日本一手間のかかる味噌仕込みました

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この日はなぜか女優の木内みどりさんがいらしていて、
農家の母ちゃん観察報告をしてくださいました(役作りらしい)。
いつにも増しておひるごはんがチョーごちそう! 母ちゃんたちと記念撮影。
我々はチョーごちそうおひるごはんをありがたくいただいたです。うひっ。

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それがこれ。千葉県の郷土料理・切り口が絵になる太巻き寿司。
金太郎アメみたいだけどそれをごはんと具で作るのよね。
も、すごい技なのよね。



いやー。できましたよ、味噌。っつか、仕込みましたよ、味噌。

種まき後のあまりの欠株に人数分大豆が確保できるんか! と不安だったけど、
ギリギリ足りました。ほんとに良かったです。

前日入りしないで当日朝から大豆ゆでてゆだるんか!と思ったけど、
集合時間の1時間前にはゆだってました。ほんとに良かったです。

どういうわけだか茹でた大豆の重量カウントを間違ったけど、
大きな問題はとくになく、サクサクと進んだです。

それもこれも、受け入れ先のさんぶ野菜ネットワークのおじさま方、
事務局の花見さん、そして毎回うまい料理を作ってくださった
さんぶ野菜ネットワークのかあちゃんたちのおかげです。

ほんとにほんとにありがとうございました。
感謝の嵐でございます。

8月に種をまくところから始め、3月の味噌づくりまで、
自分たちの味噌をつくる原料大豆から作っちゃおう!というこの取組、
前回は茨城県で開催してそのときも相当楽しかったけど、
今回もかなり楽しかったです。

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大豆を茹でるのにガス屋さんで借りたでかい釜が優秀で
火力が強いっつーか、なんかあっという間に茹だった感じ。
文明の利器ってすばらしいわね。

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品種のせいなのかゆであがった小糸在来が夢のようにおいしかった。
甘くて次々口に放り込みたい感じ。これでできた味噌、
どんな味になるのかなー。楽しみだなー。

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土曜日に開催することが多くてあんまり参加できなかったのは
おばさん、土曜日に学校があることを知らなかったから。
みうちゃん、大きくなって一人で大豆と麹混ぜてました。



さて、先日NHKで「牛肉争奪戦」なんて番組やってましたが、
中国の飼料爆食問題はかなり以前からの話で、
トウモロコシ価格の高騰も中国のせい(だけじゃないけどね)と
言われておりました。

のほほんと「穀物は輸入してれば安いからOK!」的な
ニッポンの常識はかなり危うくなっていると言ってもいいでしょう。

コメはいいけど大豆他の穀物は、穀物相場が高騰すれば
泣くしかない、食べものの価格が上がるのを見ているしかない、
それが穀物自給率の低い国のネックです。

食料安全保障を考えれば、国産穀物を作らないといけないのは
あたりまえの話で、だからこそ補助金がたくさん準備されております。

昨今では輸入穀物のほとんどが遺伝子組換えになりつつありますから、
遺伝子組換えはヤだなーと思っても毎日食べている、それがニッポンの現実。
そして食べてないつもりで絶対食べてる、それが穀物。

すでに選り好みできない状態になっていると言ってもいいでしょう。

なんていう現状のなか、自分の味噌の豆を自分で作るというのは、
地味だけど非常に前向きな行動だとわたくしは考えております。

スーパーに行けばピカピカの大豆が入手できる世の中なのに
なんでまたあえて自分で作るわけ? と言われるとアレですが、
そりゃ「楽しい」からです。理屈じゃなくて「楽しさ」です。

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ポリ袋で大豆と麹を混ぜるとすごーくよく混ざるです。
ほんたべ味噌づくり20年のノウハウをご伝授いたしました。

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器に入れた味噌の表面を焼酎(35度)に浸した和紙でぴっちり覆う。
これによってカビは味噌本体に生えず、全部和紙の上に来るという
ほんたべ味噌づくり20年の技を(以下同文)。



フツーにタネをまいても全部芽が出るわけじゃないとか、
夏の草取りは暑くて死にそうだとか、
しゃがんだり立ったり中腰で作業したりすると二日後に足が死ぬとか、
中耕機がすばらしいとか、脱穀機ってほんとにすばらしいとか
選別ってめっちゃ大変ですぐに飽きちゃうとか、
正品にならない大豆の多さとタカラヅカを比べてみたりとか。

そういうことは作ってみないとわからないものだし、
作ってみて初めて「ピカピカの大豆」ってすげー貴重品なんだ!
なんてこともわかるわけです。

聞くよりも見るよりもやってみた方が絶対楽しいのです。

そうやって作った自分の味噌は世界にひとつしか無くて、
その味噌を一年間お味噌汁で食べ続けることができるなんて
ほんとうの贅沢と言ってもいいような気がするけど言い過ぎ?

