台風前のほんたべ農園

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コリアンダーの花が咲きました。人参の花に似てます。科が同じだからかな。
南京虫のニオイがすると有名な実は、乾燥するとオレンジっぽい香りになります。
発芽率が悪いため、自家採種して10月に種まきします。パクチー大好きなんですよ~。



台風15号が沖縄近辺をぐるりんと一周し、関東に向かうらしいです。

まだまだ収穫中のオクラとモロヘイヤ、いんげんを守るため、
支柱を立ててきましたです。

なにしろ、40代後半のオバハンの手抜き支柱ですから、
前回の台風時には倒れて大変なことになったわけです。

順調に採れてたツルムラサキの支柱がボキボキ折れちゃって、
自分の重みで人様の区画に入ったりして、
それをぐいっと戻したらまた支柱がポキンと折れちゃったので、
重みの原因である本体を半分以下に切り戻して、
再度収穫できるようになるのに1週間とかかかっちゃったりしたわけです。

てなわけで、台風が来ると大変なのでございますよ。

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これが南京虫臭を発生中のコリアンダーの若い実。実はわたくし、
カメムシのニオイとか嫌いじゃありません。このニオイも別に~って感じ。
人に言うとイヤな顔されます。何かおかしいのかも…大丈夫か、自分。

gazous 030
6月下旬山梨に行った際に購入した「秋ナス」の苗が、知らない間にこんなに大きく。
なぜかというと、黒豆(枝豆)の陰に隠れてて、豆を片付けるまで全く見えなかったのです。
ほったらかしでここまで育つとは…もしかして「愛」は関係ないのだろうか…?


とくに「まだもうちょっと採れてて欲しいの」という欲があると、

「絶対に倒れない支柱」とか、もっと言うと、

「絶対に折れないナス」とか「倒れないオクラ」が欲しくなりますよ。
まあそんなもんはないんですけど。

そんな感じで、へなちょこ支柱を立てましたとも。

実は、台風というとナスには悲しい思い出があるのでございます。

2007年の台風では、それまで大変順調だった秋ナスが、
風に回されボロボロになって終了したですよ。

おそろしいほどに順調で、8月中旬に切り戻して、さあこれから!ってときに。
ボロボロになって終了。この悔しさ。言い表せません。

でもね。天災なんだから。
台風め!とか思っても、しょうがないのです。

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アブラムシが発生したので「もういいか」と思って切り戻したナスが、
なぜか復活。追肥もやってないのに花が咲いて実もつくし「なんだかな」って感じ。
やっぱり作物にわたくしの「過剰な愛」は全く必要ないのだろうか…? 



たった15平方メートルの家庭菜園でも、
これほどまでに台風が気になるのですから、
本職の方々のお気持ちはいかばかりか等と思ったりするのですが、
某D社時、担当してたりんご農家も、その他畑作の人々も、そう言えば
「しょうがないよね」って言ってらっしゃいましたよ。

我が身のことになって初めてわかるその「しょうがない」気持ち。
台風だもん。ほんとに、しょうがないんだよね。

当時は「あああ、大変でしたね~」とか言ってはおりましたが、
おそらく心底わかっていなかったのだなあ…等々と、
今さら心底反省してみたりしているわたくしです。

すみましぇんでした。皆さま。

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オクラに立てたへなちょこ支柱。支柱ごと倒れるような予感が少し。
隣のいんげんの方が危険な気がするけど、物理的にどうすれば倒れないのか
よくわかんないので、一か所だけ補強しました。倒れないことを神に祈るのみ。



ついでに言うと、2007年はオクラも全て風でなぎ倒され、
その後、ナナメ45度位にかしいだ樹からオクラを収穫しました。

一応その後半月ほど問題なく収穫できたので、
オクラって強いよなあ、と感心した次第でございます。

実はわたくし今年は、オクラの後作に不耕起で
キヌサヤとスナックエンドウを植え付けようとしております。

これら豆類が成長してきたら、オクラの枯れた樹にまきつかせ、
支柱がいらないっていうすんばらしい創意工夫(ネタは木嶋利男さんの本)。
なんかすげえ「自然農」っぽいじゃありませんか。

