桃農家のかあちゃんと桃のシロップ煮を作ってきました

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桃ざんまいの一日を過ごしましたです。いや、桃、うまかった。
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桃を激写する参加者の方を激写するわたくし。
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絶対に売ってない葉っぱ付きの桃が採れた!
色合いも美しくていい感じです。という参加者の方を激写。

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桃の木一本分もがせていただいたのですが、けっこう時間がかかりました。
慣れないと意外と大変です。でも自分でもぐのは楽しいね。



4月。桃の花の満開シーズンに山梨県の一宮町あたりに行くと
桃畑の脇で桃のシロップ煮を売ってるのを見かけるです。

あれは農家のかあちゃんが出荷できない桃で作ってる農産加工品。
手作りなので農家によって、もちろん桃の味によって
シロップ煮の味も違ってて、いろいろと興味深いんす。

砂糖で煮ちゃうから原料果物の味なんて関係ない、なーんて
一般的には思われてるようだけど、ジャムにしろジュースにしろ、
もとの果物がどんだけおいしいかによって、
最終製品の味って、あたりまえに違うのよね。

産地担当時代、とあるりんご産地で
コンテナにみちみちに詰まったジュース用りんごを見て、
大手企業のりんごジュースは絶対飲まないと心に誓ったわたくし。

知ってる農家の手作りのものが一番おいしいし、
どんな具合に作られてるかわかるってのも安心なのである。

わたくしが以前担当させていただいていた桃農家のシロップ煮は
それはそれはおいしくて、やっぱ原料桃が違うと
最終加工品の味も違うわよねとよく噂しておりましたが、
今回そこでほんたべのイベントをさせていただいたです。

「自分でもいだ桃でシロップ煮を作ろう体験」
大変楽しいイベントでございました。

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お昼ごはんに作っていただいた桃ときゅうりの酢の物。
桃農家でしか作れないよなー。酢も自家製「柿酢」でした。
柔らかな味でおいしかったなー。桃の香りもちゃんとしてた。

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山梨県上野原市あたりの郷土料理「せいだのたまじ」。
じゃがいもの小さいのの油味噌炒めなんだけど、え? せ? せいだの何?
と何度も聞き直しちゃいましたよ。料理名。

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さて、昼食後は桃シロップ煮づくりに突入! 
まず桃を半分にカットします。ここだけは危ないので、やっていただきました。
種ごと半分にカットするのですよ。すごい機械だよね。

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んでその後、種くり抜き器で種を取ります。
けっこう力がいるらしいです。慣れたらサクサクできるらしいです。

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この後ピーラーで皮をむきます。
桃は作業行程中ずーっと水に浸かってます。酸化しないようにってことらしいです。



さて、桃というのは大変デリケートなむずかしい作物で、
熟した桃をうっかり強めに触ると、そのあとが茶色く変色したりするから
基本的にスーパーでは熟度が高いものは売られていないと言ってもいい。

だから、産地から出荷される際は、未熟の状態である。
そのため、よく熟した桃の味を知っている消費者は少ない。
ということも、あまり知られていない。

ほんとうにおいしい桃は桃農家しか食べてないんじゃないだろうか。

とは言っても、シロップ煮に使うのは硬めの桃である。
硬めなので熟度は低くなるんだが、そういう状態でも農家によって
おいしいものとそうじゃないものがあるのだから不思議だ。

むかーし西出師匠のトマト畑を見学してた時、
トマト農家の人々があえて青目のトマトを試食するのを見て
「なんで赤いの食べないの?」と聞いたことがあった。

「赤いのがおいしいのは当たり前。
青くておいしいのが本物なの。このトマト、おいしいよね。
青いのにこれだけおいしいってのは相当すごいんだよ。
つまり西出先生はトマトを作るのが上手だってこと」

あんた何にも知らないね的な顔で言われたのだったが、
確かに上手な人の作物は、多少若くてもうまいのである。
技術というのは大変なものなのだ。

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ビンには予めお砂糖を50g入れておきます。
ここに桃を詰めていくのです。

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桃は中まで火を通してしんなりさせます。
その後ビンにぎゅうぎゅうに詰めていくのです。
一ビンに桃1.5個~2個程度入るみたいです。

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本職のパティシエが参加されておりました。
手際よく、ジャムや桃のコンポートを作ってくださいましたです。感謝。

