです。

目の前に出されたものをただ選ぶだけ。それはなんとなく、
ケージに入った鶏が目の前の餌をひたすら食べるのに似ています。
わたくしたちはスーパーが差し出したものしか食べない家畜。
とはいえないでしょうか。ぞぞぞぞぞぞ。

画一化された規格のものを粛々と売るのがスーパーですから
スーパーにおもしろい野菜が並ぶことはまずありません。

小口の農家の取り引きは昨今ではJAが嫌がることが多く、
大量生産で一定以上のロットのものが好まれます。ということは
ますますつまらない野菜しか売られないということでもあります。

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熊本の直売所に単に「きゅうり」と表示された半白きゅうりが売ってました。
説明しなくても地元の人にはわかる、っつか在来品種ってそういうものよね。
野菜のおもしろさや多様性は都会にいるとわかりづらいです。



日持ちする品種、並べやすい品種、大きさが一定になる品種、
つまりハイブリッド(F1)が主になるのはいかんともしがたいのです。
種の多様性はどこにいっちゃったんだ!! って感じです。

世に野菜はあまたあれど、スーパーに並ぶのはほんの一部。
棚ごとに売上目標があるでしょうから、置いても売れない
個性豊かな地方品種など見つかるはずがありません。

雑多な多様性はスーパーでは許されないとも言えます。

しかし、小回りの効く八百屋では、農家と直接取引ができますから、
変わった野菜、おもしろい野菜を並べることができます。
そういう野菜をお客さんが手に取れば、料理方法その他もろもろ
さまざまな周辺情報をきちんと伝えることができます。

小さな「八百屋」という業態にしかできないことがあるじゃないか。
八百屋おもしろい! というか、これからは八百屋がナイス!!
と、わたくしは考えました。

しかしウチの近所に八百屋さんはありません。
唯一成城石井がそれに近い感じです。ちぇっ! というかわたくし、
そもそもお店で野菜を買いませんでした。あわわわわ。

ともかく、おいしい野菜は八百屋に売っている。
と、今回の講演を聞いてわたくしは思いを新たにいたしました。

八百屋のみなさまにおかれましては、おもしろい品ぞろえと、
楽しくためになる情報提供のほど、よろしくお願い致します。

とりあえず、杉本青果店、行ってみたーい!!!


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【予言】あと20年で「タネありぶどう」絶滅?(泣)

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昨日いただいた電子技法&無肥料無農薬ジベつけのみの高尾。
すげーなー。農薬散布なしでこんなに美しい房になるとは。というか
電子農法をやってる人が山形県にいらっしゃったとは知らなんだ。



大好きなぶどうシーズンが始まりましたよひゃっほう!

心ウキウキでシーズン最初のぶどうを食べて産地に電話して
なんだかとても悲しい話を聞きました(泣)。つーことで、
その悲しい話を書いておきたいと思います。

最近ではお盆過ぎからスーパーで種なし巨峰を見かけます。
現在はシャインマスカットとタネなしピオーネが山積みになっております。
並んでるのはほぼタネなしぶどうです。なぜでしょう。
それはタネありぶどうの人気がないからです。

タネなしぶどうは皮さえむけばつるんと食べられるし、
シャインマスカットにいたっては皮ごと食べられます。

皮むくのめんどくさい! タネ出すのはもっとめんどくさい!!
と言う人のニーズにバッチリ答えた商品だとも言えます。
だから人気があるのでしょう。とくにシャインマスカット。

これはたぶんナスからトゲがなくなったとか、
きゅうりのイボがなくなったとかいう世の流れとも言えるでしょう。
より楽な方、易きに流れるとはこのことでありましょう。

しかしちょっと待て!!! とわたくしは言いたい。

シャインマスカットはタネなしとして開発された品種で
タネありをつくってる人はあまりいませんが、
巨峰はそもそもタネありの品種ですからタネありをつくってる人がいます。

というか、巨峰はタネありのほうが絶対においしいよね、と
ぶどう農家は口をそろえて言いますし、わたくしもそう思います。
意地でも巨峰はタネありじゃないと、と言う農家もいます。

巨峰でなくとも、タネなしとタネありと比較した場合、
すべてのぶどうはタネありのほうがおいしいのです。
デラウェアはタネがない品種だと思ってる人のほうが多いでしょうが、
タネありデラウェアなどはめっちゃおいしいのです。
むずかしいので現在はワイン用でしかつくられていないようですが。

