フレーバーの誘惑

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官能的なフレーバー「マスカット香」を持つ高級ぶどう「ルビーオクヤマ」。
ちょっぴり渋みがある年もあるけど、それがまた大人の味。マスカット香を持つぶどうは
それほどなくて、このフレーバーがあるというだけで高級感てんこもりです。



例えば、フルーツとナッツの入ったバターケーキを食べたとき。

バターの風味、ドライフルーツの香り、ナッツの食感、
それぞれの味が混ざり合い、それはそれは美しい音楽を聞いているような
そんな気持ちになったりします。コーヒーがあれば、もっと幸せです。

このとき、わたしの舌が感じているのは、お砂糖の甘さと
ドライフルーツの酸っぱさ、コーヒーの苦さのみ。人間の味覚は、
甘い・酸っぱい・苦い・塩辛いの4つしか感じることができませんのです。
(日本人のみ「うまみ」を感じるという説あり)

ドライフルーツやナッツを食べていると認識できるのは、鼻のおかげ。
のどから鼻に移動する空気(内気)で、私たちは食べもののにおいを感じています。


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名前にマスカットを冠してるわりにマスカット香はめったに出ないネオマスカット。
これだけの色合いになるまで樹におけば、それなりに香って来ますが、
市販のものはもっと緑色で出荷されてます。ネオマスの本当の味が出るのはこの時期。
でも、スーパーにはもう売ってない…悲しい事実。



ためしに鼻をつまんで何かを食べてみるとわかります。
自分が何を食べているのか全くわからなくなりますよ。
薄い塩水と味噌汁との区別もつきません。おいしいとも感じなくなります。

「鋭い味覚」とよく言いますが、実は舌ではなく嗅覚が鋭いってことなのですね。

そのすんばらしい器官である鼻。
外に向かって無防備に開かれているところは耳と同じように思えます。

でも、耳は塞げます。さらに入ってくる音を選別することもします。
何かに集中すると聞こえなくなることだってあります。
聴覚は大脳が管理しているから、そういうことが可能です。

しかし、鼻は塞げない。死んでしまうから。
拒否しようとしてもにおいが入り放題に入ってくるのが鼻。


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これも「マスカット」の名を冠している品種「マスカット・ベリーA」。
それこそ人気なくて、今や淘汰品種。完熟すれば巨峰よりおいしいというベリーA。
最近は生食用ではなくワイン用ぶどうとか言われ始めたベリーA。がんばって欲しいベリーA。



鼻から入ってきたにおいは、ざっくり言うと、
嗅球という器官から大脳に伝わり、分類され認識されています。

バラの花のにおいとか堆肥のにおいとか、高校のときつきあってた
男の子のにおいとか。においの記憶で、安心したり心地よくなったりします。
経験に基づいたその「におい」は情動と強く結び付いています。

特定のにおいを嗅ぐと、記憶がフラッシュバックすることもあります。

また、赤ちゃんは母親のおっぱいのにおいを嗅ぎ分けることができます。
どころか、母親も自分の子どものにおいを嗅ぎ分けられるのですから、
鼻にはにおいを感じる以外の役割があることをそこはかとなく感じさせますね。

さて、その威力のもとは鼻の奥にあるもうひとつの器官「ヤコブソン器官」。
これが、原始的な脳である大脳辺縁系に直接結びついています。

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ほんのりとマスカット香がしないでもないロザリオビアンコ。
ジベレリン処理をしてある種無のロザリオが一般的。でも種ありのおいしさを知ると、
そんなものは食べられません。店頭に並んでいるものの色合いはまだ若いので、
ロザリオを選ぶ際は黄色くなってるのを見つけて買うのがお勧めです。



大脳の影響を全く受けることなく、爬虫類の脳で、
知らない間に私たちはいろいろな判断をしていると言われます。

俗にフェロモンとか呼ばれるもの、人間の本能に根ざしたものが、
このヤコブソン器官に左右されています。

女学生の寮で月経周期が同期するとか、多数の男性と一緒にいると
月経周期が安定するとか、排卵時の女性はにおいの好みが変わるとか。

実は女性は男性の体臭で繁殖を判断しているという実験結果も出ており、
人間って実はにおい(感知できるもの・できないもの)にものすごく
左右されてるんじゃないかと思わずにいられませんのです。

てな性的志向における嗅覚の役割は大変面白いのですが、
それは置いといて。

りんご1
りんごにも不思議なフレーバーを持つ品種があります。「こうたろう」は、
何とも言えないフレーバーがあるりんご。その他アキタゴールド(スパイス臭)や、
完熟の王林にもすばらしい芳香がありますよ。そういう王林はお店には売ってないけど。



こんなことをくどくどと書いた理由は、
実はわたくしがフレーバーフェチだからでございます。

フレーバーとは、鼻をくんくんさせても感じない香り。
食べものを口のなかに入れて、噛み砕いて初めて立ち上る香気で、
空気がのどから鼻に抜けるときに感じられるもの。

たとえばサンタローザというすももの洋梨のような芳香や、
だだちゃ豆のナッツのような香り、シェリー樽で寝かせたワイン、
ヒューガルテンホワイトの小麦とコリアンダーの香りなんかがもう、
あああ、ダメダメやめて~ってくらい大好き。

