耳をすまして内なる声を聞け

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月に一度程度の割合で「牛肉食いたい!」と思いますがこれは、
鉄分とタンパク質等を補給してくれということだと認識しております。
食べると非常に満足感が高くチョー幸せな気持ちになりおなかを壊しません。
不必要なときに食べるとチョー幸せにはなるけどおなかを壊します。



娘の頃、某M社のアーモンドチョコが好きでした。
仕事しながらあっという間に一箱完食とかしょっちゅうでした。
そうしたら、だいたいほっぺたにでっかいじんましんができるのです。

鳥取市立川町界隈ではこういうカユイもののことを「コッパン」と呼びます。
東京で「コッパン」と言っても誰にも通じないのでとても不便です。

後にコッパンは砂糖を食べると常に出ると気づきました。
毎回ほっぺたの特定の位置に出て蚊に食われたように腫れて
非常にカユイのですが、30分くらいするときれいになくなります。

最近は全く出なくなりましたが、理由は簡単で、
砂糖がアホほど入ったものを食べなくなったからでしょう。

当時わたくしのからだは「これはやめてえええ!!」と激しく主張していたのに
わたくしは全く聞く耳を持っておらずバンバン食べておりました。
なぜならチョコレート依存症になっていたからです。

わたくしの脳は日々「チョコレートを食え!」と命令し、わたくしが
チョコレートを食べると非常に幸せな気持ちにしてくれていました。
ドーパミンがバンバカ出ていたに違いありません。

現在のわたくしはきちんと年を取り、それに伴い多少の知恵がつき、
脳の司令が意外とあてにならないことを知りました。
また、それ以外のからだの声に耳を澄ますことも覚えました。

このような食べものの嗜好について『脳はバカ 腸はかしこい』という本で
藤田紘一郎さんが「腸の嗜好と脳の嗜好は違う」とおっしゃっています。
脳はバカだから脳の言うことを聞いていてはいけないのです。

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昔から牛乳が苦手で積極的な摂取は一切しておりませんでしたが、
最近急に牛乳飲みたくなったりして、時折購入しています。
おいしいよね、牛乳。年取ったせいかな。



昨今の研究で腸は体内のあちこちに様々な司令を出すことがわかっており、
加えて腸内細菌叢を整えることが非常に大切だと言われております。
しかし実は腸内細菌の内容は一生変わらないとも言われております。

生まれてからしばらくして主に母親からもらった菌が腸に定着すると
以降菌の構成が変わることがない、なんて。大変なことではありませんか。

肥満・アレルギーなど、腸内細菌叢に要因があるとか言われているのに
自分で思い通りの菌を育てることもできないのです。ということは、
生まれながらにいい菌叢を持っている人は非常に運が良いとも言えます。
しかしそうでない人はそれなりに努力せねばならないのです。

ということで、最近さまざまな情報があちこちに拡散しており、
どれを選ぶべきか、自分はどうふるまうべきか、お悩みの方が多いようです。
わたくしが講演させていただくと、必ず何名かの方に聞かれます。
「何を食べたらいいですか?」と。

このご質問に「あなたはこれを食べれば全然OK!」と答えられるような
預言者のようなことができればいいですが、わたくしは返事を持ち合わせません。
食べものについての知識を自分で獲得し、自分なりのものさしを作って
ご自分で判断してください。と言います。

皆さん非常にガッカリされた様子になり大変申し訳ないのですが、
わたくしはそれぞれの方がご自分のからだの声に耳を澄ませばいいのでは、
と、考えたりしております。何よりこれが大切なのではありませんか。

ヒトのからだはそれこそ千差万別でわたくしに非常にグッとくる物質でも
他者にはアレルゲンになることだってあります。逆に
「すごく良かったから試して!」と言われても困ることもあります。