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詰め終わったら軽く蓋をして殺菌(脱気)します。
お父さんたち、火の番をされてます。グラグラ煮立たせないよう、
でも沸騰したお湯の中で30分間脱気します。

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脱気終了。完成! 砂糖が溶けてないので、下に向けて
砂糖を溶かします。熱いでのすぐには持てません。あっちっち。



たかが農産加工品と侮るなかれ、原料のいいものは、
最終製品の味がぜんぜん違うのである。

産地担当時代、久津間家の桃のシロップ煮をいただいて食べて
あんまりにもおいしかったので食べるのがもったいなくなり、
リスのように粛々と備蓄したわたくし。

今、家には10年ほど前にいただいたシロップ煮が大切にしまってある。

今回新しいのを作ったので、ちょっと安心。ってことで、
開かずの蓋(脱気してあるから開かないのよね)をあけてみようかしら。
そして今回のやつはもったいないから備蓄して、10年後くらいにまた・・・。
(なんちて、ますほさんに怒られるからやめとこうっと)

おいしいものってもったいなくて、なかなか食べられないのよね。
なんだかんだと欲張りなわたくしなのであった。

追記
昨年の大豆イベントで全工程ほぼ晴れたこともあり、
実はチョー雨女卒業だと自負しておりましたら、朝方から雨がざあざあ降りました。
やっぱり雨女だったかあ・・・しかしイベントスタート直前に雨がやみ、
イベント中はほぼ降らないというありがたさ。いやいや。

んでわたくしはまだ、雨女なのでしょうか?
謎でございます。


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日本モンサント社の圃場見学に行ってきた。

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隔離圃場だからネットが張ってあるのかと思ったら、単に風よけであった。
平地だから風が強いのかなあ。圃場には殺虫性トウモロコシと除草剤耐性大豆が
NON‐GMOのものと対比させて栽培されておりましたよ。

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除草剤を散布された除草剤耐性大豆。当たり前だけど枯れてません。
ラウンドアップを散布後のNON‐GMO大豆は見事に枯れていました。



除草剤耐性大豆とか、殺虫性トウモロコシとか知識はあれど、
それらが実際にどんな作物なのか見たことがなかったわたくし。

日本で実験栽培をされてるところを知らないので、
見たいと思ってもなかなか見られないのだった。

そうしたら、日本モンサント社が、毎年夏に
圃場見学会を開催していると言うじゃありませんか!
おお、これは行かなくては! ってことで行ってきたです。

日本モンサント社の公開されている隔離圃場は茨城県にある。

「隔離圃場」と名前がついているけど、ハウスなどの閉鎖系ではなく、
単に法律上定められている名称「隔離圃場」ってことなので要注意だ。
圃場自体は開放形で、圃場周りをフェンスで囲ってある。

そして、「ここから先は隔離圃場ですよ!」とわかるよう
看板をつけなくてはならない。これで「隔離圃場完成」である。
(おそらく手洗とか足洗とかその他細かいことが決まってると思うけど)

このへん、有機圃場の定義にちょっと似ているね。
「ここは違うんだからね!」と皆にわかるようにしておくことが必要なのだ。

実際には申請書を提出し、「日本で栽培してもいいですよ」と
許可が出たものを栽培しているのだから栽培が問題なわけではない。
ただ、近隣農家および住民のご理解を得なくてはならない。

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GM大豆の花。別にフツーの大豆と全然変わらないのでした。
当たり前だっつの。

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GM大豆のさや。別にフツーの大豆と全然変わらないのでした。
何を期待していたんだ、自分。って感じ。くくくくく。



茨城県では2003年に「除草剤耐性大豆すき込み事件」が起きた。

除草剤耐性大豆を栽培していた実験圃場の大豆に(モンサント社のじゃないよ)、
花がついてるのを見つけた農家がトラクターを持ってきてすきこんじゃったのだ。

農業新聞などで大きく報じられたが、刑事事件にはならなかったらしい。

一般人はほとんど知らないこの事件。これ以降、GM作物を栽培する際に、
近隣住民へ配慮し、了解を得ること等の行政指導の原因になった。

この話を聞いたとき、GM作物に対する農家の恐怖をまざまざと感じたわたくし。
実力行使に出るなんてすごいよなあ。

花粉が飛んで、交配したらどうしようという危機感だったのだろう。
実際は大豆は自家受粉で虫媒花する作物なので、遠くまで花粉が飛ぶことはない。

てなこともあり、隔離圃場内で栽培されている殺虫性トウモロコシは
雄花が切り取ってある。近隣住民へのご配慮はきちんとされているのだった。

圃場見学の前には座学があり、GM作物の基礎的な知識を
あれこれと説明していただく。知ってることが多かったが、
今年乾燥耐性トウモロコシが商品化されたと聞き、大変驚いた。