食べものの嗜好は、かな~りこのフレーバーに左右されている…
そう言っても過言ではありません。

わたくしのようにことさらに特徴的な香りが好きなタイプと、
そうじゃないタイプに分かれるとは思いますけど。

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すもものくせに洋梨のフレーバーを持つサンタローザ。今年もうまかったです。
それにしても、ニッポンの果物はおしなべてフレーバーが出る前に収穫され、
店頭に並んでるものが多いです。いい果物屋さんを探すのが先決って気がしてきました。



しかしですね。
中にはフレーバー(というかにおい)に鈍感な人がいるのも事実です。

常日頃、ご家庭に合成香料のカタマリ(芳香剤とか)を置いていたり、
化粧品や整髪剤などを常用していたり、清涼飲料水を飲んでたり。

つまり、合成香料にさらされていればいるほど、
自然な香り(フレーバー)を感じる能力は落ちて行きます。

今やどんな香りでも合成できるようになった、素敵に便利な世の中。
さらに、どんなものにも香りをつけることが可能です。

その香りは天然のものよりわかりやすく、強力で刺激的、しかし、
天然の香気成分とは似て非なるものでしかなく、
天然の成分と同じパワーを持つことはありません。

自然が準備してくれた、それぞれのものが持つ香り、
それらをめいっぱい感じながら生きるのと、そうでないのとでは
人生の楽しみが少し違うような気がします。

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アロマセラピー用のエッセンシャルオイル。それぞれに効能があります。
風邪のひき始めにはティートリーやユーカリ。気分がふさぐときにはクラリセージ。
軽いやけどにはラベンダーなど。合成香料にはこういった効能はありませんです。



くっきりとした刺激的な香りが世に満ち溢れている理由は、
清潔志向が強すぎて、イヤなにおいを嫌う人が多くなってるから?
消臭なんて本当に必要なのかしらん? 

そう思うのは、カメムシのにおいが気にならないわたくしだけなのかな。
ヒトの自然な香りを感じる能力が落ちる一方な気がする今日この頃です。

しかし、頃は秋。
「アタシを食べて!」と官能的な香りで動物を誘惑する果物の季節です。

本能に突き動かされてその誘惑にうっかりのってしまう楽しみ。
食べてうっとりする幸せ。
そういった官能的な体験が、12月上旬まで可能です。

フレーバーフェチとしては、ヨロコビに打ち震える2カ月間。
みなさまも、ぜひ、鼻の奥をひくひくさせてお楽しみください。


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台風後、秋冬野菜のことを考えてみた

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本日のほんたべ農園になぜか二匹いらっしゃったナナホシテントウ。
バジルの葉っぱでひなたぼっこしてました。



いや、すごい台風でした。雨、風、どちらも。

皆さま、被害はなかったですか?

さて、東京では最大瞬間風速27mと聞くに及び、
知り合いの方々のりんごは大丈夫かしらんと大変心配しておりました。

なにしろりんごは風速15mの風で落っこちるのです。
落っこちなくとも風に回されて傷がつきます。

ちょうどこの時期、収穫できるりんごはつがる位。
中生種が出てくるまで、あと10日位かかります。

まだ青いりんごを台風に備えて採っとくなんてことができませんから、
落ちたらジュースにするしかない。ああ大変、どうしよう…。
てな心配をしておりましたが、長野・山形は大丈夫だったようです。

ともあれ、良かった。しかし、関東の畑作では大きな被害が出ております。

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台風前。完璧だあっ!と思ってた支柱でございましたが…。
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へなちょこ度160%くらいですかね…倒れてます(泣)。ナス、へちょへちょです。


23日のニュースでは、群馬の高原レタスに病気が大発生し、
価格が急激に上がっていると報道されていました。

病気を農薬で抑えていたところ、この大雨と大風です。
一気に発症したのだろうなあと思いましたです。
関東の野菜が出てくる11月までは、長野・群馬の高原野菜が主ですから、
今後、野菜の高騰が心配です。すでにレタスは昨年の1.3倍。

茨城のレタス一箱8,000円の再来か?! 恐ろしや~。

10月下旬から出荷開始の関東の野菜の話題は
今んとこ出ていませんが、おそらく高原に負けず劣らずの大被害でしょう。

何しろ、千葉・埼玉・三浦半島あたりも大風が吹いていました。

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オクラに立ててた支柱がどんだけ回されたかの図。直径7センチ位の大穴が開いてました。
そりゃ葉っぱが傷むはずだわ…。オクラが大きくならないはずだわ…。



人参などは、ちょうど10センチくらいの大きさになったとこ。
水に流されてるかもしれません。また、定植したばっかの
キャベツやブロッコリーの苗は、根本からぐるぐる回されてるはず。

体力のない苗時の傷は、菌が入りやすいため、
慣行栽培の農家は、おそらく昨日・今日は農薬散布。
「とりあえずまいとけ」的な農薬(…なんだろうなあ…ジマンダイセン?)
ひと株ごとにシャーッと「ファイト、一発!」まいてると思います。

こういうとき、農薬って便利。治療効果があるものもあるし、
有機許容農薬でも殺菌剤はあるし、まかないよりはたぶん
絶対に被害は少ないと思うのですよ。

でも、方針として「絶対農薬まかない」農家の人々は
「しょうがないよね~(苦笑)」でおしまいなのでした。ううう。
御苦労さまです。

皆さんの被害が少なかったことを心より祈っております。

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非常に順調だったオクラの株がポッキリいってました。悲しい…。
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でも折れた先が枯れてなかったので包帯してみた。がんばってくれ~!!