ですから、日々自分のからだが発する小さなささやきを、
とりあえず聞く耳を育ててやることが大切なのだろうと思うわけです。
「脳はバカ」なのだから聞くべきはもちろん脳の声ではありません。
つまり、からだの声とは「腸の声」なのではないでしょうか。

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どういう理由か食べたいものが全くないときは味噌汁を食べます。
わたくしなぜか味噌汁をたくさん食べると吐き気がすることがありますが、
こういうときはたくさん食べられます。理由は不明です。



「そんなん聞こえるわけないじゃん」と言う人が多いかもしれません。
この声を聞くには多少コツと訓練が必要で、それは自分で育てねばなりません。

また、体力があって元気なときにはあまり聞こえないという特徴があり、
弱っているときに割合とよく聞こえます。きちんと聞いて正しく対応していると、
その次はもう少し聞こえるようになり、どんどん聞こえ始めます。

では聞くためには何をすれば良いのか。

まず最初に、脳が覚えているいろいろな情報を一度手放しましょう。
からだのためにこれがいい、あれがいい、こうしろ、ああしろ等々の情報、
WHOが赤肉と加工肉食べちゃいけないとかいうニュース出したけどアタシ
どうしたら良いのようううぅぅぅ!!! みたいなものからフリーになります。

そして「わたしは今日何が食べたいのか?」と日々自分に尋ねます。
「食べたいものがない」って人はまだ耳が開いておりません。
懲りずに毎日聞いてるとそのうち返事が来るでしょう。

それは天啓のようにあなたの頭にひらめきます。
そうしたら迷わずそのとおりにしてみましょう。
正しければ体調が良くなり間違ってたら良くなりませんから簡単です。

忙しい方々におかれましてはそういう声など全く聞こえない状態でありましょう。
おそらく日々「寝ろ! 寝てくれ!」という司令が出ているはずですから、
年末年始は早寝早起きで体調を整えられることが肝要かと思います。

良い年末をお迎えになりますよう。一年間お世話になりました。


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海外の生産者の顔も見える、石橋製油の一番絞りナタネ油

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石橋製油社長・石橋正朗さん(右)と指定OEM工場・平田産業社長・平田孝一さん。
石橋さんは今後直売所経営にも着手予定。来年4月宮崎にオープンとか。
宮崎・鹿児島・熊本界隈の農業者の皆さん、ご検討くださいませ。
ご興味ありましたらわたくしご紹介いたします。



現在日本で売られている植物油にはいくつか種類があり、
それぞれJAS規格で定められている。
「食用植物油脂の日本農林規格 (主なJAS規格値)」平成27年7月現在
http://www.oil-kensa.or.jp/pdf/JAS-kikakuti.pdf を見てみたら、
現時点では42種類の植物油脂がJAS規格で決まってるらしい。

植物油脂原料のうち、ナタネ、トウモロコシ、大豆、綿が
遺伝子組み換え作物であり、油の原料に使われている。しかし、
食用油には遺伝子組み換えの表示は必要ないため表示はされていない。

アメリカで遺伝子組み換え作物がデビューしたのは1996年だが、
1997年にはすでに、日本の製油業界は、油の原料に
遺伝子組み換え作物を使うと決めていたらしい。
実は当時、遺伝子組み換えのことを日本中誰も知らないという状況だった。

業界全体が「遺伝子組み換え原料に変更するのがあたりまえ」的な流れのなか、
あえて「遺伝子組み換え原料」に疑問を感じた人がいた。
それが石橋製油の石橋正朗さんである。

1997年、アメリカ・カナダの遺伝子組み換え作物の視察が日本で初めて行われた。
視察後、当時専務だった石橋さんは「遺伝子組み換え原料は使わない」と決めた。
現場を知らない若造が何を言うんだってな感じだったのだろう。
社長である父親を始め、幹部を含めその他社員全員に反対された。

石橋製油のある久留米市を含む筑後平野は昔からナタネの一大産地であり、
九州にはナタネ油工場があちこちで稼働していた。石橋製油はそのなかでも
一番の規模を誇る老舗の製油工場であり、地域の名士でもあった。

そういうところの後継ぎがそんなことを言い出したのだから大変だ。

最初は社員全員敵に回しながらも突っ張り続け、さまざまな取引先からの
バッシングにもめげず、石橋さんはその意志を曲げなかった。

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オーストラリアからやってきたナタネを選別しております。
工場からはナタネのいい香りがしています。国産ナタネを絞るときは
もっともっとすごく香ばしい香りがするんだとか。国産恐るべし!