あれれ? まだ商品化されてなかったんだ。
とっくにできてると思ってたわたくし。

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雄花が全てカットされているのは、トウモロコシの花粉が飛散しないため。
トウモロコシは風媒花で他家受粉するため花粉がやたらと飛ぶ。
その距離は何百メートルにもなるため、農水省では600mと指針が決まっていて、
GMトウモロコシを栽培する際にはその距離を加味するよう定められてるらしい。

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茨城県でフツーに売られているデントコーンの穂。
GMコーンは雄花がないんだから受粉はこのNON‐GMOコーンの花粉?
聞きそびれちゃった。



昨今のトウモロコシの高騰の原因は、アメリカのかんばつである。
乾燥に耐性があるトウモロコシができれば、
天候に左右されないで収量が上げられるため、みんながうれしい。

収量を聞いて驚愕したが、反当たり収量に直すと、
GMコーンは一反162リットルである(元の単位がブッシェルなので)。
ちょっと違うけど162kgだと思うと、もう、驚きの収量である。

これで反当たりの収入を計算すると、一反22000円である。
えええええええーーーーーーーーーー。
日本の米でも1反13万弱は稼げるのに、この価格、マジですか?
(13,000円9俵で計算しましたです)

それがNON‐GMOコーンだともっと少なくなる。
NON‐GMOというプレミアをつけても1反18000円。
これではNON‐GMOコーンを作りたくなくなるよね。確かに。
GMコーンの作付けが伸びるわけである。

さて、トウモロコシ価格が高騰すると、日本の食べもの、とくに畜産物の
価格に影響する。トウモロコシは主たる飼料だからである。
飼料価格が上がると、卵や牛乳、お肉の価格がじりじりと上がる。

遺伝子組み換え作物を食べたくないと思っている人は多いが、
飼料に使われていることを知っている人は少ない。
食べたくないことと、肉や卵の価格が上がることとはたぶん別だ。

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参加してる人々はとくに農家とかじゃなく商社の人のようだった。
農家が一組いて、除草剤耐性稲は開発されないんですかって質問してたけど、
ニーズがあるんだなあってすこーしだけ驚いた。全然ないと思ってた。
GM稲、できたら作る人いるのかも。おおお。ちょっとだけイヤなわたくし。

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めっちゃ暑い日だったのに、熱中症には注意してくださいよう~と言いながら
本人は麦わら帽なしで説明してくださった日本モンサント社の広報の方。
暑そうだったなあ。



乾燥耐性トウモロコシができれば、価格が安定するかもしれない。

圃場見学の際に話した穀物の輸入商社の人はうれしそうであった。
中国が穀物の大量輸入国になっている昨今、
値上げのリスクはひとつでも減る方がいいからである。

そしてモンサント社では、この乾燥耐性トウモロコシを
アフリカに無償で提供するらしい。すごいじゃないか。
世界の飢餓を救う活動がこれからスタートするのかしら。
なんて思うわたくし。どうやってこの投資を回収するのだろう。

そういえば先日安倍総理が、アフリカ開発会議で農業振興への協力を宣言した。
アフリカでは今後、日本の穀物を生産することになるはずだ。

これがGMコーンやGM大豆になるってことかな? 

何年か後には、アメリカ、ブラジルに続いて、アフリカのどこかの国が、
日本におけるトウモロコシの3大輸入国になるのかもしれない。

日本の商社がGM穀物をアフリカに作付けて、
安定したトウモロコシの供給をすることになるのだろう。

開発会議の後アフリカのどこかの国のエライ人がメディアに対して
「収奪ではなく、そもそもの土地の農業や農民にプラスになるような
農業振興を行ってほしい」とおっしゃっていた。

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殺虫性トウモロコシにはさすがにアワノメイガは一匹もついてませんでした。
生食用トウモロコシがアワノメイガで商品にならなくなるのは想像できたけど、
穀物のトウモロコシは虫害跡がカビたりするというデメリットがあるらしい。
殺虫剤を散布する経費・手間よりもGMの方が安価ってことなのかなあ。



