やっぱり愛さない方がいいらしいほんたべ農園

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種まきしました。有機バジル・コリアンダーのタネを初めて買いました。
その他は賞味期限が2012年って書いてあるです。うう、発芽率どうなのかな~。
ってなことも含めて実験しようと思ったので、新しいのはまきませんでしたよ。
アバウトさ、ここに極まれり。枝豆なんて一昨年隣のおじさんにもらったものだし。



ここに越してきて区民農園が当たるのは4回目である。

最初は地主が宅地にするとかで、3月から10月までしか借りられず
果菜類がちょびっとしか作れなかった。まあ、いい。
この時は「なんちゃってやみくも有機農業」だったから、
たいしたものは、ってか、何一つうまくできなかった。

次に当たったときは最初から師匠・西出隆一氏の言うとおり
あれこれやってみて、ナス・ピーマン・オクラ・枝豆はよく採れたが、
トマト・きゅうりがさっぱりだった。

ここで作付する作物を限定することを学習した。

このブログを始めた年に当たった3年前は、
ブログに詳細に書いたとおりである。
愛しすぎて面倒見すぎたせいで、なんだか知らないけど、
技術的にはその前よりも後退したようであった。

家庭菜園やってる友人が「なんかさあ、
行くとちょっと化学肥料をぱらっとまいちゃうのよね。
そしたらなんかやってる気がするじゃん」と言ってたが
自分も同じことをしていたのだと、いまさらながら気づくわたくし。

ということで、今年当たった区民農園では
ほとんど何もやっていない。土壌分析して資材を入れて、
苗を植えたら植えっぱなしで定植時以外水やりすらしなかった。

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ミディトマトってチョロイから今年は3株植えました。
でも大玉の方がいい調子。栄養周期的には「無肥料出発」でいいってことで、
昨年もそれで前半調子良かったから、元肥ゼロでスタートしとります。

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葉っぱの形がチッソが多くもなく少なくもなくでいい感じ。
トマトって肥料いらないんじゃん? 3番目の花が咲いて葉っぱの色見てから
足りなそうだったら入れようっと。あとで脇芽の糖度計ってみなくちゃ。



それはなぜか。理由は簡単。
今回の農園はちょびっと遠いのである。

前回は駅と自宅の中間地点だったが、
今回は全く逆、というかこのあたりにこんなとこあったんだ!的な
未開の地であり、さんざん携帯のナビに振り回されあちこち迷い
ようやく最近、近道を見つけた位わかりにくい場所にある。

そして道が狭い。

だから車が路上に停められない。当然自転車で通うのだが、
わたくしのチャリはクロスバイクである。

カゴがついていないから農業資材が積めず、
テキトーにカバンに入れてハンドルにひっかけてたら
3度ほどハンドルとタイヤの間にカバンを挟み盛大に転んだ。

年も年だしチャリで転ぶのは酔っぱらったとき位にしておきたい。
なので何かを運ぶ際には夫の自転車を借りて通わねばならない。

なんてことやってると、足しげく通えないのである。
その結果、過剰な「愛」が薄まり、放任栽培度が高まり、
作物が自由にのびのび育っている(ように見える)。

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家庭菜園の教科書に出てそうな支柱の立て方を発見したぞ。
すげえなあ。こんなにギッチリできる人になりたい。どんな人だろう。

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えー、このへなちょこな感じがほんたべ農園的支柱の立て方です。
台風が来たらぶっ飛ぶかもしれません。でもいいんです。のらりくらりと
雨風をよけてくれれば。何事も真正面から向かい合うと疲れちゃうからね。
(あれ? 畑の話だよね?)

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ラッキー。前作の誰かが植えてたのかな、長いも発見。
抜かずに置いといて秋にムカゴ採ってムカゴごはんにしようっと。
今年は楽しみがひとつ増えたかも。



以前は肥料もガッツリ100g単位で計算して入れてたが、
今回は「これぐらいでいいかあ」的ないつものアバウトさで、
計算もしていないから計算間違いもしていない。

そして本日。
かなり久しぶりにきちんと準備して行きましたよ。

えーと定植が5月13日だったから、おお、なんということだ、
2週間ぶりじゃないか。びっくりだ。
なんて焦る必要は全くなく、フツーに生育していた。
というか、今までのなかでは初期生育は一番いい感じである。

それはそれでなんとなく面白くないのだが、
これはこれでいいことなので気にしないことにした。

心の奥底で「くそう!」と思っている愛し過ぎる女は無視だ。
今年こそ、トマト10段、ナス100個、ピーマン200個が目標だ!