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選別したあとの異物。なんかいろんなものが混じってて不思議。
豆とかさ。なんで豆? って感じ。

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選別後、ナタネを蒸してつぶします。これをあっぺんというらしいです。
これから油をしぼるらしいのです。不思議だのう。



石橋さんが遺伝子組み換え原料を使いたくないと考えた理由は
遺伝子組み換えという技術に何かよくわからない疑問を感じたこと、
巨大穀物企業カーギル、ADM、化学メーカーモンサント社の「種の支配」への危機感、
そして、原料を選択できる自由の場をつくりたいこと、の3つであった。

「原料選択の自由」はとても大切なことである。
選びたい消費者の選択肢を広げることになるからだ。
石橋さんが突っ張っていなかったら、もしかしたら日本の油は
全て遺伝子組み換え原料になっていたかもしれないのだった。

わたくしの古巣である某D社やその他NON-GM原料の油を購入している人々は
当時の石橋さんの突っ張りに感謝すべきなのかもしれない。

しかし、悲しいことに結局製油工場は縮小することになり、現在はパートナーであり
指定OEM工場でもある平田産業で非遺伝子組換ナタネ油を製造している。

ということで、ナタネ油工場を見学してきた。

現在、日本の穀物の主たる輸入国であるアメリカでは93%、
カナダでは96%が遺伝子組み換えナタネになっており、
日本のナタネ輸入量240万トンのうちのほとんどがこの2国からやってくる。

240万トンのうちのどれぐらいかわからないが、
おそらく少しだけ輸入されているNON-GMナタネはオーストラリア産である。

石橋製油のNON-GMナタネはカンガルー島を含む南オーストラリア産で、
直接現地に出向いて農家の状況も確認している。つまり、国際産直契約栽培である。

カンガルー島は現時点ではGMナタネは栽培されておらず、
南オーストラリア州は2019年まで商業栽培モラトリアムの継続を表明している。
ということでGMナタネのコンタミの可能性は限りなくゼロである。

石橋製油の油の特徴は、NON-GMナタネというだけでなく
そのナタネを圧搾した一番絞り油のみを製品化していることだ。
ナタネの油分は40%あるが、圧搾しただけでは25%の油しか絞れない。
40-25=残りの15%は油粕として肥料になっているらしい。

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ナタネを圧搾しております。油が出てきましたよ。
この油はレシチンとかの不純物を含んでおり、この後精製されます。

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絞りかすこんな感じ。このなかにも15%ほど油分が残っており、
通常はこれをノルマルヘキサンと混ぜて油分を抽出します。
最初にしぼった油と混ぜて一般的な油のできあがり。
石橋製油の油かすは肥料になり、お茶農家などに喜ばれているそうです。



一般的には40%全てを絞り取るため、一番絞りのあとの油粕に
ノルマルヘキサンという溶剤に混ぜてさらに油を抽出する。
ノルマルヘキサンの沸点は60度から80度。油分を全て抽出した後、
その油を120度程度に加熱するとほぼ揮発する。つまり最終製品には残らない。

これが加工助剤ってヤツですね。表示の義務はありません。
その後の一般的な油の精製工程は以下の様な感じだ。

絞った後の油にはレシチン(タンパク質)などの不純物が残っているため
酸を添加してタンパク質を取り除く。一般的にはリン酸・シュウ酸を使う。
合わせてその酸を除去するために苛性ソーダを添加する。
その後湯水で洗って、ろ過・脱臭して油が完成する。