さて、関東どころか、冬場の大型野菜産地、静岡・愛知も
台風が直撃しておりましたですよ。こうなると、
冬野菜(キャベツ・ブロッコリー)も高いままってな可能性大でございます。

すでにして、北海道は今年の夏は雨が多く、
じゃが玉人参が不作という情報が入っております。

じゃがいも玉ねぎは3月下旬までは北海道産が主になりますから、
「とっても安いの、じゃがいも!」などと言ってられなくなるかもしれません。

そしてそして。

11月頃、また「お野菜がお高くてね~」的な話がニュースで話題になります。

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風で支柱にすれまくったナス。こんな傷がついております。
病気みたいだけど病気じゃないのよね。でもここから傷んだりするのよね。
もったいないから天ぷらにして食べました。美味でございました。



「お野菜が高いと困るのよね」と言う奥様がニュース画面に登場されるでしょう。

「高くないじゃん!」と某D社の仕入れ担当がニュース画面と会話するでしょう。
(誰もしないかもしれませんが、多分わたくしはします)

でも、ここでちょっと考えてみてはどうでございましょう。

でっかい台風がひとつ日本縦断するだけで、野菜が高騰する、
これはどういうことなのか。

ニッポンの食料は、非常に脆弱な基盤の上に成り立ってるってことです。

自分たちの食料をじゅうぶんに自給できないことの危うさ。
それを私たちが実感できるのは、野菜が高騰する時だけなのです。

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本日の収穫。最後のインゲンとちびっちゃいオクラとすれたナス。
あああ、インゲンが終わっちゃった…悲しいよう。



この際、キューバみたいに空き地に野菜植えちゃったりするとか、
プランターや米袋で野菜を自給するとか、TPPに反対するとか、
原発に反対するとか、いろいろ考えてみてはいかがでしょう。

野菜が安くて当たり前な時は気づかないことを、
この台風が教えてくれるような気がするわたくしです。

あ、あと、蛇足ですが。

ほんたべ農園的な台風15号の教訓は

「支柱を立てても葉は傷む」でした。

ナス、終了です。るるる~(ToT)


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台風前のほんたべ農園

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コリアンダーの花が咲きました。人参の花に似てます。科が同じだからかな。
南京虫のニオイがすると有名な実は、乾燥するとオレンジっぽい香りになります。
発芽率が悪いため、自家採種して10月に種まきします。パクチー大好きなんですよ~。



台風15号が沖縄近辺をぐるりんと一周し、関東に向かうらしいです。

まだまだ収穫中のオクラとモロヘイヤ、いんげんを守るため、
支柱を立ててきましたです。

なにしろ、40代後半のオバハンの手抜き支柱ですから、
前回の台風時には倒れて大変なことになったわけです。

順調に採れてたツルムラサキの支柱がボキボキ折れちゃって、
自分の重みで人様の区画に入ったりして、
それをぐいっと戻したらまた支柱がポキンと折れちゃったので、
重みの原因である本体を半分以下に切り戻して、
再度収穫できるようになるのに1週間とかかかっちゃったりしたわけです。

てなわけで、台風が来ると大変なのでございますよ。

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これが南京虫臭を発生中のコリアンダーの若い実。実はわたくし、
カメムシのニオイとか嫌いじゃありません。このニオイも別に~って感じ。
人に言うとイヤな顔されます。何かおかしいのかも…大丈夫か、自分。

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6月下旬山梨に行った際に購入した「秋ナス」の苗が、知らない間にこんなに大きく。
なぜかというと、黒豆(枝豆)の陰に隠れてて、豆を片付けるまで全く見えなかったのです。
ほったらかしでここまで育つとは…もしかして「愛」は関係ないのだろうか…?


とくに「まだもうちょっと採れてて欲しいの」という欲があると、

「絶対に倒れない支柱」とか、もっと言うと、

「絶対に折れないナス」とか「倒れないオクラ」が欲しくなりますよ。
まあそんなもんはないんですけど。

そんな感じで、へなちょこ支柱を立てましたとも。

実は、台風というとナスには悲しい思い出があるのでございます。

2007年の台風では、それまで大変順調だった秋ナスが、
風に回されボロボロになって終了したですよ。

おそろしいほどに順調で、8月中旬に切り戻して、さあこれから!ってときに。
ボロボロになって終了。この悔しさ。言い表せません。

でもね。天災なんだから。
台風め!とか思っても、しょうがないのです。

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アブラムシが発生したので「もういいか」と思って切り戻したナスが、
なぜか復活。追肥もやってないのに花が咲いて実もつくし「なんだかな」って感じ。
やっぱり作物にわたくしの「過剰な愛」は全く必要ないのだろうか…? 