テキトーに一生懸命手抜きしてぼんやりやるぞ!!!


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遺伝子組み換え作物で誰が幸せになるのか考えてみた

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よく考えてみたら、いつ頃から日本国民は遺伝子組み換え作物を
「なんとなくヤだ」と思い始めたのでしょうねえ。最初は表示すら
されていなかったことを思えば、隔世の感を禁じ得ませんなあ。


遺伝子組み換え作物が登場したのは1996年。

最近知ったのだが、日本には当初遺伝子組み換え食品の表示はなかった。
日本で表示制度が整備されたのはなんと2001年4月から(JAS法)。
加工品(食品衛生法)などは2002年4月からである。

これ、消費者運動や県単位の議会での陳情・請願で採択され、
ようやく国が動いて表示されるようになったって知ってました?
このがんばりがなければ、今日本は米国と同様、
無表示の国だったのかもしれないのだ。

今から考えると大変なことになるところだったのよね。

「今」はわたくしも遺伝子組み換え食品の表示のことは知っている。
できることをやんなくちゃなあって思ったりするのである。

さて、遺伝子組み換え作物が登場した当時、いくつかのメリット、
夢のような素晴らしい話がよくメディアで紹介されていた。

除草剤をまいても枯れないトウモロコシ、大豆は
手作業の除草などできない大規模農業を営む人々にとって
魅力的だったかもしれない。

体内に殺虫成分を持っている作物なんて夢のようだ。

農薬を買わなくて済む。除草剤はラウンドアップだけ使えばいい。
すんげえ便利! すばらしい! 

さらに、遺伝子組み換え作物は世界の飢餓を救うとも言われていた。
わたくしは、遺伝子組み換えによって収量が増えるから、
貧しい国々の人に穀物が行きわたるのだとなんとなく想像していた。

この幼稚な想像。

いったい誰が貧しい国の人々に穀物を送るのかという視点が
ごっそりと抜け落ちている。しかし当時のわたくしは世間知らずであった。
漠然と「いいことがいっぱいだな~」とのほほんとしていた。

さて、17年経って今起こっていることについて考えてみる。

まず、除草剤耐性のスーパー雑草が登場した。
同じ農薬ばかりまいてると抵抗性がつくものが必ず現れる。
除草剤が効かない雑草が生まれるのは予想できたはずだ。

結局、農薬の回数は減らず、かえって除草剤は増えたとも言われている。
農家は自家採種ができないから毎年タネを買わなくてはならなくなった。
今まで必要のなかった経費が増えた。はたして儲かってるのだろうか。

そして貧しい国の人々の飢餓は相変わらず継続中だ。
貧しい国の人々は遺伝子組み換えタネや除草剤は買えないし、
お金持ちの誰かがGM穀物を無償で提供なんてこともしていない。

遺伝子組み換え作物が天候に左右されず収量がいいというのは幻想だったらしい。
このところの穀物価格の高騰は、アメリカのトウモロコシや大豆が不作だからだ。
遺伝子組み換え作物は普通の作物と同じだ。水がないと枯れてしまうのだ。

結局、遺伝子組み換え作物で幸せになったのは誰なのだろう。

17年間全く表示なしで遺伝子組み換え食品を食べているアメリカの人々?
世界で一番遺伝子組み換え作物を輸入し、
なんとなく遺伝子組み換え食品は不安だなあと思いながら、
食べてることを知らず、安い肉や卵、牛乳を喜んでいる日本人?