ともあれ、今回も自己紹介とかゆるーい感じだったこともあり、
この人こないだもいたけど誰だっけ? なんて感じでしたが、
仕事とか、住んでるところとかあんまり関係なくて、
なんとなく「何ヶ月か一緒に作業した仲間」的なゆるいつながりも
この味噌づくりのいいところだと思っているわたくし。

次に会うときにはきっと「わ、お久しぶり!」なんて感じになり
ずいぶん以前からの知り合いみたいな気がするに違いないのです。

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千葉名物「おっぺし芋」別名「きぬかつぎ」。
蕗味噌を付けて食べました、蕗味噌がうまいのなんのって!

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花見先生手作りのスモークチーズ。これがまためっちゃうまいの。
料理のできる男、花見くん。かっこいいよなー。

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おひるごはんお料理の数々。ネギと桜えびの天ぷら。
あと人参のかき揚げとか里芋のかき揚げとか。里芋んまかったなー。



一緒に作業して同じ時間を過ごし、一緒に作った大豆で味噌を作った。
そういう仲間が何人か東京近辺にいると思うと
これまた楽しいじゃありませんか?

来年もさんぶ野菜ネットワークの畑をお借りして味噌づくりします。

新しいゆるーい繋がりがそこでまた生まれて、
味噌の輪がなんとなく広がっていく。そういうのがいいなと
ドライなわたくしは考えております。

一年間ほんとに楽しかった。7月にまたお会いしましょう。

そうだ。同窓会も企画しなくちゃ。
手についてる菌と環境によって味が変わる。なんてのもまた
すげー楽しいのです。

一粒で何度も楽しい味噌づくり(五七五)

おお、いい句ができたんじゃありませんか?


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【日本一手間のかかる味噌づくり】選別終わりました

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今回は畑ではなく某D社事務所でやりました。
午前中で終了~。意外と楽ちんだったなー。



8月にタネまきして草取りして収穫して脱穀して、選別。
いやー、来月は味噌づくりですよ。月日のたつのは早いものよのう。

今回の大豆は8月のタネまきってこともあるせいか小粒が多く、
紫斑病が少なく、正品率が意外と高いのだった。
しかし正品率が高くても小粒が多いので収量は稼げない。

穀類における粒の大きさは収入に直結するのだなと痛感したわたくし。

そして某D社勤務時に小豆農家が「メッシュを0.5ミリ小さくしたい」と
担当に電話をかけてきてたことが走馬灯のように頭をよぎるわたくし。

メッシュというのは豆の大きさを選別する網のことである。
0.5ミリ(だったっけな)小さくすればひっかかる豆が増えるから
収量が上がるのだ。うーん、あの年は小豆が不作だったのだろうか。

ま、いいか。

豆農家なら機械でバババーっと選別できるのだろうが
ちまちまとヒトが選別するのはけっこう大変である。
選別機がなかったころはこれをヒトがやってたのかなー。
大量の豆を夜なべして選別する自分を想像して頭がクラクラするわたくし。

文明の進歩ってすばらしいわね。

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黒豆班と小糸班に分かれて選別。黒豆って紫斑病とか
わからないよなあ。この人たちははじかれた豆。

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正品の豆。やっぱきれいですね。
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お菓子の箱の蓋を使って選別しております。
時折おしゃべりしてはすぐに無言になるって感じで、みなさんマジメです。
くだらない話でゲラゲラ笑うなんてことがあんまりありませんでした。



さて【日本一手間のかかる味噌づくり】は来季も開催される予定のため、
今回「来季用のタネを採る」というミッションも課されていた。
選別した正品の中から、更に大粒で揃っていて
美しく瑕疵のないものを選別しなくてはならない。