たった15平方メートルの家庭菜園でも、
これほどまでに台風が気になるのですから、
本職の方々のお気持ちはいかばかりか等と思ったりするのですが、
某D社時、担当してたりんご農家も、その他畑作の人々も、そう言えば
「しょうがないよね」って言ってらっしゃいましたよ。

我が身のことになって初めてわかるその「しょうがない」気持ち。
台風だもん。ほんとに、しょうがないんだよね。

当時は「あああ、大変でしたね~」とか言ってはおりましたが、
おそらく心底わかっていなかったのだなあ…等々と、
今さら心底反省してみたりしているわたくしです。

すみましぇんでした。皆さま。

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オクラに立てたへなちょこ支柱。支柱ごと倒れるような予感が少し。
隣のいんげんの方が危険な気がするけど、物理的にどうすれば倒れないのか
よくわかんないので、一か所だけ補強しました。倒れないことを神に祈るのみ。



ついでに言うと、2007年はオクラも全て風でなぎ倒され、
その後、ナナメ45度位にかしいだ樹からオクラを収穫しました。

一応その後半月ほど問題なく収穫できたので、
オクラって強いよなあ、と感心した次第でございます。

実はわたくし今年は、オクラの後作に不耕起で
キヌサヤとスナックエンドウを植え付けようとしております。

これら豆類が成長してきたら、オクラの枯れた樹にまきつかせ、
支柱がいらないっていうすんばらしい創意工夫(ネタは木嶋利男さんの本)。
なんかすげえ「自然農」っぽいじゃありませんか。

でも思想とかそういうの全く関係なく、省力化のためでございます。

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台風の前にってことで、穂ジソも取って来ました。塩漬けにします。
こういうちょびちょびした薬味系が自給できるのって、ヨロコビっすよね~。
おにぎりとか、漬物とかに入れまくります。



キヌサヤは「アタシ、とにかく巻き付きたいの!!」って性質がある作物。

ネットをはって、ひげが巻き付く場所をたくさん準備しないといけないのです。
で、その巻き付く場所をオクラにお願いするってわけなのでございます。

だからナナメ45度になると困るのよね。
で、通常そんなこと誰もしない「オクラに支柱立てまくり」なのでございます。

とりあえず、今回は万全の準備をした(つもりの)ほんたべ農園。

こういうのって「覆水盆に返らず」いうんだっけ? 
いや、そうじゃなくて、「転ばぬ先の杖」だったわ。

とりあえず「やることはやったもんね」って感じで、
「人事を尽くして天命を待つ」わたくしでございます(大げさか)。


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卵を食べるということ

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平飼養鶏でよく飼われている「ネラ」という品種。群れにオスを入れるかどうかは、
養鶏農家それぞれに考えがあって、入れない人もいます。
メスにつつかれてかわいそうなオスも多いとか。真中のモヒカンくんがネラのオス。



先日取引先のおじさまが、視察で行った直売所の卵を
「味見してみたら」と買ってくださいました。10個入180円でした。

フツーのなんてことない卵でした。

「フツーの卵…フツーの配合飼料食べてるケージ飼いの鶏の卵
…もしかしたらウインドウレス鶏舎かも。やだなあ」と思いつつ、
「いりましぇん」とも言えず、ありがたく持ち帰りました。

いただきものにこういうことを言っては失礼なのですが
予想通り、おいしくありませんでした。

何がって? ニオイです。配合飼料のイヤなニオイがするのです。
他の食材の香りも味も、何もかもを台無しにするニオイでしたのです。

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大地を守る会の平飼卵。黄身が白いのはトウモロコシを食べてないから。
緑餌が多い季節は黄色くなります。黄身の色はエサの種類によるのですね。
カロチン分を食べさせれば黄色い色がつくですよ。色は栄養価とは関係ないですよ。



わたくし普段は大地を守る会の「平飼養鶏の卵」を食べております。

地面のうえでのびのび育った鶏が好き勝手に産んだ「平飼卵」。
その平飼卵を食べ続けて20年。とうとうわたくしも
卵の味がわかる女になったか…と感慨深い出来事でございましたよ。

それはさておき。
ニッポンの卵ってどのように作られているかご存じでしょうか。

鶏卵生産現場の実情は、ほとんどの消費者が知らないと思います。
でも、卵は安いものであるという認識は、ほとんどの人が持ってますね。

スーパーの卵、1P200円として卵1個20円です。
某D社の平飼卵は1P450円。一個45円です。うわ!高い!
よく言われます。約2倍の売り値の差。その違いは何なのでしょう。

まず鶏卵の生産現場のことを考えてみます。


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窓のないぺったりした建物の横にこういうエサの入れ物があったら、
それはウインドウレス鶏舎。鶏がみちみちに詰まって卵を産んでると思ってください。
埼玉県・群馬県あたりにたくさんありますですよ。