んで、その理由は意外と単純です。

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巨峰よりもおいしいとか言う人が多いタネなしピオーネ。
ピオーネのタネありつくってる人いないかなー食べてみたい。
無肥料だから市販のピオーネよりも粒が小さめ。美しいぶどうです。



タネなしぶどうは花に植物成長調整剤(いわゆる植物ホルモン剤)を
ちみっとつけて、無核化(タネなし)処理をします。
その後しばらく経ってからもういちどちみっとつけます。

最初は無核化、次は果実の肥大目的です。
これによりぶどうの果実はタネなしになり、品種によっては
ピンポン玉のようなでかい粒ができあがります。

タネなし処理をするとぶどうは生育が早まるので、
タネありぶどうよりも2週間ほど早めに収穫できます。
それが本来は9月収穫の巨峰が8月下旬に出荷できる理由です。

タネなしは生育が早いぶんその品種のもつ本来の味が出ない、というか
甘いけど奥の深い味にはならないというか、とにかく、
タネありのほうが香りも味もその複雑さもはるかにすんばらしいのです。
おそらく「タネが入る」という根本的な部分にも理由があるに違いありません。

が、しかし。

頑なにおいしいぶどう=タネありを作り続けてきた、その農家の心が
ポッキンと折れるようなことが起きていると聞きましたのです。

「タネありよりも食べやすいタネなしがいい」by直送販売の固定客。
JAや市場ならば「勝手に言っとけ」的な話ですが、自分のお客さまです。
「種ありのほうがおいしいのに」と思いつつ、しょうがないから
来年からタネなしにすることにした、という人が増えているのです。

なんてこった! ひいいーーーーー(泣)

「お客さまにおいしいもの届けたい」と、言ってみればめんどくさい
タネありぶどうを作ってきたその努力がお客さまの一言で全部無に帰す。
それはとても悲しい話です。他人事ながら立ち直れません。ううううう。

実はタネなしよりもタネありぶどうの方がはるかに栽培がむずかしく
タネありをつくってる人がタネなしをつくるのは簡単ですが、
タネなししか作ったことがない人がタネありをつくることはまずできません。
というかぶどうの木自体を変える必要があるので不可能と言ってもいいでしょう。

つまり一度タネなしをつくり始めたら元には戻れない、ということです。

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タネありの安芸クイーンは無肥料無農薬ではむずかしいらしくて
単為結果もしてたりしてこんな大きさ。ですが味はすばらしい!!!
無肥料無農薬でもタネなしならきれいな房ができるんだってのも
新たな発見。ってことはタネありをつくるのは相当むずかしいのでしょう。



わたくしがスーパーでタネありぶどうを見つけるのがむずかしくなるかも、
と予言した2012年からたった5年でこのようなことになるとは(泣)。
「タネありぶどうとタネなしぶどう、どっちがおいしい?」

今後は「農家直送販売」でもタネなし傾向は加速していくのでありましょう。

というかその農家に「タネありのほうがおいしいって人のほうが特殊」と
言われました。わたくしはすでに「特殊な人」なのです。ううううう。

タネありぶどうが絶滅するのにあと20年もかからないでしょう。
今こだわってやってる農家もすでに60代。農業できるのあと20年。
この世代がやめたら「タネなししかつくれない」世代しか残らないからです。

今のうちにタネありぶどうを食べて「いい思い出」をつくっておこう。
それにしても悲しい世の中になったもんです。


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シャインマスカットとマスカット香とわたくし

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ぶどう界のスーパースターになりつつある「シャインマスカット」
ちゃんとしたマスカット香が強く出てるものやそうでもないものなど
バラつきがまだかなりあります。お値段なりということのようです。



「香りの立つもの」が好きだ。

独特なフレーバー(食べものを口に入れて空気が鼻に抜ける際に感じる香り)を
持つものが大変とても好きなので、すっぱいすももと評価の低いサンタローザ
(熟すと洋梨のようなフレーバーが出てくる)が大好きと言ったりして
すもも農家に「味がわからん変なやつ」と思われたりする。