ともあれ、遺伝子組み換え作物のタネを売ってる会社、
農薬を売ってる会社は幸せそうだ。株主も幸せだろう。
お金がザクザク入って来れば皆幸せだ。
しかし、その他の人はどうかな? とくに、作る人は。

作る人と食べる人が幸福になれない食べものって変な気がする。
食べものは人を幸せにする力があるとわたしは信じているからだ。

遺伝子組み換え技術は日々進歩しており植物の次には動物が控えている。
機能性を高めた遺伝子組み換え豚、成長が早い遺伝子組み換え鮭などだ。
鮭はどうも昨年の12月に、米国のFDAで「安全だ」と言われたことから、
もうじき米国の食卓に上りそうな勢いである。

なんかさあ、それはほんとに、ちょっと遠慮したいんだけど。

4倍の速さで成長しなくても鮭はフツーに大きくなればいいし、
ビタミンBの多い機能性を高めた豚肉も別に食べたくない。
フツーでいいんです、フツーで。食べものには保守的なのが一番。

春に山菜食べて毒出して、夏に果菜類食べて身体冷やして、
冬はイモや肉食って脂肪を貯めて太ればいいんです。



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「文楽」を観劇して感激した話

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「むすめ」のかしらの口元についているちいちゃなトゲ。
ここに布をひっかけて「よよよ」と泣き崩れたりする。
「むすめ」はまばたきができないが、その細工をすると顔つきがきつくなってしまうから。
まばたきできるのは「老け女形」と呼ばれるかしらなんだけど、
20歳以上の女性に使われるらしいんだけど、20歳以上で老けってどうよ。



タイトルにどうしてもこのダジャレを使いたくなってしまったわたくし。
オッサン化してきたのかしら。なんちて。どうもすみません。

実はわたくし、くまモンが好きである。

何が好きかと言われると、あのウツロな目と
キレた動きとふるまいが好きなのだが、
熊本県民にはデビュー当初、あのウツロな目が不評だったらしい。

あの目。全然つぶらじゃないし、どこ見てるかわからない目。
しかしなんとなくどこかで見たような気がしていた。

辻村ジュサブロー先生の「新八犬伝」「真田十勇士」を欠かさず見て、
犬坂毛野と霧隠才蔵のファンだったわたくし、
その後当然というか、お人形が好きになったけどお金はない。
骨董品屋ではジュモーや市松人形を見てはため息をついていた。

骨董品屋のお人形は、皆うつろな感じがする。
過去に持ち主にどんなに愛されていても、今はもうその主人はいない。
もう一度誰かに愛されることを待っている、うつろな感じ。

くまモンのウツロな目は、市松人形のうつろな感じに似ている。
ウツロなくせにキレるのがかわいらしいから好きなのだと気がついた。

なーんてことを、文楽見ながら考えた。

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バックステージで出番を待つその他大勢のお人形たち。
けっこう味のある顔してたりして、舞台に登場するシーンもすこーしだったりするけど、
この人たち見てるのも何気に楽しいのです。

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曽根崎心中に女中役で出てきたこの人、味があっていいよね。
なんとなく脇役の方が味があって生きてるみたいな感じがする。

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お人形が右手で何かを持つ時には、こうやって指を通して
人間がつかむんだけど、舞台の上ではまるで人形が持っているよう。
きせるや刀やかんざしを持ったりするのよね。手の平も人間みたいに動くのだ。
曽根崎心中の徳兵衛をちょいちょいと叩くお初の手がかわいらしくて。



文楽は現在ユネスコの無形文化遺産に指定されている、
日本の伝統芸能である。当然だが人間国宝の方もいらっしゃる。

文楽とは、舞台の上で人形を動かす人形遣い(1体に着き3人)と
舞台の横(床)で三味線弾く人、浄瑠璃を語る人(太夫)の
三業で成り立つ三位一体の演芸である。(三業で成り立つ~ウイキペディアより)

昔テレビで文楽を見たときには、後でお人形を動かす黒子が気になり
全然楽しめなかったが、ライブで見ると全く気にならない。
右手とかしらを動かす人形遣いの顔は頭巾をかぶっていないのだが、
それも全く気にならない。

三味線がベンベンと奏でられ、義太夫節が語られ始め、
何言ってるかよくわかんないので、舞台横にある字幕を見ながらでも、
人形が登場するとその人形の動きに魅入られ、物語のなかにすんなり入れた。