鳥インフルエンザ流行時、閉鎖系の建物がニュースに何度も出てきました。
工場みたいなあの鶏舎は「ウインドウレス鶏舎」と呼ばれ、窓がありません。

内部では、全て自動。給餌も採卵も、人工的な照明も、温度管理も
全てが自動です。人件費がかからないってことですね。
養鶏の大規模化。すんばらしい技術らしいです。

その中で、卵を産む鶏たちがどうしてるかというと、
60cm×40cm×高さ40cmのケージ(檻)に7羽程度入ってます。
 
そんな狭いところに入れられたらストレスが溜まりますよ。
なので、鶏たちは他者をつつけないよう、くちばしを切られます。
くちばしの先がなくとも、エサは食べられるのですね。

ケージは何段にも積まれ、鶏舎の中で何千羽もの鶏が卵を産んでます。

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平飼の鶏たちを見てると、あんたたち幸せでしょ!と言いたくなります。
人をつつきに来たり、オスをいじめたり、なんでそんなとこに卵産むのってとこに産んだり。
ケージ飼いの鶏にだけは生まれ変わりたくないわたくし。あと乳牛もヤだ。


身動き取れない狭いケージで、おひさまを一度も見ることなく、
延々とエサを食べては卵を産み続け、約1年。

産卵率が落ちてくると、約1週間~10日程度水だけ与える絶食を行い、
羽を抜け変わらせる強制換羽(※1)で、さらに1年採卵を延長します。

飼料は主にアメリカから輸入した遺伝子組み換え作物を主にし、
病気予防のための抗生物質(※2)が添加されたりしてる配合飼料。
採卵率が再び落ちてくると更新され、その後は肥料等になります。

「平飼卵」とわざわざ書いてない卵は、ほとんどこういったケージ飼いのもの。
日本の卵は、ほぼこの方法で生産されてます。

どうでしょう。わたくしはこういう卵は食べたくありませんです。

カキガラ
平飼養鶏農家は、市販の配合飼料を使わず自家配合で飼料を作ってる人が多いです。
毎日配合してやんないといけないので、ものすごく手間暇かかります。
これは卵の殻を作るためのカキガラ。カルシウム分ですね。

コメヌカ
コメヌカ。その他モミガラ燻炭や魚粉などを、日々混ぜてやってます。
ジャンボかぼちゃを食べさせてる人もいます。食べると黄身がオレンジ色になるんだって。

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毎日毎日エサづくり。午後はエサやり。自家配合って大変なんすよね~。
購入する配合飼料を使えば簡単なんだけど、自分の鶏に合ったレシピで、
生育具合に合わせてたりします。養鶏農家は長期間のお出かけはできないんですね。


そして某D社の平飼養鶏はというと、こんな感じです。

開放された鶏舎で、他の鶏をつついたりして好き勝手にふるまい、
時には人を追っかけたりして、時折卵を産むのをサボり、
農家が自分で配合した飼料や土を食べ、採卵率が落ちてくるまで
健康に過ごし、一生を終えます。その後は肉になったり肥料になります。

この差が25円の差。
これは、鶏の幸せ度の差? おいしさの差?

EUではアニマルウェルフェアの観点から、このバタリーケージ飼いを
2012年で廃止すると決議しています。

アメリカでも同様に見直しの動きが進んでいるそうですが、
限られた土地で、穀物を肉に変え安定価格で供給しなくてはならない
ニッポンの畜産は、まだそこまでに至っていません。

なぜ至らないのか。やっぱ消費者の無知によるものじゃないのかな。
安いことと引き換えに、何かを失っていると思うのはわたくしだけ?

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取材に行った際に産んでた卵を採らせてもらいました。卵って、ぬくいんです。
鶏から出てきた!今産んだばっかり!「命!」って感じなのでした。



昔、卵は病気になんないと食べられなかった貴重なものでした。

今では一日ひとつ以下にしろとか言われるほど安いもの。
だから、養鶏技術の恩恵は皆が受けているのですよ、でも、でもこれは、
豊かになったってことなのでしょうか? 本当に豊かなのかな?

とりあえず、安い卵を作るために何が行われているのか。
知ってる方が絶対にいいと思うわたくしなのでした。

そのうえで選ぶのは自由なんだもんね。


(※1)鶏は秋から冬にかけて大体2~4カ月間卵を産まなくなります。
その間、古い羽毛が抜け落ち新しいものに換わる「換羽」が行われます。
これを人工的に行うのが強制換羽。鶏の更新を行わずに済むので、
経費減・効率UPの目的で行われているようです。うひい。

(※2)卵の抗菌性物質の休薬期間は出荷前最低7日ですから、
それまでは抗生物質が入っててもいいわけなのでした。
抗菌性物質は豚・牛・鶏の成長促進のために使われてる場合もあり、
耐性菌登場の温床になってたりもするそうです。コワイよう。


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ほんたべ農園・果菜類総括

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大変豊作なオクラちゃん。っていうか、植えときゃいくらでもできるし。
二日に一回通って、これぐらい採れますよ。硬くなってるのも何本かあるので、
ほんとは毎日行かなくちゃです。それにしても丸オクラって、なんかいまいち。



すっかり秋…朝晩涼しくて、いつまでも寝ていたい今日この頃。

夏の疲れがどっと出てくる時期でもありますから、
みなさま、お体にはご自愛くださいませ。

さて、5月中旬に定植したトマト、ナス、きゅうり、ピーマンが
終了いたしました。厳密にいうと終了してないけど、
ちんたらしてると秋冬作の作付けができないので、強制終了です。
(なにしろ面積は15㎡しかありませんですから…)