ワインも日本酒も、もったりした田舎臭いフレーバーのものはダメで、
華やかな、花のようなスパイスのような香りがあるものが好き。なので、
味重視の方々にやはり「味のわからんバカなやつ」と言われる。

某D社時に担当したりんご農家がつくっていた「アキタゴールド」という
マイナーなりんごは、熟すとクローブのようなフレーバーを持つりんごで、
わたくしだけが「すげーおいしいから増やして!!」と感動して提案したが
皆の賛同は得られなかった。もちろん増えもしなかった。

農家の皆様にはわたくしの嗜好が変だとわかっていたらしい。

「華やかな香り」にヒジョーに弱いわたくしが、
さらに弱くなってしまう香りが「マスカット香」である。

マスカット香はその名のとおり、大変高価なぶどう
「マスカット・オブ・アレキサンドリア」様が持つフレーバーだが、
アレキ様の血を引くぶどうでも出たり出なかったりする。

マスカット香を持つぶどうには「ルビーオクヤマ」「甲斐路」などがあるが、
天候や熟度によって強く出たり出なかったりして
そういう不安定な香りなのか気難しいのか技術の問題かは不明だ。

甲斐路からマスカット香なんて感じたことないんだが、ある人いるんだろうか。

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去年生まれて初めて食べた「タネありオリンピア」。
タネなしならまだしもタネありはほぼ稀少品。「幻のぶどう」と
言われる通りでめっちゃおいしかったなー。もいちど食べたい。
これはハネ出し品で形悪いけど、それでも激ウマでした。



さて、マスカット・オブ・アレキサンドリアは高温多湿の日本では
作りづらい「欧州系ぶどう」で、これらは病気にも雨にも弱く手間がかかる。
ということもあり、欧州系ぶどうはおおむね高級品である。

欧州系ぶどうに対してアメリカ系ぶどうというのもあって、
これは病気に強く作りやすいが独特の香りがあり「狐臭」と呼ばれる。
なぜキツネ? どんなニオイなんだか不明だ。

現在日本一の栽培面積を誇り儲からなくなってきたぶどう「巨峰」は
欧州系ぶどうとアメリカ系ぶどうを交配してできた品種だが、
これを筆頭とする巨峰群(藤稔とかピオーネとか)の香りはとてもよく似ていて
わたくしのバカな鼻にはピオーネと巨峰の香りの違いがわからない。

わたくしにとっては「安芸クイーンも高雄も全部巨峰じゃん!」って感じだから
「スーパーの売場には巨峰しかないじゃん!!!」ってのが最近までの話。
そんな日本の巨峰群まみれのぶどう界に、マスカット香華やかな
すんばらしい品種「シャインマスカット」が登場した。

さて、わたくしがシャインを初めて食べたのは2007年か2008年の12月である。
「12月まで貯蔵できるぶどうがあるよ。味見してみる?」と食べさせてもらったのだ。

12月にぶどうが食べたいかどうかは別として、貯蔵性の高いぶどうは
当時はスチューベンしかなかったから、これはイケる! と思った。
その時食べたシャインマスカットはひたすら甘く香りもなく、
砂糖を食べてるみたいだった。

2年後、再びシャインマスカットを食べたときには
マスカット香はそんなにしなくて、しかも甘くもなかった。

ルビーロマン
今一番食べたいぶどう「ルビーロマン」。昨年は一房1万円とかだった。
これはまだ色が来てないので小汚いけど、ピンポン球くらいの玉になり
ルビー色になる。親が巨峰群だからやっぱり狐臭がするのかしら。



黄色くなるまで熟すと甘いけど香りがなくなる。だから早くもぐのだが、
そうすると味が乗らないと農家は言う。さらに、
熟度に応じてマスカット香が出たり出なかったりするらしい。

意外と気難しいなー。だったらルビーオクヤマのほうがいいなー。

当時のわたくしは「タネありぶどう推進派」であり、
ジベ処理でタネなしになるシャインマスカットにとくに愛は無かった。

そうしたら、3年ほど前ふと気づくと、スーパーのぶどう売り場が
シャインマスカットまみれになっていたではありませんか。
その拡散(高接ぎ?)力の速さにぶどう界の絶大な期待を感じたわたくし。
巨峰以来のスター選手登場!!!って感じだ。