でも思想とかそういうの全く関係なく、省力化のためでございます。

gazou 032
台風の前にってことで、穂ジソも取って来ました。塩漬けにします。
こういうちょびちょびした薬味系が自給できるのって、ヨロコビっすよね~。
おにぎりとか、漬物とかに入れまくります。



キヌサヤは「アタシ、とにかく巻き付きたいの!!」って性質がある作物。

ネットをはって、ひげが巻き付く場所をたくさん準備しないといけないのです。
で、その巻き付く場所をオクラにお願いするってわけなのでございます。

だからナナメ45度になると困るのよね。
で、通常そんなこと誰もしない「オクラに支柱立てまくり」なのでございます。

とりあえず、今回は万全の準備をした(つもりの)ほんたべ農園。

こういうのって「覆水盆に返らず」いうんだっけ? 
いや、そうじゃなくて、「転ばぬ先の杖」だったわ。

とりあえず「やることはやったもんね」って感じで、
「人事を尽くして天命を待つ」わたくしでございます(大げさか)。


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No title

ほんたべさんこんにちは。

台風、心配です。
いま現在名古屋あたりじゃひどいことになってるみたいですねー。

自分も趣味の園芸なんてのにはまる前は
台風なんてちょっと楽しげなイベントくらいにしか思ってなかったんですが、
あっちこっちの苗だの鉢だのがひっくり返されるのを目の当たりにするに及んで、
「台風憎し」になりつつあります。

いわんや農家においてをや。

でもでも、この国は毎年このどうにもならない自然現象とどうにか折り合いをつけてきたわけですからね。
日本の農業強し、です。

あ、そうか。
もしかしたら今回の大震災の被災者の方々があんなにも忍耐強い(ように感じられる)のって、
日本のこの風土と何か関係があるのかも、なんて思ったりしましたです。
達観というか、諦観というか、「しょうがないよね、自然には逆らえんよ」的な。

ただし、「台風憎し」ではなく、最近は「放射能憎し」なんですが。
こと原発関連にかんしては、「しょうがないよね」ってなれない自分がいたりします。

ではでは v-22

No title

ほんたべさん、こんばんわー。そろそろ、そちらに台風が上陸したころでしょうか・・・?こちらはまだしとしとと長雨が降っています。

ナスの支柱の立て方が変わっているなぁと思いました。3本の時は、インディアンのテントの様に上を縛るものだと思っていましたので。
でも、ほんたべさんは、いろんな農家の方々から教えてもらっているでしょうから、大丈夫だと思います。

なんとか乗り切って欲しいですねー。野菜たちがんばれー!

>やっぱり作物にわたくしの「過剰な愛」は全く必要ないのだろうか…? 
土壌づくりに一生懸命だった、春ごろのほんたべさんの熱意が、今に至っているのだと思いますので、決してほんたべさんの愛が必要ないという事はないと思いますよー。元気出してくださいね。

No title

こんばんは。
楽しく農園してますね。
なんだかんだ言っても楽しんでいる雰囲気がビシバシ伝わって来ます(^^)

臭いの件、私も似たような感覚で「鶏舎や牛舎の臭い」「サイレージ」などもへっちゃらです。

過剰な愛は、私も関係無い気がしてきました。子育てと同じで半放任・スパルタの方が元気な気がしますよ。でも畑へ行くと野菜や果樹に声をかけてる変な自分がいます。

「人事を尽くして天命を待つ」
農業を始める前は、言葉は知っていましたが、意味は理解していなかった事に気づきました。どれだけ科学と文明が発達しても、人が出来ること(人事)には限りがあるのだと。
農畜漁業の人達が逞しいのは、自然が起こした事をすべて受け入れて再び生産活動を始めることを繰り返してきたからでしょうね。
そうは言っても、台風対策が無駄になる事を祈るのでした。
一生懸命やった事が、無駄になって嬉しいのはサラリーマンの時には無かった体験です。

Re: No title

Fuさん

こんばんは。
あっと、お誕生日おめでとうございます!