人形は全くしゃべらないのにいつのまにか頭の中で
お人形がしゃべってるように感じ始める。
人形遣いによって、人形に命が吹き込まれるのだった。

動きにも表情にも制約のある人形だからこそ、
かえって表現できることがあるのだなあと初めて知った。

わたくしの脳はあれやこれやかなり補足しながら見ていたのだろうが
「曽根崎心中」の心中の道行の場面や「一谷嫩(ふたば)軍記」で
わが子の首を見て泣き崩れる相模の様子を見ていると、
人形なんだけどとても人間が動かしている人形とは思えない。

人形がまるで意思を持って動いているようなのだった。

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床山さんというかしらの修理などをしているところを見せてもらった。
眉毛も目も口も動く男のかしら。このあたまの内部にくじらのヒゲが使われている。

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くじらのヒゲ、このひらべったい部分。なんとなく、糸的なものを
想像してたけど、平べったいのね。ちょっと驚いた。ここに三味線の糸を通して、
表情を動かす。今は調査捕鯨のくじらのヒゲを使っている。こんなとこにもくじら。

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かわいらしい「むすめ」のかしら。かわいらしさを損なわないよう
まばたきはできない。でも仕草だけで娘らしさが200%表現できるんだから、
やっぱり人形遣いってすごいのだった。まあでも、自分的には
まばたきできる老け女形の方がグッときちゃったなあ。



講演後、バックステージを見学させていただき、
「むすめ」を少し触らせてもらったのだが、あとで写真を見ると、
わたくしの持っている「むすめ」はうつろなお人形であった。
やっぱりお人形なんだなあとつくづく思ったのである。

人形遣いだけでは文楽は完成しない。セリフが個々についてたら
違和感があるだろう。三味線と義太夫節があってこそ、
悲哀も喜びも、時々は笑いもじゅうぶんに表現できるのだ。

人形遣いの動きと三味線と義太夫節が合わさって初めて完成する、
文楽ってすごいのだった。もう、今まで見たことなかったなんて、
すんごく損した気分なのだった。失敗したぞ。

まだ見たことのない方、文楽を見ることで人生がより豊かなものになるでしょう。
ぜひご覧いただくことをお勧めいたします。

新八犬伝を見てた人なら、たぶん、人形遣いを全く意識しないで、
物語に入れるでしょう。子どもの頃に我々の脳は、
NHKによってすでにそうなってしまってるはずでございます。
(プリンプリン物語見ててもそうなってるかも)

文楽について知りたい方、以下の本が入門書としてお勧め。
文楽に対する愛が満載、イラスト満載で、初心者でも楽しく読めます。
わたくしこれを読んでから見に行き、大変役に立ちました。

『熱烈文楽』中本千晶著 三一書房 1,890円


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キリンビールの発泡酒関係は全てNON-GMO

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毎年6月ごろに限定で発売される変わりコーラとペプシ。
毎回買います。今まででおいしかったのはペプシバオバブ・グリーンコーラの2つ。
去年のスイカ味は二度と飲まなくていいかなって味。甘くって。
最悪はマロン味。でもドクターペッパー好きな人は好きだったかも。



昨年の4月、遺伝子組み換え商品を食べずに一カ月暮らしてみた、
「NON-GMOで30日間」が、本になることになったです。
現在粛々と原稿を書いてるです。
明日からイラストに取り掛かるです。

イラスト入り、2色印刷、B5変型判。
見たこともないかわいい本になる予定です。
なんちて、宣伝しちゃいました。すんません。

さて、先日紹介したスジャータもそうなのだが、
その本で一日一商品、遺伝子組み換え食品かどうかを
お客様相談室に聞いてみて、結果を載せることにした。

ということで以下。わりと意外な結果でございました。
太字部分がGM原料っぽい部分でございます。

■コカコーラ
原料:原料糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)、カラメル色素、
酸味料、香料、カフェイン

果糖ぶどう糖液糖の原料はトウモロコシなので、
これが遺伝子組み換えかどうかを聞いてみた。
お返事は遺伝子組み換え不分別。
コーラの果糖ぶどう糖液糖は遺伝子組み換え原料であった。

コカコーラ株式会社の全ての清涼飲料水中の
果糖ぶどう糖液糖は全てGMコーンが原料。
異性化糖の製造メーカーについては教えてもらえなかった。

昔ながらのコーラを調べたので、カロリーゼロ商品については
聞き取りをしなかったが、ふと低カロリーコーラの原料を見て、
なんじゃこりゃ?ってものが入ってるので驚いた。