デビュー当初は400g程度の小房だったが最近は800g位の大房になり、
黄色かった果実が緑色に、そしてどんどんでかくなってきた。

この緑色を保持するためにぶどうにかける袋には青い色がついている。
黄色くすると商品価値がなくなるのかな。でも熟度がわからないよな。
さらにマスカット香の出方にはバラつきがありアタリハズレが大きい。
マスカット香を出せる人と出せない人がいるのかもしれない。

そして昨年。わたくしは生涯最高のシャインマスカットを食べたのである。

糖度は17度とたいして高くないのだが、マスカット香が強く、
うまみがあって、いくらでも食べられてしまうこのシャインを作ったのは、
以前「60歳からのすんばらしいぶどう栽培」で紹介した五十嵐晴夫さんだ。
http://hontabe.blog6.fc2.com/blog-entry-340.html

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マンソン仕立ての改良型。果実ひとつに葉っぱが何枚と
ちゃんと数えられてしかも作業性が良く、葉におひさまが
じゅうぶんに当たるというすんばらしい仕立て。
これが味に影響してるんじゃないかと思うわたくし。



なぜこんなにおいしいのか。本人は「土づくり」だと言う。
土がもっとできてきたらますます味が良くなると言う。
わたくしは改良マンソン仕立てによる葉数の確保が理由かもと考えている。

タネありぶどう推進派としてはあんまりにも悔しいので、
タネありのシャインマスカットも食べてみたが、なぜか
マスカット香が薄く「うんうんおいしいね」とは思うが
ぼんやりした味で、わたくしは愕然としてしまったよ。

タネあり推進派、五十嵐さんのシャインに完敗。。。。うううううう。

しかし全てのシャインマスカットからこの強烈なマスカット香がするかというと
そうではなく、うっすらとしか感じられないものもある。
おいしいくだものはつくる人によるのよね、ということがよくわかる、
技術があからさまになってしまうぶどう、シャインマスカット恐るべし!!! 

ということで、ここんとこ毎日五十嵐さんのシャインマスカットを食べ、
食べてる間、世界にはわたくしとシャインマスカットとマスカット香だけ
という忘我の世界に没頭している自分はやっぱり変なのかと思ったりしております。

そして最近では「シャインマスカットはおいしいからジベつけOK!!!」などと口走り、
知り合いのすもも農家に「なんちゅうことを。ダメじゃん、それじゃあ」とか言われ、
「タネありぶどう推進派」としての立場が危うくなっているわたくしですが、
決して「タネありぶどう」をおろそかにしているわけではないことを
ここに宣言しておきます。キリッ


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規格外品だけを欲しいと言われても

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収穫したばかりの原木しいたけ。へんてこな形のやつ、
ちっこいの、バカでかいのは規格外。原木しいたけって規格外できやすそう。
そう考えると菌床しいたけって正品率良さそうだなあ。



某D社時代に担当だった産地に行ってきたです。

わたくし産地担当時代に担当の果樹産地の仕入れ値を
9月中旬から始まる果物天国(売る方にとっては地獄)をクリアするため
ことごとく値下げしていただいたことがあったです。

当時は天候が良かったせいか果物の市場価格がめっちゃ安くて、
スーパーの価格が安いと某D社の果物は売れないから、
値下げによる販売促進をするしかなかったのだった。

しかしまあ、そんなことはすっかり忘れていた。

そう言えばこの交渉過程でわたくしに「夜叉」というアダ名が付いた。
わたくしは二つ名を持つ女である。

んで、約10年ぶりにその思い出話をされ「うひい」と思ったわたくし。
「値下げしたから売れたじゃん!!」とか思っても、
農家には売れたことではなく値下げの思い出だけが残っているのだった。

その際、わたくしは価格を下げていただいただけではなく、
出荷規格も整理させてもらった。たぶんきっとおそらく
いろんな人に嫌われていたのだろうなあと思ったりする。

「有機だから」「無農薬だから」虫食いだらけでいいとは思わないし、
食べておいしい大きさのものを出荷してもらいたいじゃありませんか。
ある程度の見た目の良さはどんなものでも必要であろう。
だって、それなりのお値段を払って購入していただくのだから。