トマきゅうの跡地には、アブラナ科(大根、かぶなど)を作付予定です。

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家庭菜園のヨコロビは、薬味類が自給できることでございます。
とくにバジル・大葉・パセリは必須。そうめんがビシバシすすみました。
花が着いたら老化するので、生長点を摘み取れば長持ちしますよ~。

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ミキサーいっぱいに葉っぱを取って来て、このビンに3~4本できます。
秋から冬の間、スパゲッティやトースト、サラダ、ローストキチンなどに使います。
保存性を考え松の実は入れないシンプルなペーストにしています。



果菜類は菜園の約半分作付けておりましたが、
残り半分は現在でもフル稼働中。
オクラ、モロヘイヤ、ツルムラサキなどが、毎日採れてます。

放任で収穫できるこいつらってとっても素敵!

トマきゅうに比べるとらくちんで、笑いが止まりませんです
11月まで収穫し、その後はエンドウ・そら豆の作付です。

さて、果菜類終了にあたり、今季の総括をしてみました。

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非常に効率の良い野菜「ツルムラサキ」。一本しか植えてないのにこの大きさ。
キライな人も多い野菜ですが、好きな人は家庭菜園に植えるべきでしょう。
日々大変豊かな気持ちになれ、持てるもののヨロコビが味わえます。


■虫
ナスにハダニ=生育不良が原因。ひと株抜いたけど、その後も発生。
※ハダニは生育が順調だと何の問題もないのですが…
初期生育の不良が、ラストまでたたってしまいましたです。

ナスにアブラムシ=いつ発生したのか気づかなかったのですが、
生育不良の株について、またたく間に繁殖しましたです。
この株はアブラムシ害で大変弱り、その後終息してしまいましたです。

トマトにシロイチモンジヨトウ=初めて見た!トマトにヨトウ。
原因は不明ですが、ひと株チッソ過多の生育をしたものがあり、
そこに発生しましたから、やはしチッソ過多が原因ではないかと思います。

きゅうりにウリハムシ=発生したけど大きな問題はなし。
きゅうりは初期生育が不良だったにも関わらず、後日盛り返したため、
ウリハムシに食われても食われても全く問題なしでした。

パセリにアゲハの幼虫=ま、しょうがないよね。

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最盛期のシャキットきゅうりくん。一日畑に行けないとこの大きさ。
で、これが何本も採れると泣きそうになります。種を取って煮ものにしましたです。

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一本の重さが700g。皮をむくとペタペタする糖度の高いきゅうりでした。
食味は押し並べて良好。唯一枝豆がおいしくなかったのは、理由が不明です。



■病気
病気は全く発生せず。ご近所ではトマトにエキ病、イチョウ病などが出たり、
きゅうりはのきなみウドンコ病にやられてましたが、ほんたべ農園はゼロ。

やはりケイ酸のおかげでしょうか。恐るべし、ケイ酸。

■収量
不明→記録を取らなかったから。

なぜ記録を取らなかったか→うれしくて収穫して食べたら忘れた。

3歩歩くと忘れる頭脳ってことですなあ。
一本目の記録を忘れると、次々に忘れるってことにも気づきました。
来年は「正」の字できっちりと取って行こうと思います。

■その他一番の反省事項
暑い時期、作業が収穫のみになると飽きる

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暑いとですね。カメラも持って行かなくなるんです。頭が働かないんです。
植え付け当初はスカスカだった畑も、最盛期になるとこんな感じです。
何がどうだか、どこにあるんだか、全くわかんないですね~。



これはダメですよね。いや、ほんと。

そもそも暑いのが嫌いなので、暑いと外に出たくないタイプ。
そして、蚊が嫌い。
いつ畑に行っても、ヒトスズシマカがわたくしを襲います。

外気温35度位の炎天下の昼に行けば蚊はいないけど、自分が弱ります。

早朝と夕方には大量の蚊が長そで長ズボンの上からわたくしを刺し、
「繁殖のためだもんね。しょうがないよね」なんて思えるはずもなく、
キンチョールをかけたいけど、野菜にかかるし、そもそも無いし、
蚊取り線香は自分が弱るし…ってのでまあ、作業は水やりと収穫のみ。

結果、追肥等の手入れをサボり、野菜が息切れし寿命が尽きてしまったです。
病気にはかかってなかったのだから、追肥をちゃんとやってれば…

後悔の嵐。

go-ya001.jpg
そうそう、プランターの緑のカーテンは成功しました。でも栄養週期はできなかったわ。
だってゴーヤって発芽に1~2週間かかるんだもん。んで、そろわないんだもん。
本葉1枚時、5枚時、開花時…てのがひとつのプランターに混在し、施肥できず。
そして今は肥料が切れております(泣)。



ご近所のおじさまが「収穫できるようになると面白いよ」と
おっしゃっていましたが、わたくし的にはちみちみと
収穫よりも資材作ったり等々の手入れが楽しかったということでしょう。

もしかして「資材オタク」なのか、自分? 