これ、なに? 
アスパルテーム以下は初めて見るものばっかである。

コカコーラ・ゼロフリー
原料:カラメル色素、酸味料、甘味料(アスパルテーム・
L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK、スクラロース)、香料

調べてみたら砂糖の600倍の甘さの甘味料だと書いてあった。
食品添加物としての「安全」「危険」は、双方ヒットした。

むう。知らない間に新しいものができているのだね。
安全性がどうとかよりも、わたくしはアスパルテームの味が嫌いだ。
飲むならフツーの赤いコーラか、フツーのペプシだよなあ。

カロリーあってもいいじゃん。45キロカロリーくらい、平気だ。

■アサヒスーパードライ
原料・麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ

副原料の、コーン、スターチ
遺伝子組み換えでないものを使用している。
産地・仕入先は不明。

アサヒビール株式会社の全てのビールの原料が
遺伝子組み換えでないらしい。それはすごいじゃないですか!
居酒屋に行ってスーパードライしかないとガックシしてたけど、
今度から喜ばなくてはね。

■金麦
原料・発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)、炭酸ガス含有

糖類の原料でんぷんが何由来についてかの質問に対して、
その情報は提供していない、社外秘とのことで不明。

「糖類とは果糖・ぶどう糖などの単糖類、ショ糖などの二糖類の
総称でございまして」と糖類についての説明は懇切丁寧にしてくださったが、
それは一般的な常識であり、原料は不明なのだった。

■キリン淡麗生(発泡酒)
原料:麦芽・ホップ・大麦・米・コーン・スターチ・糖類

米とスターチは国産。トウモロコシは日本産と欧州産を使っている。
どれも遺伝子組み換えではない。
糖類とはとうもろこしでんぷんをビール酵母が分解する際にできる液糖だが、
このトウモロコシでんぷんも遺伝子組み換えではない。

キリンビールではその他の商品にも遺伝子組み換え原料は使っていない。
すごいなあ、キリンビール。

お客様相談室の人はすごーく丁寧であった。
それに、産地まで情報開示されてるってすごくない?
その他のメーカーが「答えられません」だったから、
企業秘密なのかと思っていたがそうではないらしい。

エビスがない時はプレミアムモルツ買ってたけど、今度から
ラガーかブラウマイスターにしようと心に誓うわたくし。

以前日本澱粉産業に聞き取りをしたときに、
「でんぷんの原料を非遺伝子組み換えでというビールメーカーが多い」
と言われたが、今回、確かにその事実が実証されたのだった。

ただその時にそのおじさまがおっしゃっていた
「いつまで手配できますかね~」という言葉が重くのしかかる。

アメリカでは昨年、
トウモロコシの全作付面積の88%がGMコーンになった。
でもひょっとしたら、日本人がビールバンバカ飲んでれば、
NON-GMOの作付面積が維持されるかもしれないぞ。

ってことは、ビールを飲まなくては!

NON-GMOコーンの未来は
わたくしの肩にかかっているかもしれないのだ! なんちて。


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日本のトウモロコシの輸入量は主食であるコメの2倍

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葉付き人参のてんぷら食べました。かき揚げにしてたら
途中で空中分解したけど、香り高くておいしかったです。
かき揚げがうまく揚げられるようになりたいものよのう。



毎年4月、ISAAA(国際アグリ事業団)から
昨年度の世界の遺伝子組み換え作物の栽培状況データが出る。

日本の穀物自給率等と合わせて、2012年のデータを見てみた。

■トウモロコシ 輸入量は平成24年度で1,489万トン
(以下の数値は農林水産物輸出入概況2012年確定値・農水省より)

日本では自国で必要とする穀物が自給できない。
国土が狭く、穀物を作っても農家経営が立ちいかないからだ。
ということで、自給できないものは輸入している。

というか自給できているのは基本的に主食用コメ(100%)と
みかん(101%)のみ。その他はほぼ輸入で賄っている。

穀物のなかで一番多く使われているのがトウモロコシだ。
これは油、コーンスターチ、飼料等々になっている。

昨今の穀物高騰により、飼料をトウモロコシのみに頼ってられないから
飼料米作ったりデントコーンも栽培されたりしてるけど、
統計で出てくるトウモロコシの自給率は0%。ほぼ全て輸入だ。

主たる輸入先はアメリカ。もちろんGMトウモロコシなのね。
アメリカのGMトウモロコシの作付率は平成23年度で88%。
1年に1%~2%ずつ増えてるの。ってことは100%になるにはあと10年?
 