石橋製油がレシチン除去目的で使う酸はなんと「酢」である。
リン酸・シュウ酸と比較して効率はかなり悪くなり、さらに苛性ソーダも使わず
湯水でひたすら洗うため、一般的な油よりも製造期間が長い。
だからお値段が割高になるのだった。

しかし、一般的な油よりも酸化速度が遅いかと言うとそうでもないらしい。

品質管理の方に聞いたところでは、酸化や劣化の速度や数値は、
ノルマルヘキサンを使った油と一番絞りとを比較してみても
それほど変わらないらしい。えええええーそうなのーって感じだ。

しかし使ってみた実感はそうではない。そこがとても不思議だ。

大手油メーカーの油だと途中で気持ち悪くなってしまうが、
石橋製油の一番絞りナタネ油で天ぷらを揚げると「油が」おいしいと感じて、
大量の天ぷらをどんどん食べられる。翌日もその天ぷらはおいしい。

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油の工程早わかりの図。原油に酢を混ぜ不純物を取り除き、湯洗い後、
カオリンを通して脱色・脱臭、そして一番絞りナタネ油のできあがり。
一般の油との違いはヘキサン、リン酸、シュウ酸、苛性ソーダを使わないこと&
一番絞りのものだけであること、でした! 



わたくしは、今回、油の酸化速度などに違いがあるのだろうと想像しており
その理由を探しに行ったのだが、理由は数値化できないのだった。

単にわたくしの思い込みなのか、感覚の数値化が無理なだけなのかわからないが、
それでもわたくしは天ぷらに市販の油は使いたくないと考える。
ふがいない園主の畑でもおいしく育ってくれる野菜たちに敬意を表したい。
という自分にしか理解できない理由だが、それでいいのだ。

そしてもうひとつわかったことは、石橋製油の油を買うと、
カンガルー島や南オーストラリア州でNONーGMナタネを栽培している農家が
たぶんうれしい
ということだ。これからも、もっともっと頑張って欲しいのだ。

石橋製油の一番絞りナタネ油は海外の農家の顔が見える。
これが一番素晴らしいことなのではあるまいか。


石橋製油の一番絞りナタネ油はここで買えます。某D社でも買えるわよ。
http://www.kenko.com/product/brand/bra_67096.html(ケンコーコム)


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【いわゆる「健康食品」に関するメッセージ】について考えてみた

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牛肉にはヘム鉄、ビタミン12、タンパク質などが含まれております。
穀物食ってる牛ではなくグラスイーターの場合、カルニチンも豊富です。
年をとったら良質な牛肉をちょびっと、ってのがいい感じです。



12月8日、食品安全委員会から「健康食品」についてのメッセージが出た。
なんでこのタイミングで? というのはよくわからない。

しかし【いわゆる「健康食品」に関する検討ワーキンググループ】
という会合が食品安全委員会で4回開催され、11月25日の4回めに、
「健康食品」に関するメッセージの原案が提示されていた。
ほぼ原案どおりのメッセージが出されたようである。

http://www.fsc.go.jp/osirase/kenkosyokuhin.html

メッセージエッセンスはこちらから↑ 全文はこっち↓
http://www.fsc.go.jp/osirase/kenkosyokuhin.data/kenkosyokuhin_message.pdf

なぜこのようなメッセージを出したのかはサイトの説明では

【「健康食品」がこのような願いに応えるものならばよいですが、
残念ながら、現代でも「これさえ摂れば、元気で長生きできる」という
薬や食品はありません。それどころか逆に、
「健康食品」で健康を害することもあります。しかも、
そのような情報は皆様の目に触れにくいのが現状です。
消費者は、「健康食品」のリスクについての情報を十分に得られないまま、
効果への期待だけを大きくしやすい状態に置かれているといえます。】