昨今では中国が急激に台頭してきたが、いまだ日本は穀物の輸入大国である。
よその国の誰かが作ったものにわたしたちの食生活が依存していることを
忘れてはいけないよね。

ただ「食べたくない」とわーわー騒ぐのはたやすい。しかし、
現実を知り、自分に何ができるのかを考える必要があるんじゃないかなあ。

そんなことを考えた、日本モンサント社の圃場見学会であった。

ていねいに教えてくださったご担当者さま、ありがとうございました。


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ほんたべ農園、夏休みに突入

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ご近所でネット栽培してるスイカを見つけた。かわいいなあ。
ウリ科の子どもってどうしてこんなにかわいいんだろ。
毛が生えてるのも笑える~。



某D社で産地周りをしていた頃、夏休みはいつも11月に取っていた。

担当作物が出荷されてる間、産地担当は同僚に迷惑がかかるから休まない。
作物別にいろいろ特徴があり、調整やら判断やらが難しいからだ。
わたくしの場合は、6月~8月はすももと桃が出荷されるため
お盆は休めない。桃の出荷スケジュールは把握が大変だからだ。

桃が終わると梨が始まり、すぐにりんご、ぶどうがスタートし、
柿、中性種のりんご、洋なしが次々に出てみたいな感じで、
ふじが始まるまでは一息つけない。落葉果樹担当は一人しかいなかった。

11月に入ると夏の疲れがどっと出て、たまった振休と夏休みを取りまくる。
数えてみたらだいたい毎年11月は半月位しか出社してなかったりしたが、
担当作物の閑散期だから問題ないのだった。

さて、お店で野菜を買っているとそういうことには全く気づかないが、
野菜や果物の生育には、盆も正月も関係なく、出るときには出る。
そして休むときには休む。コントロールはそれほどできない。

とくに今年のような天候の年は。

ここ数日、関東はべらぼうに暑く、野菜は相変わらず高騰している。
野菜もヘタっているらしい。高原野菜なんかすごく大変そうだ。
買うのは大変。自給してて良かったなあと思っていたら。

この暑さで、順調だったほんたべ農園の作物の収穫が
ぱったりと止まってしまった。うううううう。理由は「暑さ」である。

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水分不足の変形果の典型的な形。あと曲がり果とかも顕著。
ちなみにこれ、四葉キュウリなんすけど、某D社で買ってたのと
微妙に形が違うのだが、わたくしが下手だから?

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オクラの生長点ってエネルギーにあふれててギュッとしてて
いつ見てもなんだか頼もしいんだけど、肥料が切れるとパワーがなくなる。
今年はモグラ堆肥使って良かったー。



野菜も果樹も気温が32度以上になると光合成をしなくなる。
ただ呼吸をしているだけの状態になり、生育が止まったりする。
花が咲かなくなり、咲いても着果しないこともある。悪くすると枯れる。

順調だったなすは急に花がつかなくなり、奇形果ができ始めた。
きゅうりは新芽が枯れ上がり、ピーマンに尻ぐされが出て、
元気なのはオクラとツルムラサキ、モロヘイヤのみという状態。
この人たち、暑い国の生まれだから? いいぞいいぞ。

カルシウムがべらぼうに過剰なほんたべ農園に、
なぜカルシウム欠乏の尻ぐされが出るのかと思い調べてみたら、
水分不足でカルシウムが吸えなかったのだとわかった。

クソ暑いなか、ほぼ毎日水やりに行ってたのになぜだあ! 
あの水やりが徒労だったと思うと、ぐったりしてしまうわたくし。

そしたら一昨日、電車が止まり停電になるほどの嵐が来た。

ちょうど畑で枯れ上がったきゅうりとピーマンの尻ぐされに衝撃を受け、
暑いのも相まってくらくらしていたわたくし。

空から地上へ放たれる神の怒りのような何本ものビームを見て、
世界の終わりってこんな感じかしらとか思いながら速攻でうちに帰った直後、
ガラガラドッシャーンパリパリパリドカーンという音とともに
大量の雨が降ってきた。

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去年この区画を使ってた人のこぼれ種から出てきたニガウリ。
現時点で4つ着果しております。なすやトマトにからみつきながら成長してます。
何にもしなかったのにニガウリゲット! すんごく得した気分。