貿易統計見てたら、世界で一番トウモロコシの輸入量が多いのは
ダントツで日本だった。わあ、びっくり。驚いた。
この小さな島国でトウモロコシを何に使っているのだろう。

■大豆 輸入量は平成24年度で272万トン

自給率は食用で22.5%。飼料や油分を加えると6%。トホホな数字である。

輸入大豆の価格を調べてみると、アメリカ産大豆・60kg3000円弱だった。
1俵、さんぜんえん? やすっ!
 
大豆の作付面積が一番多い北海道で10アール当たりの平均収量は
240kgあればいい方らしいから、このアメリカ産大豆の数字を当てはめると、
12,000円。さて、ピンときてませんね? 

この数字、なんと米60kg(1俵)よりも安いのよね。
これでは農家が大豆を作るわけない。

しかし自給率を高めなければならないから、
国は助成金を投じて国産大豆の作付を増やそうとしている。
でも全然足りない。いったいどうなっちゃうんでしょうか。

■ナタネ 輸入量は平成24年度で240万トン

油に使われているナタネもほぼGM作物だ。ナタネは油を搾った後、
飼料や肥料になる。最近は国産ナタネの栽培が推奨されており、
平成22年の数字しか見つけられなかったが、
国産ナタネ栽培量は1570トンだった。自給率は0%台である。
(農水省・平成22年度ナタネの作付面積及び栽培量より)。

主な輸入国はカナダで、ちょっぴりオーストラリア。
NON-GMOナタネはほとんどオーストラリア産ってことなのかな。
なぜならカナダのナタネのGM作付率は93%だ。
オーストラリアはまだ6%だ。がんばれ! オーストラリア!

大豆とトウモロコシ価格が高騰しているため、
平成23年の輸入ナタネの量は過去最高の数字らしい。

トウモロコシ同様、世界一の輸入国は日本である。
この小さな島国で…以下同文。

さて、世界に目を向けてみると。

2012年の世界の遺伝子組み換え作物の作付面積は1億7030万ヘクタール。
天笠啓祐さんによると、世界の耕地面積の約10%で
遺伝子組み換え作物が栽培されているらしい。

このうち一番作付面積が多いものが大豆、
次いでトウモロコシ、綿、ナタネと続く。

これらの遺伝子組み換え作物には、除草剤耐性と殺虫性と、
どちらも兼ね備えたものがあるが、除草剤耐性のものがダントツに多い。

ということはラウンドアップがたくさーん売れてるってことなのよね。

そしてこれらの国から日本は、主食である米の消費量の2倍以上の
遺伝子組み換え作物を輸入している。主食の2倍。いったいどゆこと?

日本は世界最大の遺伝子組み換え作物輸入国なのだった。
(平成13年のコメの生産目標は791万トン。確かに2倍以上)

データを見れば見るほど、調べれば調べるほど、
極東の小さな島国で……以下同文。

GWにこの数字見つけて、気がふさいだわたくし。
とりあえず、畑に枝豆のタネまきました。
(無駄な抵抗・・ってか抵抗にもならず)


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遺伝子組み換え食品を買ってもよいと言う人は35.6%

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果糖ぶどう糖液糖は食品中に於いて組み換えDNAおよびこれにより
生成されたタンパク質が除去、分解されていると判断されてるので、
GM原料を使っていても、醤油や油と同様、表示されとりません。
果糖ぶどう糖液糖(異性化糖)は、ほぼすべての清涼飲料水に入っとります。



遺伝子組み換え作物についての消費者意識を
WEBで検索していたら、バイテク情報普及会が行った
「遺伝子組み換え(GM)食品に対する消費者の意識調査」
というアンケート結果を見つけた。

http://www.cbijapan.com/siryou/DL/20130325/CBIJ_GM_Consumer_Survery_WORD_130306.pdf
ほかにもいくつか見つけたが、少しデータが古い感じ。