(上記メッセージから一部抜粋)

「健康食品を食べれば健康になる」なんてわけないと思うが、
世にはそう思ってしまうよねという効能書きつき商品があふれている。

フツーの烏龍茶と脂肪を分解する烏龍茶が売ってれば、
なんとなく脂肪を分解する方を選んでしまう人は多いが、
それは「より健康になりたい」という無意識の選択で
誰にも責められないしまあ、これぐらいいいでしょ! って感じだ。

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鉄分のほか、葉酸が豊富なんだって、うに。
貧血気味のわたくしがうに大好きなのは理にかなっているのでは!
その他ビタミンB1、B2、Dのほかアミノ酸も豊富です。
年をとったらうにを食べようぜ!!



健康食品とは基本的に毒にも薬にもならないものの方が多いが、
人々はうっかり大金をつぎ込むことがある。

かかった金額分健康になるか。と聞かれたら、
冷静に考えればおそらくなっていないのではないかと思うが、
健康のために何かやった→金額 という数値化が可能になる。

高ければ高いほど「やった感」は高まる。
これは夏休みの宿題計画を立てて安心するのと同じではないか。
いや、ちょっと違うか。

さて、「毒にも薬にもならないがお金がかかる」代表的なものは
コラーゲン&コンドロイチンである。

コラーゲンもコンドロイチンも人間の体内に入ってそのまま利用される、
なんてことはなく、必ず分解されてアミノ酸になる。
ここからヒトはタンパク質(つまりコラーゲンやコンドロイチン)を作る。
高いお金を払わなくても、ゼラチン質の豊富な食品を食べた方が経済的だ。

しかしテレビCMを見ていると「関節痛が良くなった」というじいさまが出てきて
「買わなければ!」なんて気になってしまう(とくに酔ってると)。

画面下に小さく「個人の感想です」とか書いてあるがよく見えないのがキモだ。
飲んだら良くなったような気がしたりするとさらに継続して購入してしまう。

実際に良くなることもあるだろうが、おそらくプラセボ効果ではないか。
まあでも良くなればラッキーだしプラセボ効果でもないよりはマシだ。
毒にも薬にもならないというのはそういうことである。

しかしお医者さんにかかって薬を処方されている場合はちょっと違う。

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ビタミンB1、B2、B12、葉酸、亜鉛などが豊富な牡蠣は
これからがシーズンですね!!!(鳥取は夏が旬だけどね!!)
ななななんと鉄分も豊富らしい。あれまー知らなかったぞ。
鉄分が豊富なものばっか好きなんじゃん自分。



わたくしの友人に糖尿病を専門に見ているお医者様がいるが、
糖尿病患者で健康食品を積極的に摂取している人は多いらしい。
おおむね毒にも薬にもならないものばかりなのだが、
ときどき「それを飲んでると良くないよね」というものがある。

健康食品だから安全だろう、と患者は思っているようだが、
医師の目から見ると毒になるものもあると彼は言う。
患者には「何か他に飲んでたら教えてね」と優しく尋ねて、
飲んでるものを全部見せてもらっているのだと言っていた。

よく似たことがわたくしの尊敬している里見清一さんの
『医者と患者のコミュニケーション論』(新潮新書)にも書いてあったが、
彼の場合はガンのお医者様なので
健康食品その他を活用している患者はずっと多そうだ。

これは【いわゆる健康食品に関するメッセージ】の19のうちの
10~15に書かれているが、そりゃそうだよねって内容である。

ともあれ、バランスの良い食事&適度な運動が健康への第一歩であり、
このあたりをサボっていて健康食品で健康になろうなんて考えるのは
虫が良すぎるでしょう。

つーことで、抜粋メッセージの見出しのみ以下に記載しておきます。

「食品」であっても安全とは限りません。
多量に摂ると健康を害するリスクが高まります。
ビタミン・ミネラルをサプリメントで摂ると過剰摂取のリスクがあります。
「健康食品」は医薬品ではありません。品質の管理は製造者まかせです。
誰かにとって良い「健康食品」があなたにとっても良いとは限りません。