なんちて。今さら言ってみたりするわたくし。

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夜叉というアダ名はこのベリーA作ってる農家がつけてくれました。
大幅値下げしてもらったあげくあーでもないこーでもないと言ったせいか、
「可愛い顔してるけど、やることは夜叉だ!」だって。 んー。うれしいような。
悲しいような。今も仲良しだけど。



さて、出荷規格とは大きく分けて「見た目」と「大きさ」という
2つのものさしがあり、基本的にどちらもクリアしたものが
お店で売られている。

時折「小さいもの」が安価で売られているのを見かけるが、
「バカでかいもの」「虫食いだらけのもの」「病気のもの」は
売られているのを見たことがないので、
商品価値があるのは「小さいもの」だけなのだろう。

農家も「小玉ができちゃったから売ってくれない?」とは言うが
「バカでかいのができちゃったから売って」とはあまり言わない。
でかいものは生理障害が起きている可能性が高くクレームの可能性があるし、
基本的にはそんなにおいしくないことが多いからだ。

例えばじゃがいもは一個350g以上になると中心に空洞ができやすく、
そこが褐変したり、空洞ができなくても中黒という症状が出やすくなる。
さつまいももバカでかいものは中が黒くなりやすいのだ。

「でかい=チッソ分が多かった」という場合もあるから、
腐りやすかったりもする。内部が充実しておいしくて
しかも大きなものというのはなかなかないのだ。
その野菜本来の味を70%程度に薄めた味というようなものになったりする。

でっかくなるけど障害があまりなくておいしいもの、
問題ないものと言ったら、人参とズッキーニくらいかな? 

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非常にわかりやすい例。秋映の贈答用。きれいだねー。
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秋映の正品(出荷用)。色のばらつき、若干のサビなどで
贈答にはならないの。贈答は色がきれいじゃないとダメなのね。

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規格外品。ジュースになったりパートのおばちゃんや知り合いにあげたり用。
サビとかキズとか変形とか色が悪いとか小玉とか。
贈答と比較してみると「規格外ぶり」がよくわかるかも。



さて、最近はあまり聞かなくなったが、時々
「出荷規格外の野菜(果物)を安く売ってもらえれば
消費者にはとてもうれしいし、農家の支援にもなるわよね」とか、
「規格外品だけなら安くて売りやすいから出荷して」
とか言う流通・小売・消費者がいる。

たぶん善意のひと言なんだろうと思うが、
これを言うと農家には意外と嫌がられる。

試しに農家にそう聞いてみよう。皆困ったような顔をするはずだ。
「そうだねー」とあいまいな返事をされるかもしれない。
「規格外品が売れるなんてラッキー!!! めっちゃうれしい!!!!!」
みたいな反応を期待していたら、肩透かしを食らったような気になるだろう。

実は規格外品だけを段ボールにちまちま詰めて
やすーい価格で出荷しても全然割が合わない。
手間と暇と段ボール代と送料は正品と同じだけかかるのだ。
だから規格外品だけを出荷したがる人はあんまりいない。

「正品のついでに規格外品も買ってくれたらちょっとうれしい」って感じだ。
「規格外品作るために農業やってるんじゃねえからよう」と
非常にしばしば言われたが、これが農家の本音であろう。

だから「規格外品だけ欲しい」と言ってくる某社の悪口を
わたくしはあちこちの農家から聞いている。
農家にとっては「正品作ってなんぼ」なのである。

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長野まで取りに行った小玉りんごをマルシェで売ったことあります。
「小玉をいちいち分けるの面倒だしさー、規格外と一緒とジュースにした方が楽」
とか言われることが多くて、出てこないのよね、小玉りんご。
でもりんごって小玉がすげーおいしいのよね。



コンテナに入れて置いとけばジュース屋さんが取りに来るとか、
近所のレストランが欲しいと言うからちょびっと持って行くとか、
遊びに行ったら「ハネ出し持ってって」と大量に持たせてくれるとか、
(↑これ、すげえうれしいけど)
農家における規格外品の扱いは「出荷する」ではなく
「取りに来たらあげる・売ってあげる」てな感じだろうか。