これは「自家採種」と言って農業の基本でもある。
おお、すごいじゃないか、自家採種。すばらしい、自家採種。

苗半作とよく言われるが、タネの出来がいいのが前提の話だから
タネが良くないとその年の作柄は全然ダメなのだ。

だからタネ採りとは大変とても重要で、
へなちょこなタネを選ぶと欠株だらけなんてことになりかねない。

しかしそうなったとしても自己責任である。
だって選んだの自分たちだもん。
「あんたのせいじゃん!」とは誰にも言えないのだった。

などという責任重大な作業をちみちみと地味ーにやっていたら
山形大学の江頭先生に在来種の取材をしたときのことを思い出した。
江頭先生はとても興味深い話をあれこれされたのだが、
非常に強い印象を受けた言葉がひとつあった。

それがこれ↓
「タネ採りは昔から女衆の仕事でした」である。

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来年のタネ用。粒揃い、美しいです。タカラヅカのトップスターのよう。
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味噌になる用。選果基準は「その豆で味噌作りたいかどうか」で
みんなちょっと厳し目に選別したかもなー。

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味噌になれないカビ、ワレ、虫食いの人たち。合掌。
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それぞれ2kgずつタネ用の大豆採りました。
10時スタートで終わったのは1時。意外と早かったなー。



種苗メーカーがタネを作って販売する以前は、
個々の農家がタネ採りをしていた。
タネは買うものではなく採るものだった。

「タネ採り」は翌年の家族の収入や食料を左右する重要な作業である。

良い種を選別しないと野菜や穀物がきちんと育たないかもしれない。
そうなると家族が飢えることにもなりかねない。
だからこそ、家族の台所を受け持つ主婦がタネ採りをした。

冬の間、女衆は夜なべして翌年のタネを選り分ける。
地道なこの作業は力仕事が自慢の男衆にはできない。
「タネを採ること」に必要なのは、
「家族を守る」という愛情なのだった。

うおう! それは大変だ。

来季の大豆がうまくできなかった場合は、
我々の愛が足りなかったってことである。ぐぐぐぐぐ。

7月にタネまきし、8月に畑に行って欠株だらけだったら
「愛が足りなかったのだなー」と反省しなくてはならないのだ。
取り返しがつかないけどしょうがないのだ。ううううう。

なんちて、7月の話よりもとりあえず来月の味噌づくりが先である。

ってことでみなさん。来月またお会いしましょう。


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【日本一手間のかかる味噌づくり】脱穀、終わりました

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皆さん、寒い中お疲れ様でした!
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駐車場にちょこんと置かれてるこの大きさを見て
「ありー? 前のとぜんぜん違う」と思ったわたくし。
しかし小さいなりの割に大変働いてくれたです。



脱穀。それは大豆を大豆の茎や殻から外す作業のことであります。

カンラカラに乾いている大豆を茎ごと脱穀機に入れて
バババババーっと機械を回せばあーら不思議、豆と殻が分かれたわ。
文明ってステキ。脱穀機ってほんとに便利よね。
人間は干しといた大豆を茎ごと機械に通すだけなんだもん。

というのが、3年前石岡で味噌づくりをやったときの脱穀。

石岡ではJAで脱穀機を借りて大豆の脱穀をしたせいもあり、
わたくし、脱穀機とは世間一般全部同じものだろう的な
単純な思い込みがあったことを反省しております。

まだまだ修行が足りません。

昨日さんぶ野菜ネットワークの駐車場にいた脱穀機は
茨城のものとは姿形も大きさも全然違っており、
豆袋を装着する場所もないと、ひと目見てわかった。

「前のやつどうだったっけなー?」
違うことはわかるがはっきりと思い出せないわたくし。

盛大な音を立てて動き始めてすぐに、豆袋はくっつかず、
大豆だけを選別する能力がない脱穀機だとわかった。
そしてそもそも大豆の脱穀機ではないことを知った。

「大豆用の脱穀機持ってる人いなくてさ。これ落花生用」

さすが、千葉、さすが、落花生の国である。
落花生産地には落花生用の脱穀機だよなあ!