> 自分も趣味の園芸なんてのにはまる前は
> 台風なんてちょっと楽しげなイベントくらいにしか思ってなかったんですが、

台風クラブですね!
私も雷がビシバシなったり、大風吹いたりするのが
とても好きでした。ウキウキしました。


> もしかしたら今回の大震災の被災者の方々があんなにも忍耐強い(ように感じられる)のって、
> 日本のこの風土と何か関係があるのかも、なんて思ったりしましたです。

日本人は自然と共生してきたって言いますから、そうかもしれません。
コントロールしようなんて思っていなかったって話です。
「地球にやさしい」なんつー思想は西洋的な考え方だとよく思いますです。

英語の「nature」を自然と訳したのは明治以降で、それ以前「自然」は
「虫が自然にわく」とかそういう意味でしか使ってなかったそうです。
自分の身の回りのものを「自然」と切り離して考えてなかったってことですよね。

トイレにも神様がいる国ですから、天災も受け入れる素地があるんだと思います。
(西洋の神様とは違って、私は日本の神はスピリットだと思っとります)
>
> ただし、「台風憎し」ではなく、最近は「放射能憎し」なんですが。
> こと原発関連にかんしては、「しょうがないよね」ってなれない自分がいたりします。

台風で大変なことにならなきゃいいんですが…。

最近Twitterでしか原発関係の話聞かなくなりましたねえ。
報道してないけど、大丈夫なのかなあ…。

Re: No title

駆動さん

おこんばんはです。
台風は明日上陸しそうですよ~。

> ナスの支柱の立て方が変わっているなぁと思いました。
3本の時は、インディアンのテントの様に上を縛るものだと思っていましたので。

えっ、ほんとですか。

> でも、ほんたべさんは、いろんな農家の方々から教えてもらっているでしょうから

いや~。農家は大量にナスを植えるので、支柱なんか立て方が全然違いますから。
ほとんど参考になりませんです。
だいたい2本仕立てにして、ひもを渡していく方法が多いみたいですけど…。
どうやってるのかもはっきりわからず…。

> 土壌づくりに一生懸命だった、春ごろのほんたべさんの熱意が、今に至っているのだと思いますので、

いつもなぐさめていただいてありがとうございます…(涙)。
この台風でも生き延びてくれることを祈ってます。

何しろ7個くらいナスがついてましたから…風に回されたらヤだ。

Re: No title

スナフキンさん

こんばんは。

> なんだかんだ言っても楽しんでいる雰囲気がビシバシ伝わって来ます(^^)

わはは。バレてましたか。
楽しいっす~。


> 臭いの件、私も似たような感覚で「鶏舎や牛舎の臭い」「サイレージ」などもへっちゃらです。

いや~、牛のニオイ平気ですかあ…私はサイレージならまだ平気かもしれないなあ。


> 子育てと同じで半放任・スパルタの方が元気な気がしますよ。

今回のナスはある意味ショックでした(笑)。

やっぱりサボテンを枯らすほど愛しすぎるのが良くないのかもしれません。
ある程度距離を置いて付き合うとか…時折はじらすとか…あれ?野菜の話だったよな。


> そうは言っても、台風対策が無駄になる事を祈るのでした。
> 一生懸命やった事が、無駄になって嬉しいのはサラリーマンの時には無かった体験です。

あっ、そういう感覚ですよね!
小さな面積ですが、そうなったら私もうれしいです。

どうも明日直撃コースっぽいですけど。
みなさんの被害ができるだけないことを祈っています。
プロフィール

ほんたべ

Author:ほんたべ
手島奈緒
おいしい食べものをつくる人を紹介したり応援したりしております。ブログをまとめた著書『いでんしくみかえさくもつのないせいかつ』(雷鳥社)『まだまだあった! 知らずに食べてる体を壊す食品』(アスコム)『儲かる「西出式」農法』(さくら舎)など。現在ハンター修行中。

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