なんて思ってたら。

某D社が規格外品を商品化したらしい。
おお、渋る(絶対に渋ってるはずだ)農家をどうやって説得したのか。
日頃の信頼関係の賜物か、某D社。すげえなー。

内容を見たら「キズりんご」「でかいさつまいも」とか書いてあった。
キズりんごは障害はないと思うが、でかいさつまいもはどうかな。

中黒だいじょぶなのかなー。


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そのスムージーは大丈夫? その2 くだもの編

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山の中に自生してるのを農民が収穫し出荷してたのがバランゴンバナナ。
最近はちゃんと栽培するようになって大きなバナナが来るようになったけど、
山の中から採ってきたちっこいのの方が味が濃くておいしくて好きだなあ。



バナナは遠く海外から船に乗って日本にやってくる。
そしてバナナにはむかーしから農薬が大量に使われている。

30年ほど前、フィリピンに留学してた友人に
バナナ農園の農薬散布と、そこで働く人たちの健康被害の話を聞き、
当時わたくしは貧乏でバナナは買えなかったから「買えなくてよかった!」と思った、

某D社に入社していろいろな文献を読み漁った後は
本格的にスーパーで売られているバナナを食べるのをやめた。

農薬などの問題のほか、児童労働や労働搾取など、
バナナにはいろいろと問題が多い。
市販のバナナを買うことでわたくしはこれらの問題に加担することになる。
養殖エビを食べるとマングローブ林を破壊するのと同じだ。

バナナをフェアトレードしているオルタートレードジャパン(ATJ)が
まだ小さな会社で、バナナは宅急便でしか注文できなかった1993年頃、
某D社の社員何人かでバナナをよく共同購入した。

久しぶりに食べるバナナはとてもおいしくて幸せな気持ちになった。
なによりも、自分の支払ったお金がフィリピンの農民の自立に役立つと思うと
お金の使い方としては間違ってないよなと思った。

今では某D社でもバランゴンバナナや有機バナナを取り扱っており、
欲しい時にバナナが買える。良い世の中になったものよのう。

なんてことは置いといて。

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最近の防除暦では最後の止め消毒に使う農薬は毒性がそれほど強くないもの、
どひー!そんなの使うのう? 的なものは使われていない。コワイ農薬は
だいたい梅雨前に使われている。それがけっこう残ってたりするのよね。



バナナは遠くの暖かい国で青い状態で収穫され、
船に乗って遠く日本までやって来る。

青いバナナは移動中に追熟して黄色くなる。
そして、輸送途中にカビや病気にやられないよう、
収穫後農薬が散布されている場合がある。輸入柑橘と同じだ。

収穫後農薬はTRZとイマザリルであることが多く、
どちらも名だたる発がん性・催奇形性物質である。

これらは表示義務があるから使用した場合は表示されてるはずだが、
表示自体をあまり見かけない。ひょっとしたら散布されてないのか、
あるいは、スーパーが表示を忘れてる可能性がある。

入港したバナナは検疫を受け、虫がいたら燻蒸される。
燻蒸剤は青酸ガスのこともあるが、臭化メチルが主らしい。

臭化メチルはオゾン層を破壊する物質のひとつで、
土壌消毒剤など農業での使用は禁止されているが、
検疫時の燻蒸はフツーに行われている。

臭化メチルで燻蒸すると、作物には臭素が残留する。

これはバナナだけではなく輸入くだもの全般に行われている可能性がある。
海外の害虫は水際で阻止しないと日本で繁殖されたらおおごとなのだ。
しかし表示義務はないのでどこにも表示されていない。

ってこと、知ってました? 

IMG_6577_20140423081833656.jpg
桃を皮ごと食べる人がいるけど、桃ってちっこい毛が生えてるでしょう。
つるつる滑らないから農薬がきちんと留まって、けっこう残るの。
袋をかけて作ってる山梨の桃は問題ないけど、無袋の桃は
皮食べないほうがいいと思うなー。
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輸入くだものを恒常的に食べると、これらのものを摂取する可能性がある。
バナナしかり、柑橘類しかり。ベリー類やチェリー、ぶどうも同じだ。
だから輸入くだものを選択する際は「有機」を選んだほうがいい。
有機農産物は燻蒸をされると「有機」と言って売れなくなるからだ。

さて、不安のタネは輸入くだものだけではない。

国産のくだものに散布された農薬は主に果皮に残っている。
残留農薬基準値は「全果」で検査されるので、
残留農薬は基準値以内になる。皮の農薬が果実で薄まるからだ。

食品衛生法で決まっている基準値以内なら販売しても大丈夫なので、
売られているものの残留農薬はゼロではないと思った方がいい。
ほんの少しだから気にしないと言う人には何の問題もないが、
気になるのなら皮はむいたほうがいい。