■遺伝子組換え技術・農作物・食品についての意識調査報告書(平成18年)
社団法人農林水産先端技術産業振興センター
http://jataff.jp/project/download/pdf/01-2006052910412920764.pdf

■第4回調査結果 遺伝子組換えに関するアンケート(平成17年)農水省
http://www.maff.go.jp/j/syouan/johokan/risk_comm/r_anzen_monitor/h16_4.html

バイテク情報普及会がどういう団体かよくわからない。
しかし最近のデータである。報告日は2013年3月6日だ。

この調査は、遺伝子組み換え食品に
漠然とした不安を持っている消費者に対して、
どのような情報を提供すれば需要意識が向上するかを目的に
行われたようである。

さて、細部は上記PDFを見ていただくとして、興味深い結果が出ている。

GM食品の購入意向という設問について、
買ってもよいと答えた人 35.6%
この数値、子どものいる女性では 29% であった。

「買ってもよい」とは、積極的に買ってもよい、やや買ってもよい、
それしか売ってなかったら買ってもよい という設問に
「はい」と答えた人の割合である。

はいと答えなかった消費者に対して以下のような情報を提供したら
需要意識が変わったという結果が出た。

・遺伝子組み換え作物は遺伝子組み換え技術を用いて品種改良された作物です。

・遺伝子組み換え作物は、食物アレルギー、微生物学、植物学、農学など
各分野の専門家が参画する、国際基準に基づく国の審査によって
安全性が確保されています。製品化されて17年が経ちますが、
健康への影響は報告されていません。

・日本はお米の国内消費量の倍もの量の遺伝子組み換え作物
(大豆・トウモロコシなど)を輸入している、遺伝子組み換え作物の輸入大国です。

・遺伝子組み換え作物は、食用油、コーンスターチ、甘味料などの原料や、
家畜(牛・豚・鶏)のエサとなります。そして私たちが店頭で目にするドレッシングや
即席めんなど油を使用した加工食品や飲料、食肉・卵・乳製品など、
多くの食品にいかされ、日本の食生活を与えています。
(調査結果より引用)

この情報提供により、購入意向を示した回答の割合が59%に増加。
子どものいる女性では30.2%になった。

遺伝子組み換え作物の情報が提供されていないことが、
漠然とした不安やネガティブな意識を生み出していると
バイテク情報普及会では結論付けている。

さて、現在の日本では上記の「情報」は積極的に消費者に与えられていない。

「遺伝子組み換え作物食べてないから大丈夫」と言う人々がいるが、
牛豚鶏の飼料や異性化糖の話をすると、だいたい驚く。
食べてることを知らずに食べてる自分に驚く。
食べてないと思い込んでいた事実に驚く。

「知る」ことはとっても大切だ。

「知るための情報」を提供されずに食べている現状は少し変だ。
だから情報を提供し、GM作物への理解を深める努力が必要だと思う
上記「情報」をスーパーの壁に貼り出してみたらどうかしらん。
調査結果では需要意識が高まったのだから損はしないはずだよね。

そうしたら、心おきなく、食べたい人は食べ、
食べたくない人は食べない選択ができる。

日本の食生活が、遺伝子組み換え作物なしでは成り立たないことを
皆が知ることができる。そしてそれはなぜなのか考えることができる。

個々の商品に表示してあればなおさら意識しやすいはずだ。
なのにどういうわけか表示はきちんとされてないのだ。不思議だ。

そういうことって大事よね。自分で考えることって。
まず、知ることからだよねとつくづく思う今日この頃。

追記・日本は、米の消費量の培のGM作物の輸入大国であるって事実に
ぶっ飛んだけど、みんな知ってるのかしら。すごいなあ。日本。


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プロフィール

ほんたべ

Author:ほんたべ
手島奈緒
おいしい食べものをつくる人を紹介したり応援したりしております。ブログをまとめた著書『いでんしくみかえさくもつのないせいかつ』(雷鳥社)『まだまだあった! 知らずに食べてる体を壊す食品』(アスコム)『儲かる「西出式」農法』(さくら舎)など。現在ハンター修行中。

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