いやいやいや、そんなことでは畑バカ一代は、失格でございます。

来季はきちんと施肥設計を行い、定植時にもちみっと肥料をやって、
盛夏時に暑さに負けないよう自己管理をし、記録を取り、追肥をし、
西出師匠のように「多収」目指して、立派な畑バカになりたいと思います。

それにしても思うのは、農業の大変さ。
人様に売れる野菜を作るのは相当難しいのでございました。

農業者にますます尊敬の念を抱いている、最近のわたくしです。


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暮らしのなかにあふれてる化学物質の話

gazou 014
わたくしの愛用しているせっけん「ガール石鹸」。東急ハンズに売ってます。
体と洗願に使います。髪の毛も洗えるとか書いてあるけど、それじゃオッサンだよなあ…。
原料はオリーブオイルとローレルオイル、苛性ソーダのみ。この大きさ、一カ月もちます。



人間の体に何かが入りこむ経路は、大まかに言うと3つあります。

まず口。食べものという形で体内に入ります。

口から入ったものは、胃で溶かして小腸で吸収します。
毒を食べると「吐く」などの対応で、できるだけ体外に出そうとします。
うまいことしくみができてるんですね~。スゴイぞ、人間。

しかし。毒かなんかわかんないものについては、
小腸は粛々と吸収してしまうらしいです。その後は肝臓で分解されます。
肝臓って毎日大変な働きをしているのです。ありがとう、肝臓よ。

次に鼻。呼吸という形で入り込みます。

空気とともに入った「何か」は、肺の微細な血管から体内に入ります。
インフルエンザウイルスなどはこの経路を取ってらっしゃいます。
排泄されるのに時間がかかりそうでイヤですね~鼻から入るの。

げっとう 002
夏ですから蚊やりが必要ですね。というので、除虫菊の粉の蚊が死なない蚊取り線香。
うずまきのはやっぱり蚊が死なない月桃の線香。蚊はこのニオイを嫌がって逃げるので、
殺生しなくてすむってわけですなあ。でもま、ヤブ蚊が大量にいるとこにはむきません。



最後が皮膚。

野放図に色々なものが入って来ないよう、皮脂というバリアがありますが、
非常に細かい物質などは毛穴などからやすやすと入りこむらしいです。
ケガをするとそこから直接入るので、チョーヤバイです。消毒しまくらず、
表皮常在菌などの力を借りて早く治すってのが、最近の流行らしいです。

ウイルスや菌などはこのうちのどれかから入り込み、発熱やリンパの腫れなどの
症状が出て「アタシはここにいるのよ!」と自己主張なさいます。

これが「病気」になった状態。原因はいろいろ。症状もいろいろ。

そうならないよう、入った異物を感知し、攻撃し、安定した状態にするため、
体内には様々な防御システムが整っています。
白血球やキラー細胞などですが、自己免疫疾患ではこれが逆に
病気の原因になります。どうしてなんでしょうね~。やだな~。

したがって、私たちが健康でいられるためには
①異物(毒物)を入れない
②防御システムを完璧にしておく ことが必要なのでした。

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南インドを旅行した際、新婚の女性がヘナでボディペイントしてました。素敵だったわあ。
日本では、ヘナはエコババの白髪染め。茶髪どころかオレンジ色に染まるので、
不良オバハンになれますよ。トリートメント効果もあると言われています。



で、現在。放射能が大変心配な状態です。なにしろ見えないので
どこにどれ位ついてるのか、自分がどれほど汚染されてるのか全く不明です。
ということで巷では、自己治癒力や免疫力を高めましょうと言われております。

これは上記②にあたります。

意外と言われないのが①の「異物(毒物)を入れない」です。
なにしろ放射能同様、我々の暮らしの中には大量の毒が存在しております。

毒物でなくとも、マウスの実験ではここまでは大丈夫的でしたよ的な、
えーほんとに大丈夫ですかあ?と言いたくなるような物質が
ほんっとにたくさん、いろんなものに入っています。

中には発がん性物質もあり、催奇形性が報告されているものもあります。
そういうものを複合的に摂取した結果、何かが起きているのでしょうが、
誰も因果関係を証明できません。なので、改善されることはありません。

gazou 010
食品添加物は健康被害がわかりにくいもののひとつ。
これは市販のベーコン。加工品の表示は、量の多いものから記載されます。
肉の次が水あめ…? さらに、燻製肉のはずなのに、なぜ大豆・乳・卵たんぱくが入るのか。
わたくしの自説「日本のハムソーセージはかまぼこの親戚だから」でしょう。

ベーコン001
某D社で購入したベーコン。肉・塩・砂糖と香辛料のみ。おいしいけどお高いです。
添加物ってのは持ちをよくし原価を下げ、価格を安くすることができるんですねえ。
このベーコンと比べると、フツーのベーコンはやっぱりベーコン味のかまぼこって感じ。



ちなみにですが、放射性物質でガンとの因果関係が証明されているのは
「放射性ヨウ素131と甲状腺ガン」しかないのです。
その他のものがどういうふるまいをするかはちょびっとしかわかっていません。