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ハネがバリバリ回ってますからね。最初はビビって茎ごと。
そしたら茎が全部落っこちてきたので、次からは豆だけにしたです。
2回めは効率よく粛々と終わりましたよ。

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大豆を入れるとこんな具合に吹き飛びますが、
手前に大豆がよく落っこちてます。その落っこち度によって
回転数を変えるという。なるほどー。

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豆がたまってくると横のダンボールの蓋をあけて豆を出します。
殻、茎、殻に入った豆、豆が出てくるので、これを再度選別するです。
しかしこれ、落花生の脱穀どうやってんのか見てみたい。



落花生の茎は柔らかいから、脱穀機には
畑で干したものをそのままごそっと入れればいいらしい。
それで脱穀してくれるのだった。
落花生は殻付きだから、殻を割る必要もない。

遠目に見てなんとなくざっくりとした作りだなあと思ったが、
よく見ても「千歯こき」を便利に機械化したものって感じで
あまり何と言うか「スンバラシイ構造」ではないのだった。
(なんちて。脱穀機に失礼だろうか)

この落花生用の脱穀機で大豆を脱穀するとどうなるか。

大豆を茎ごと入れると茎と大豆の選別はできず
豆が落ちるところに茎もバラバラとそのまま落ちる。
殻だけ弾き飛ばすってのもかなり難しく殻ごと大豆が落ちてくる。
盛大に吹き飛ぶ豆殻のなかに大豆も混じって吹き飛ぶ。等々。

大豆用の脱穀機とはかかる手間が全然違うのだった。

ニッポンの農機具とは大変すばらしく進化しており
作物別に特化して(大豆専用、コメ専用、落花生専用等々)
作られているのだなあとしみじみ感心したわたくしである。

ということで、機械でバババババーっと一息、とは行かず、
機械で脱穀した後、豆と茎を選別、さらに手作業で殻を外し、
さらに箕であおって小さなゴミを飛ばす等の3手間かけて脱穀終了。

収量は以下の様になりました。


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黒大豆を脱穀したところ。この後殻を排除する一次選別。
その後小さなゴミを取る二次選別。んで、次回の選別って感じかなー。

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機械から出てきた大豆を箕に入れてちみちみと殻を割って大豆を取り出し中。
「このあたりで大豆作るとだいたい2俵かなー」だって。
あんまり大豆に向いてない土地なのだね。

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機械班と手作業班に分かれましたよ。手作業班は
ペットボトルでちみちみ叩いて殻外し。地味だけど確実な仕事。



黒大豆 14kg
小糸在来 6kg 合計20kg。


面積は3せだから、えーとえーと、反あたり60kg強。
い、1俵強ってこと? 少なーい(泣)

この正品率がどれくらいになるのか、来月の選別後に決定だ。
けっこう虫が入ってたからさらに減る可能性ありだ。

まあ、いいか!

味噌ができればいいのだ!!!!!



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【日本一手間のかかる味噌づくり】第4回・収穫のご報告

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今回は忘れずに集合写真撮りました。ほっ。
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この日、山武界隈で霜柱がたったの2回めとかで、今年は遅いらしく。
でも日差しはもうすっかり冬な感じ。大豆もカラカラ。



8月に種まきした大豆が、早いものでもう収穫である。
あたりまえか。それにしても月日が経つのは早いものよのう。

45歳を過ぎてからは坂道を転がり落ちてるような気がするが
60歳とかになったら月日のたつ早さはさらに加速度を増し、
ジェットコースターの下り坂くらいになるのかしらん?

それはそれでめっちゃ楽しいかも! なんて思ったりする今日このごろ。
なんちて。それはともかく。

今回の大豆は種まきが遅くて8月であった。だから収穫も遅くて12月。
んで大豆は枯れ上がってしょぼしょぼしてて、
なんとなくもの哀しい感じがしたんだけどこんなもんか。

前回石岡で開催した際にはまだ青々とした葉が残ってたけど、
11月の収穫だったからかな。

さらに収穫してみたら思った以上に少ない感じで、
豆もなんとなく小さいのだった。
登熟期間というか生育期間の短さが影響しているのだろうか。
次回脱穀をしてみて収量の少なさにびっくりするのかもしれない。

しかし見た感じでは紫斑病・カビ等は目視できず、
もしかしたら正品率が高いかもしれないなあなんて思ったりもする。

紫斑病を調べてみたが、生育の全ステージで感染し発病するらしい。
降雨が多いと感染もひどくなり収穫期に降雨が多いと発生が増加する。

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小糸在来という在来品種。ちょっと緑色がかってる感じ。
6粒ほど持って帰って食べました。とくにフツーな感じでした。

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黒大豆のほうが収量がいいので、小糸にするか黒大豆にするか、
味噌を作る際にはリクエストを取ることになるのかな。
石岡と違ってでかい釜がないので、どちらかひとつになるかも。

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我々が借りた3せの畑では根粒菌はついてなかったけど、
もうひとつの畑にはついてた。んー。チッソが多かったのかなー。