その雨のおかげか、小田急電車を直撃して止めるほど落ちまくった雷のためか、
今朝のほんたべ農園は、なすの花がいくつも咲き、
ピーマンはつやつやと大きくなり、
雌花が枯れ上がってたきゅうりが続々と着果していた。

むむう。破れたり、東京水。やはり天水にはかなわないのだった。

とは言っても、なすが大きくなるのには時間がかかる。
きゅうりもあと3日は無理そうだし、トマトは全然着果してないしで、
オクラ以外の作物は全部、夏期休暇を取得中のようである。

ということで、わたくしもべらぼうに暑そうな鳥取に帰省いたします。

岩牡蠣やキスの天ぷらや、イカの刺身、でっかいスイカ、
らっぱやの鯛焼き、ベニヤのカレー、かれぎをふった豆腐ちくわ。
ううう、うまいもんがたくさん、鳥取の夏。

※ちなみに昨年の帰省があまりにも楽しかったので書いた鳥取の話
「鳥取」は「島根」の右側です!

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ビッグマックとポテトの原材料を調べてみた

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久しぶりにビッグマック買いました。わりと好きです。
でもさっきおなか壊しました。マクドナルドのお店にはお子ちゃまがたくさんいて、
きゃあきゃあ楽しげに遊んではナゲットなんか食べてました。ううううう。



アメリカのマクドナルド社が、全商品の原材料を公開している。
http://www1.mcdonalds.ca/NutritionCalculator/IngredientFactsEN.pdf

ずいぶん前に「フレンチフライの揚げ油はなんですか?」と
お客様相談室に聞いてみたら「パーム油と牛脂」と言われ、
さらにNON-GMOだと聞き、すげえなあと素直に思ったわたくし。

全原材料表示と聞けば、ポテトを調べたくなるじゃありませんか。

いや、お客様相談室を信用してないわけじゃないけどね。やっぱりさ。
んで調べてみたのよね。そしたら牛脂もパーム油も入ってなかったの。
えええー、一体どういうこと? 聞いたのが一年前だから?
一年の間に油変えたってこと? 

アメリカと日本では揚げ油が違うのであろうか。
あるいは日本のお客様相談室をぶっちぎって、
米国先行で原材料を公開したのだろうか。疑問は尽きない。

ってことで、ポテトとビッグマックだけ翻訳してみた。
翻訳サイトを3社併用し、わかんないものは個別で検索したけど、
どうしても何のことかわからないままの物質もある。

とりあえず、「いっぱい入ってるう~」ってな雰囲気をご確認ください。

ビッグ・マック@サンドイッチの原料
(ビッグマックって正式名称はビッグマックサンドイッチって言うのだね)
牛肉パティー,ビッグ・マック@パン,ビッグ・マック@ソース,グリル調味料
レタス,玉ねぎ(脱水した),ピクルス・スライス,プロセス・チーズスライス

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前からこんな箱に入ってたっけ? 記憶にないなあ。
専門学校時代お金がなくて、いつかたらふく食べられるようになりたい
なーんて思ってたけど、貧乏じゃなくなったら食べたくなくなっちゃった。



それぞれの原材料

牛肉パティー
100%ビーフ(なんかこれが一番笑えた)

ビッグマック@バン
濃縮された小麦粉、水、ハイフルクトースコーンシロップ・
ぶどう糖-果糖・砂糖、酵母、植物油(ダイズ・ナタネ)、
塩、ゴマ、プロピオン酸カルシウム(保存料)、モノグリセリド(乳化剤)、
酵素、アゾジカルボンアミド(発泡剤)
※配合により次のものを含む場合があります:
モノおよびジグリセリドdiacertyl酒石酸エステル、
BHT、ナトリウムstearoyi-2 - ラクチレート、小麦デンプン、
ヨウ素酸カルシウム、二酸化シリコン、
エデト酸ナトリウム含む:マスタード、卵、小麦、大豆
(なぜパンにこれだけの化学物質が必要なのだろう。謎だ)