「ただちに健康に影響はない」という根拠はこれなのです。

化学物質についても同じです。「ただちに健康に影響はない」。
であれば、わたくしたちは何をすべきなのか。

できるだけその他の毒物を体内に入れず、
自然治癒力を高め、自己防衛することが肝要でございます。

というので、以下ここ何十年かで「要注意」とされているものを
書き出しております。ご参考になれば幸いでございます。

gazou 011
びっくり! 防カビ剤使ってあるオレンジ・レモン・グレープフルーツが売ってました。
TBZ・OPPやイマザリルは遺伝子損傷性、変異原性、染色体異常、発ガン性などの
不安があるとされており(控えめに表現しました)、表示が義務付けられています。
けっこう残留してるそうですから、食べない方がいいですよ、特に妊婦さん。



■口から入るもの
・食品添加物
いろいろありますけど、加工食品の表示を見て、
原材料が高さにして1㎝以上になるものは避けた方がいいと思いますよ。
とくに着色料(タール系色素)や、保存料(亜硝酸塩等)などが要注意です。
遺伝子に傷をつけ発がん性があると言われているものが多いです。

・野菜・果物の残留農薬
放射能と同じで、基準値以内のものは流通してますですよ。
放射能と同じで、欧米と比較して日本は基準値もゆるいですから、
できるだけ農薬を使ってない野菜や果物を食べるのが肝要でしょう。
農薬は基本的に「毒」だと思った方がいいと思いますですよ。

■呼吸で入るもの

・たばこの煙
ガンとの因果関係は証明されてるはずですから、やめましょう。
人の煙を吸うのもやめましょう。

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む~。安いんですねえ。カビキラー。
便利さと安全を秤にかけて…うーん、使ったとしても、一年に一回かな。



・塩素
ハイター、カビキラーなどお風呂用洗剤や塩素系漂白剤は「毒物」です。
素肌で触るとそこから吸収されるし、肺からも吸収されますよ。
他の洗剤と混ぜて使って死者が出てますから、本物のチョー毒物。
でっかく「危険」と表示してあるのは、ほんとに危険だからです。

・家庭用殺虫剤
ハエや蚊にキンチョールをまくと、自分も吸っちゃうので危険です。
これらは合成ピレスロイド系農薬。スプレー式の殺虫剤は濃度が濃いので人間も要注意です。
毒性が低いとは言え、電気蚊取りや蚊取り線香も合成ピレスロイド系ですから、
蚊取り関係のものは長時間使わないことが肝要です。

■皮膚から入るもの
・合成界面活性剤
台所用洗剤・シャンプー・ボディソープ・洗濯用の洗剤などにもれなく入っています。
微量の使用でも皮脂を取り去り防御システムを破壊します。

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これは台所用洗剤。合成界面活性剤は経費毒性があるとされていますが、
特定の疾病との因果関係が立証されているわけではありませんのです。
しつこい油汚れはフツーの固形石鹸でもよ~く落ちるので、手荒れのひどい人は
石鹸に変えてみるといいかもですよ。わたくしはもう20年来固形せっけん使ってます。



・化粧品
チョー高額商品でも原価は100円位という有名な話がありますので
経済的にばからしいということは置いといて、いろんな化学物質が入っとります。
表示を見るとびっくりしますよ。皮脂のバリアを通り抜けて侵入しますから、
スキンケア商品にはとくに気をつけた方がいいと思います。

・ヘアカラー用品
ごれは本当の劇物というか毒物っす。白髪染めがとくにコワイです。
頭皮から吸収され肝臓に負担をかけます。頭皮も非常に傷めます。

その他にも硝酸態チッソとか自然界の毒物もありますが
長くなるのでやめておきます。

こう書き出してみると、日常生活で意識しないで使ってるものに
けっこうな化学物質が含まれている…というか、
私たちの生活は、ほぼ化学物質でできてると言ってもいい感じです。

gazou 023
某D社で取り扱っているオリジナル化粧品群。夏の間はガール石鹸で洗いっぱなし、
という雑なスキンケアをしていますが、冬は化粧水などつけております。
空飛ぶ豚が乗ってるのはおしろい。ファンデーションは使っておりません。



これらは複合的に私たちの体を汚染し(おお!複合汚染!)、
時と場合によっては相乗効果を持って悪さをしたりするのでした。

その結果がどう出るかは不明です。免疫力には個体差がありますから。
でもまあできるだけ取らない方が無難って感じですかしら。

排泄されないものは蓄積し、いつか何かの症状となって現われますが、
因果関係はほぼ立証できません。だからこそ、複合汚染。やだなあ。

ということで、できるだけ体内に化学物質を入れないことが肝要です。

あとは日々アホな話をしてアハハケラケラと笑って過ごすことでしょうか。
笑いは免疫力を高めるということは実証されておりますからね。

とりあえず小難しい顔をしてるとシワも増えるしね

笑うべし。


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プロフィール

ほんたべ

Author:ほんたべ
手島奈緒
おいしい食べものをつくる人を紹介したり応援したりしております。ブログをまとめた著書『いでんしくみかえさくもつのないせいかつ』(雷鳥社)『まだまだあった! 知らずに食べてる体を壊す食品』(アスコム)『儲かる「西出式」農法』(さくら舎)など。現在ハンター修行中。

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