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種まきした秋野菜は虫に食われまくりで、残肥が多かったのか、
そもそもチッソが多い畑だったのか不明。しかし久しぶりに見たなあ、
こんな虫食い。来季は土壌分析診断をやるべきかも。



つーことは。

今は目視できなくても乾燥中に発生するってことかな?
脱穀した豆を見るのが楽しみである。

さてせっかく大豆を作っているのだから大豆について調べてみた。

平成24年度の大豆の自給率は8%。飼料用を除くと25%である。
主な使用目的は豆腐(58%)、納豆(14%)、味噌醤油(10%)、煮豆惣菜(9%)と続く。
http://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/daizu/d_tisiki/#Q1
(農林水産省 大豆のまめ知識より)

この国産大豆で何丁の豆腐ができるのかな?
豆腐一丁を作るのに必要な大豆は75g~90gなので
国産大豆19万9,900トンの53%である10万5,947トンを80gで割ってみた。

13億2,400万強の国産大豆100%豆腐ができることになるけど、
実際には100%じゃないものもあるだろうからこの数字は意味ないか。

一世帯あたりの一年間の豆腐の消費量は74.5丁(総務省統計平成16年)、
5日に一回豆腐を食べてる感じだが、まさにわたくしがそうである。
日本人は意外と豆腐を食べていないのかもしれないね。

現在のところ大豆の84%が水田転作畑で栽培されていて、
転作奨励金とかが出ているのだろうと推測する。

10aあたりの平均収量は165kg。ってことは2.75俵。
3俵弱と言ってもいいかもしれない。少ない気がするがそんなもんか。
有機栽培で作ると正品率が低くなるため、もっと少ないんだろうな。

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「まあまあよくできてるのもあるねー」と岩井さんが言ってました。
良かったです。でもきっと収量は悪いです。足りるといいけど。

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猫車(と言ったら笑われた。一輪車と言うらしい)で大豆回収中。
前回は大人の補助が付いてたけど今回は一人で押せた。
大きくなったなあ。(しみじみ)



以前石岡で栽培した時は無農薬(ほぼ粗放栽培)で96kgだったから
成績的には割合と良かったのかもしれない。ただし正品率は低かった。

大豆を1俵栽培するのにかかる生産費は19,323円だが、
昨今の大豆って1俵いくらで売れてるんだろう。
平成24年の落札価格は8,145円/60kg。
不作だった昨年、25年産は14,168円である。

これはこのまま農家手取りにはならないが、交付金はいくらぐらい出たのかな? 
昨今政策がコロコロ変わるので、以前の知識が全く役に立たなくて
大豆のことはさっぱりわからないのだった。

今年の国産大豆の作柄はどうかな? まだ見当もつかないが、
いずれにしても国産大豆は貴重品というのは間違いないのだった。

自分たちで作った無農薬(粗放)大豆で味噌を作るというのは
かなり貴重な味噌ということになるだろう。

おお、すごいじゃないか!

【日本一手間のかかる味噌づくり】って後で考えたらなんか
大仰なタイトルだったかなーとかちょっと反省してたけど、

これでいいのだ!  


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【日本一手間のかかる味噌づくり】第三回・草取りやりました


草取り後3週間ではほとんど草が生えておりませんでした。
夏草シーズン終了!


ってことで、すぐに終了しちゃった草取り。

ってことで、中耕機体験しております。機械って便利で早いね。

かるーくやってるように見えた中耕も土寄せも、実は土がずっしり重くて
意外とはかどらないのでした。いやはや。手作業は大変だわ。



8月に種まきしてはや3回。欠株にも雨にも負けず草を取り、
10月11日の2回目の草取りは意外なほど草がなく、
種まきしたり農機具使ったりのまったりした一日になったです。

夏草がはびこるのは6月から8月まででそこから先は
秋の草にスイッチするのでしょう。
そう言えばほんたべ農園にもなんか違う草が生えてるわ。
ほとんど取ってないけど。

大豆は相変わらず欠株のままで(あたりまえか)、
これについて何人ものプロ農家の方から
「これじゃプロはダメだよね」「どうしちゃったの?」等々の
コメントをいただいたのですが「わかりません」としか言えないわたくし。

まき時期か、タネか、旱魃か、在来品種だったからか。
どれも理由になりそうだけど、隣に播種した黒豆はほぼ芽を出したから、
在来品種とまき方の問題かもなーと思ったりしております。

前回「大豆のタネまきから味噌づくりまで」を開催した石岡では
大豆のタネまきは遅くとも6月下旬までで、
それ以降は実ができないと言われたが、
今回の山武では通常でも7月中旬らしい。

千葉では早くまくと木が茂ってしまい(栄養成長が強くなるってことかな?)
結果的に収量が減ると言われるとそうかもなとも思う。
大豆についてはその地域ごとにいろいろ違うのだった。


第一・第三土曜だと参加できない美雨ちゃんが初参加。
いやー、大きくなってました。オバサンそのぶん年取ってるのね。


前回まいたラディッシュがこんな大きさに! さすが二十日大根!