何もかも、おっしゃるとおりでございます。


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【ジビエを食べて野生動物について考えてみよう】ご報告

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猪って言ったらやっぱり脂がおいしいわけで、
じゅうじゅう言うわけで、脂だけ食べてもいいわけで。

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ってことで脂だけ。しかしこれを食べる強者はいなかった。


11月7日(土)、埼玉県本庄市の瀬山農園さんで、
わたくしが理事を勤めております全日本ジビエ協会のイベント、
【ジビエを食べて野生動物について考えてみよう】を開催しましたよ。

このイベントは全日本ジビエ協会が、
ジビエ(猪鹿)肉をもっと身近に感じていただき、さらには
ジビエを食べることの意味、ジビエを取り巻く状況などについて
理解を深めていただこうと年に4回開催しております。

今回は3回め。テーマは「野生動物」であります。
飯能市でハンター及び野生動物の資源化に取り組んでいる
「猟師工房」の原田祐介さんを講師にお招きし、
現在の取り組みやそれにまつわるいろいろなことをお聞きしました。

講演後はジビエのBBQ。塩と胡椒だけで食べる鹿や猪肉、ついでに鴨肉ですが、
「初めて食べた」「今まで食べたのと味が違う」「おいしい!」と、
大変なご好評でございました。

石窯で焼いたピザとパンは本庄市のパンやさん「マリーレン」さんのご協力で、
またわたくしが日本一美味しいお豆腐を作るお店と常日頃から紹介している
もぎ豆腐店の「三之助豆腐」の差し入れもあり、盛りだくさんの一日でした。

もちろん瀬山農園さんの有機野菜もおいしかったのです!

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駆除と趣味の狩猟とは明確に違うことを教わりました。
駆除といっても単純ではなく、野生動物とは言えいろいろ人間関係とか
あーだこーだとか、大変なのですね。

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今回鹿のロースと鴨が新登場。鹿ロースは牡鹿のもので、
わたくし的にはダメでした。ニオイが。しかしこれがハンターの方々の
「ちょっとクセがあって複雑な味がしておいしいよね」ってことだと
わかった次第です。鴨は血の味がしましたよ。

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国産小麦粉と天然酵母のピザ生地はやっぱしとてもおいしくて、
その場でパン屋さんが焼いてくださるのですからさらにおいしくて、
一切れしか食べなかったのを現在激しく後悔中。

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石窯で焼くと外側がカリッカリで中がもっちもちという
夢のようにおいしいパンになるのです。マリーレンさん、ありがとう!
とってもおいしかったです!

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瀬山さんの有機野菜と鹿ソーセージのスープ。
野菜のだしがしみじみんまかったー。



ご参加いただいたみなさま、会場をご提供いただいた瀬山農園さん、
窯にへばりついてパンを焼いてくださったマリーレンの石井さん、
講師をしてくださった原田さん、お手伝いいただいたみなさまにも感謝です。

楽しかったので集合写真を撮り忘れました。
いつものことですがすんません。

次回は3月の予定です。

今回お世話になった方々。本庄に行かれたらマリーレンにぜひお寄りください!
カレーパンがおすすめっす!

瀬山農園 http://www.catnet.jp/hj01519001/
マリーレン http://tabelog.com/saitama/A1105/A110504/11028873/
猟師工房 http://www.ryoushikoubou.com/


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プロフィール

ほんたべ

Author:ほんたべ
手島奈緒
おいしい食べものをつくる人を紹介したり応援したりしております。ブログをまとめた著書『いでんしくみかえさくもつのないせいかつ』(雷鳥社)『まだまだあった! 知らずに食べてる体を壊す食品』(アスコム)『儲かる「西出式」農法』(さくら舎)など。現在ハンター修行中。

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