ビッグマック@ソース
醤油、大豆オイル、風味【ピクルス、砂糖、ブドウ糖果糖、酢、ブドウ糖、
塩、キサンタンガム、ソルビン酸、スパイス抽出物)、調製したマスタード】
水、酢、マスタードシード、塩、砂糖、着色料(カラメル・ターメリック)、
soaices)、水、冷凍卵黄、酢、オニオンパウダー、塩、マスタード粉、
キサンタンガム、ソルビン酸カリウム、スパイス、
にんにく粉末(トウモロコシ、大豆、小麦グルテン)、着色料(パプリカ、カラメル)、
EDTAカルシウム二ナトリウム含:マスタード、卵、小麦、大豆
(よくわからないけどカッコのつけ方が変なのは本文ママ)

グリル調味料
塩、スパイス(胡椒)、ヒマワリ油(加工助剤)
(なんのことかなあ? グリル調味料。パテ焼くときに使う油?)

ピクルススライス
きゅうり、水、蒸留酢、塩、塩化カルシウム、
ソルビン酸カリウム、硫酸アルミニウム、天然香味料(植物由来)、
ポリソルベート80(乳化剤)、ウコン抽出物(着色)
(漬物なのに保存料がやまほど入ってるのはどういうことであろうか)

プロセスチーズスライス
チーズ(牛乳、調整乳成分、細菌培養物、塩、
塩化カルシウム、微生物enzume、リパーゼ)、調整乳成分、水、
クエン酸ナトリウムおよび/またはリン酸ナトリウム、塩、ソルビン酸カリウム、
sitric酸、大豆レシチン、アナトー色素  乳・大豆を含む
(細菌培養物とは何のことだろう? 酵素のことかなあ。
たぶん添加物の商品名があるんだろうけど、わからなかった)


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他のファストフード店と比べてものすごーく香りがいいんだけど、
牛脂と言われて納得してたのに、そうじゃないなら何の香りなんだろう、あれ。



フレンチフライ
ジャガイモ、ナタネ油、水素添加した大豆油、天然風味(植物由来)、
ぶどう糖、ピロリン酸ナトリウム(色を維持するため)、クエン酸(保存料)、
ジメチルポリシロキサン(消泡剤)
調理油:ナタネ油、トウモロコシ油、大豆油、水素添加の大豆油、
tert-ブチルヒドロキノン、クエン酸、ジメチルポリシロキサン
:塩、珪アルミン酸ナトリウム 、ぶどう糖、ヨウ化カリウム
(じゃがいも切って揚げるだけじゃダメなんだね~としみじみ)

さて、いかがでしたでしょうか?

ポテトの揚げ油の「tert-ブチルヒドロキノン」は酸化防止剤らしいが、
日本では食品添加物と認められていない。
日本のフレンチフライの油に入れてもいいのかな? 謎だ。

また、ビッグマックのバンズに入ってるBHTも酸化防止剤だが、
ちょっと危険性がどうたらとかで現在の日本では化粧品などに使われ、
食品の使用はほとんどないらしい。おおおおおお。雑だよなあ、アメリカ。

それにしても、全商品の原材料公開ってすごいなあ。ブランディングの一環?
それとも、いろいろと噂が絶えないから、透明化を目指したのかな?

しかし決していい効果を生まない気がするのはわたくしだけであろうか。

マクドナルドの商品を食べてる人は、何が入ってるか気にしない。
わたくしも含め、食べない人が気にしてわーわー騒ぐ。
食べる人と食べない人は決して折り合わない。平行線である。

とはいっても、情報公開するという姿勢はすごい。
それに日本では表示免除の物質名がきちんと記載されている。
使用目的は調べないとわからないけど、かなり詳細に表示してある。

日本では、新しい食品表示法が施行され、
これから表示が後退していくかもしれないって時に、
こんな取り組みをしてるのは単純にすごいと思う。だからっつって
ハンバーガーを食べるかどうかはともかく、とにかく姿勢はすばらしい。

せっかくアメリカで公開しているのだから、日本マクドナルド社は、
これを翻訳し、WEBサイトにUPしたらどうでしょう。
きっと評価が上がるはずだ。
(と思うわたくし。わーわー騒がれるだけだったりして)


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プロフィール

ほんたべ

Author:ほんたべ
手島奈緒
おいしい食べものをつくる人を紹介したり応援したりしております。ブログをまとめた著書『いでんしくみかえさくもつのないせいかつ』(雷鳥社)『まだまだあった! 知らずに食べてる体を壊す食品』(アスコム)『儲かる「西出式」農法』(さくら舎)など。現在ハンター修行中。

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