相変わらずていねいなタネまきの指導をしてくださる富谷さん。
「ていねいにしないとたくさん採れないよ」。うぐぐ。ぐっさり胸に突き刺さったぞ。


畑に空きスペースをこさえてもらって、再度タネまき。
次回の収穫の際には菜っ葉摘み体験ができるでしょう!



まあすべての作物がそうかもしれない。
その土地々でタネまきの適期は全然違うってことよね。

さて今回も空きスペースに秋野菜のタネをまいたが、
けっこうスペースがあったので、ちょっと欲が出たわたくし。

「苗を定植するのは無理かなあ?」と聞いてみた。
即座に「無理」と言われがっかりするわたくし。

山武市は千葉なのに冬が激寒らしいのだった。

わたくし的に、千葉といえばあったかいイメージがあり、
春キャベツの産地でもあるため、三浦半島と変わらないのかと勝手に思ってたが、
それは銚子とか外房の話で、内陸部は冬季はフツーにマイナスになる。

ブロッコリーは1月まで、それ以降は凍ったり溶けたりしているうちに
全部ダメになってしまうらしいのだった。

埼玉北部でもブロッコリーは3月まで平気なのに
(どちらかというと蕾が開いてダメになるパターンだが)、
どんだけ寒いんだ! 山武! って感じだ。

さんぶ野菜ネットワークの代表・富谷さんによると
「宇都宮の気温とほぼおんなじらしいんだよ。寒いんだよねー」だって。
実は石岡とそれほど変わらないのかも。


毎回おおごちそう作ってくださるさんぶ野菜ネットワークの山本さん、富谷さん。
芋天と人参かき揚げを揚げ中。ごちそうさまでした!


春に収穫した人参と今畑にある人参の葉っぱでかき揚げ。
いやー最高に美味しかったっす!!! 


自家製味噌と自家製野菜のお味噌汁は滋味溢れる味で、
すげ元気でます。正しい日本のお味噌汁!って感じです。


てなわけでごちそう食べてたら試食用に収穫した枝豆のことを失念。
おいしかったけどまだちょっと若い感じ。食べごろは再来週くらいかな。
どっちにしても食べられないけど。



ということで、これからどんどん寒くなるし、
なんか台風きてたしで、大豆の実入りがどうなるか少し心配。

そうは言っても12月には予定通り収穫を行うです。
秋野菜も収穫できるでしょう。きっと。そしてそれで
味噌汁とか作って食べたりすると楽しいかもしれない。

日本一手間のかかる味噌づくり、あと3回。
ケガなく元気よくがんばりましょう。

次回の「収穫」は12月7日(日)の予定です。


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日本一手間のかかる味噌づくり第2回「草取り」のご報告

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いつものことですが、畑で記念撮影をし忘れておりました。
終始雨がなんとなーく降ってる中での草取り、お疲れ様でした。

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草取り前。カメラの設定間違えてピンぼけですんません。
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草取り後。きれいになっております。どうでもいいけど欠株がひどいのは
小糸在来という在来品種の発芽がイマイチだったから。
最終収量が気になるところです。ううううう。

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草取り後、中耕。根っこに空気を送って生育を促し、
1kgでも多く収穫量を増やすぜ! って感じでやる気まんまん。
中耕って意外と雑でいいのだね。なんとなくしみじみびっくり。



誰にでもできるけど中腰で何時間もしなくちゃならなくて、
ものすごーくくたびれるしつまらないから皆が嫌がる作業、それが草取り。

「なぜ草を取らないといけないのか、どうせ生えてくるのに」
なんて思っても言ってはいけない、それが草取り。

都市生活者が思うより、農村における草の地位は低く、
ミツバチや天敵を涵養するなんてことはほとんど考えられていなくて、
草とは「見つけたら速効で抜き取るもの」である。