よく「皮はむいた方がいいの?」と聞かれるが、
残ってるか残ってないかなんてことは調べないとわかんないし、
食べてもただちに健康被害はないからなんとも言えない。
言えるのは、残留農薬はゼロではない可能性があるってことだけだ。

さてそんなことを考えてみると。

スムージーにりんごは皮ごと入れる。そしてバナナは必須食品らしい。
国産くだものには旬があるから、日々くだものを摂取しようとすると
輸入くだものを使わざるを得ないこともあるだろう。
さらに、グリーンスムージーには小松菜かほうれん草が入る。

うーん。うーん。
ほんとに健康的な飲みものなのかなあ。

gazou 022
6月下旬になるとすももが出荷されるけど、すももはスムージーには
使わないのかな? 酸っぱくておいしそうだけど。
でもまあ、そのままかぶりついたほうがおいしい気がする。



植物の酵素をそのまま取り込めるすんばらしい飲みものと書いてあるが、
原料によっては不安のタネを毎日飲んでるのと同じだと思うなあ。

ということで。

バナナは有機のもの、りんごは減農薬栽培のものを選んだほうがいい。
小松菜やほうれん草はあったかくなってきたら入れない方がいいと思うな。
梅雨に入ったら硝酸態窒素の数値はうなぎのぼりである。
光合成しないからね。暑くなると生育が早まるしね。チッソ吸い放題。

ということで、夫には「そんなもん絶対作らん」と言いました。
悲しそうにしてました。くくくくく。


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そのスムージー、大丈夫?

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作ったことなかったのでスムージーを作ってみました。
家に菜っ葉がなかったのでレタスで。減量中なのでバナナとりんごの糖分が
ことのほかおいしゅうございました。水をいれるのを失念してたので
スプーンですくって食べました。ますます流動食っぽい感じ。



ある日、夫が言いました。

「スムージー作ってくれよう~」
す、スムージー? な、何で?

人間には咀嚼するための歯があるのに、
なぜ流動食のようなものをあえて飲まなくてはならないのか!
歯がある間は噛め! と思ったわたくし。当然スルー。

しばらくしてもう一度夫が言いました。
「スムージー作ってくれよう~」 

2度も言うということは相当作って欲しいらしい。
んで、少しスムージーについて調べてみた。

何年か前から周りに「スムージー飲んでる」という人が増えており、
からだにいいとかお肌にいいとか言ってるのをちらほらと聞いていた。
何を入れるのか聞いたら、バナナとりんごなどのくだものと、
小松菜やほうれん草、水菜などの菜っ葉と水、と言う。

ええええー。生の小松菜? ほうれん草? マジ?
ほんとにからだにいいんですか、それ。
と思ったが、言わなかった。余計なお世話だもんね。

そして今回調べてみて「スムージーってほんとにからだにいいのかなー」と
ますます思っているわたくし。その理由はふたつある。

1.菜っ葉を生で食べること
2.輸入果物を使うこと&皮ごと食べること

まず菜っ葉を生で食べる事について

gazou 023
ほんたべ農園のかぶの葉。最初に葉っぱをぐわーっと茂らせ、
その後根っこが太ってきます。ぐわーっと大きくなってるまさにその時に食べるのが
菜っ葉。生の菜っ葉、とくにほうれん草にはシュウ酸というアクもあるしで、
昔から日本人は茹でて食べてきたんだけど、何で生が流行っているのか。



菜っ葉の生育期間は45日程度と短い(春~秋まで)。
本来植物は花を咲かせて種をつけ、繁殖することが目的で生育している。
菜っ葉は生育初期に収穫して食べるが、ここに微妙な問題がある。

植物が体を作っている段階を「栄養成長」という。
「栄養成長」の期間は体を作るチッソ分をよく吸う。
繁殖の準備に入ると「生殖成長」に代わり必要な肥料が変わってくる。

通常チッソはアンモニア態窒素という形で与えられており、
これが土壌中の微生物によって硝酸態窒素に変わる。
植物は硝酸態窒素を吸収し、光合成でたんぱく質に変え、からだを作る。

硝酸態窒素が多くても、土中にあれば植物はそれを全部吸ってしまう。
消費しきれない場合は自分のからだにそれを貯める。
未消化のチッソが多いと虫がきて病気にもかかりやすくなるから
農家は農薬を散布してそれを予防する。

菜っ葉には平均して10(成分)の農薬が散布されている。
生育期間で割ると1週間に一度の農薬散布と考えてもいい。

で、何が良くないか。

まず硝酸態窒素。
これは体内で発がん性物質に変わるといわれており、
大量に摂取して牛が死んだ例などもある、意外と危険な物質である。

gazou 038
厳寒期の露地栽培で地面にはいつくばって寒さに耐えてるほうれん草。
硝酸態窒素の残留加減は葉の色でわかるとか言う人いるけど、わかりません。
冬場の菜っ葉はおおむね糖度が高く硝酸態窒素残留は少なめ。
スムージーに入れるなら冬だよねと思うけど、冬は飲んじゃいけないんだってね。



雨が降って光合成ができなければ一時的に残留値は高くなるし、
ちゃんと光合成すれば低くなる等の不安定な物質だから、
日本では残留基準値は定められていない。

そもそも菜っ葉は伝統的に茹でて食べるものだから、
茹でれば硝酸態窒素はお湯に溶け出し問題なくなる。てなこともあり、
硝酸態窒素が話題になるのは「有機肥料が危ない!」とか
「有機農業は環境を破壊する!」とかで有機農業を攻撃するときだけだ。

しかしここ数年、日本人は菜っ葉を生で食べるようになった。

生で食べることを推奨した人たちがこのことを知っているのかどうかは不明だ。
知らないのかなー。牛や乳児に事故の例がたくさんあるんだけど。

菜っ葉の不安は硝酸態窒素だけではない。
もうひとつ、残留農薬もある。

最後に何をまいてるか防除暦がないので不明だが、
農薬によっては残ってる可能性が高い。
基準値以内とはいえ、残留農薬はゼロではない。

農家によっては有機リンや合ピレなんかまいちゃってたりするかもしれない。
これらの農薬は洗っただけでは落ちないこともある。

んで、スムージーとは、硝酸態窒素と残留農薬の可能性のある菜っ葉を
くだものとガーッと混ぜて飲むものである。

んー。ヤじゃないですか?

gazou 011
キャベツやレタスは生育期間が長いため、硝酸態窒素の残留は少なめ。
グリーンスムージーには菜っ葉って決まってるみたいだけど、キャベツとか、
レタスとかでもいんじゃないかと思うんだけど。なにか決まりがあるのかな?



硝酸態窒素だけ考えてみても、夏場の小松菜やほうれん草には
控えめに言っても4000~5000ppmくらいの残留があるはずだ。
ハウス栽培のものは残留が多いことが知られている。とくに水菜は。

ちなみにEUの硝酸態窒素の残留基準値は
ルコラが7000ppm、ほうれん草は3500ppmである。

ルコラに高濃度で残留していることがわかったのは最近のことらしい。
7000ppmってのは相当な数値だが、吸いやすい野菜なのだろうか。
でも乳幼児は食べないからこれぐらいでいいだろ!的なざっくりした基準らしい。

ルコラ以外の菜っ葉の基準値がないのは、
ヨーロッパには小松菜はないからだよね、きっと。

さてこのように菜っ葉を生で食べることのリスクついてだが、
皆さん、認識してました? 
推奨している人たちは、少量だから平気って考えているのかもしれない。
もしかしたら知らないのかもしれない。

そしてそして。
これを飲んだ人たちは、ほんとに体調が良くなってるのかな?

良くなってれば問題はない。でも変化がないのなら、
ちょっと考えたほうがいいかもしれない。菜っ葉だけじゃなくて
くだものについてもどうかなーってところがあるからだ。

んで、文字数が多くなったので、くだものについては次に書きます。


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プロフィール

ほんたべ

Author:ほんたべ
手島奈緒
おいしい食べものをつくる人を紹介したり応援したりしております。ブログをまとめた著書『いでんしくみかえさくもつのないせいかつ』(雷鳥社)『まだまだあった! 知らずに食べてる体を壊す食品』(アスコム)『儲かる「西出式」農法』(さくら舎)など。現在ハンター修行中。

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