わたくしが以前担当していた農家の畑には草ひとつなかった。
ただひたすら美しい地面が広がっていた。
とくに埼玉県、愛知県界隈に顕著であった。

彼らは人の畑に行っても、草を見ると反射的に引き抜く。
他人とか自分とか関係なく、とにかく「草」については脊髄反射的に抜く。

「草、悪!」そんな意識がひしひしと伝わってくるふるまいなのである。

しかし、草が生えてても気にしない農家もいる。

自嘲気味に「駄農」とか言って笑っててもオーケイだ。それは
そもそもその土地にながーいこと住んでいて農業をやってるからとか、
畑が自分の土地だとか、さらに地域の有力者だとかで、
そういう「何か」がないとそんなことはなかなか言えない。

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「100倍返しの草」と呼ばれる強害雑草「豪州有田草」。ちっこいタネが葉軸に
いっぱいついてて、引っこ抜くとこれが全部落ちてまた芽を出す。
レーキでこそげ取るとタネが全部落ちるからめっちゃめんどくさい。

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抜いた草は全部畑の外に出さねばなりません。また生えてくるからね。
草取りを経験すると「除草剤って便利だなー」と必ずチラリと脳裏をよぎりますよ。
「いやいや、イカンイカン!」なんて頭をフルフル振ったりしますよ。

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なぜ草をはやしてはいけないか、草を生やすとはどういうことか
いろいろと教えてくださった指導係の岩井さん。ありがとうございました。

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なぜ草をはやしてはいけないのか、草を生やすとはどういうことか、
教えながらも手がめっちゃ動いていた指導係の富谷さん。ありがとうございました。



例えばこれが新規就農者だったりすると大変である。

畑が草ぼうぼうになっていると、地主は畑を貸さなくなったりする。
自分だけならまだいいが「だから新規就農者に土地貸すのヤなんだよ」
なんて言われると、その土地に新規就農者は入りづらくなる。

ってな感じで「草取り」ってものすごーく大事なのである。

いかに素早く取り除くか。近隣の農家の方々の心がざわめかないよう、
心安らかでいられるよう、常に努力しなくてはならない。
なんて思っててもわたくしの農園は草ぼうぼうだ。
隣のおじさまごめんなさい。

さて、今回大豆のタネまきをした千葉県の山武市あたりではとくに、
草は生えていてはいけない存在である。
一粒草の種を落とすと、その先何年も芽を出すことから、
「孫子の代まで草は祟る」とまで言われるらしいのだ。

近隣の畑を見ても、ほとんど草は生えていない。
ここでは「自然農法」「草生栽培」なんてのはできないのだ。
地面を貸してもらえるとかどうとか以前の問題なのだ。

その草を草取り体験のためにひと月放置させてもらうという、
さんぶ野菜ネットワークの担当者にとっては針のむしろ的なことを
今回我々は決行していただいたのだった。

ありがとうございました。ううううう。

035.jpg
今回中耕機を使わせていただきました。意外と取り回しが難しい。
足ざっくり行きそうで見てるほうが怖かったっす。

042.jpg
空いてるところに冬野菜のタネまきをしましたです。
富谷さんに教わったやり方がものすごく丁寧で、自分のタネまきと全然違ってて、
緑の指以前の問題だったのかもとか思って、なんかすげショック。



大豆栽培の指導をしてくださっている農家の方々も、
すごく、というか、一番というか、草を取ってくださったのだが、
反射的に「取らなくてはならない!」と脳から指令が出たのではないだろうか。

一畝だけ「一か月放置するとどれぐらい雑草って生えるのかなー?」的な
かるーい気持ちの実験してみて死ぬほど草が生えてた部分の
草取りを全部してくださって、ほんとにほんとーに申し訳なかったです。

ともあれ、ものすごーくキレイに草がなくなった畑で、
来月11日に再度草取りをするのだ。
3週間でどれだけ草が生えるのか。またご報告いたします。

なんてまた言ってます。すみませんすみません。


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プロフィール

ほんたべ

Author:ほんたべ
手島奈緒
おいしい食べものをつくる人を紹介したり応援したりしております。ブログをまとめた著書『いでんしくみかえさくもつのないせいかつ』(雷鳥社)『まだまだあった! 知らずに食べてる体を壊す食品』(アスコム)『儲かる「西出式」農法』(さくら舎)など。現在ハンター修行中。

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