「鳥取」は「島根」の右側です!

img061.jpg
ついでに言うと、鳥取の右側は兵庫県、下は岡山県。
日本5大美人県であると鳥取県の広報部が主張しております。日本海側、
秋田を筆頭に一県おきに美人県らしいっす。秋田→新潟→石川→京都→鳥取。
福井とか山形、兵庫の立場はどうなんだと思わないでもない。



ひとくくりに「山陰」と呼ばれる鳥取県と島根県。
何度鳥取だっつっても「島根出身だよね?」と言われ続けて20数年。

東京暮らしが鳥取暮らしより長くなっても、生粋の鳥取人であるわたくし。

日本で唯一スタバとドンキホーテとセブンイレブンがない県と
ツイッターで大盛り上がりしていても、
「鳥取ってさあ、砂丘のなかに町があるんでしょ?」と言われても、
日本の県庁所在地では一番最後にマクドナルドができたことを知ってても、
わたくしの根っこは鳥取にあり、誇りにしとるんでございます。

っていうことで、今回ちょっと鳥取県(主に鳥取市周辺)について
わたくしなりに考察してみたのでございます。

さて鳥取県の人口は582,422人であるらしい(2012年7月1日)。

全国47都道府県の中で47番目で、人口は最も少ない。
ちなみに現在わたくしが住んでいる世田谷区の人口は
860,071人で、鳥取県よりも多いのだった。あれま。

だから息苦しいのかもしれないな、世田谷。歩くだけで。

IMG_6600.jpg
うまいもんと言えば、酒。諏訪酒造の鵬は有名だけど、その他、
日置桜とか鷹勇とかおいしいお酒がありますよ。
智頭町の諏訪酒造のショップでは、試飲もさせてくださいます。

IMG_6604.jpg
昔は宿場町で栄えたのでしょう。非常に美しい街並みが、一瞬だけ続きます。
諏訪酒造はその一画にあります。水はうまく、空気はきれいないいところ。



ゲゲゲの鬼太郎の水木しげる先生の出身地の境港市は、
島根県ではなく鳥取県である。
さらに宍道湖の風景が美しい「松江」は、
鳥取県ではなく島根県にある。

鳥取出身の有名人と言えば、言わずと知れた「ゲルさま」こと
石破茂元農水大臣・防衛庁長官などがいらっしゃるが、
その他の人々のことをあまり知らないので、これはまあいいか。

そして、二十世紀ナシは鳥取のブランド商品ではあるが、
生まれが千葉だということはあまり知られていない。

大栄スイカというバカでかいスイカも鳥取のブランドだが、
大栄町が市町村合併で無くなったことは、県外の人々には
それほど知られていない。

ついでに言うとトリンドルちゃんが「鳥取のハワイだで~」と言った
羽合温泉はまだあるが、羽合町は市町村合併でなくなってしまった。

このため、「鳥取のハワイに行って来るでえ」とか言う
テッパンのオヤジギャグが言えなくなったが、それはそれで良しとしよう。
鳥取の子どもが100回は聞かされるオヤジギャクだからだ。
そのうち自分も言うようになってしまう。

IMG_6651.jpg
鳥取市内の女子高生およびOLに人気の「らっぱ屋」。タイ焼き屋さんです。
人形町の行列ができるタイ焼きよりも絶対に10倍はおいしいタイ焼き。
でも地元民もあまり知らないタイ焼き。

IMG_6654.jpg
大変小ぶりなので、一人で3個くらいは平気です。
秀逸なのがあんこのおいしさ。タイ焼きの皮は薄っぺらくてパリッとしており、
これ食べたら屋台のタイ焼きなんて食べられませんよ。

IMG_6655.jpg
一匹ずつこの型で焼きあげます。かわいいよね~、手作り感満載。


もうひとつの鳥取ブランドに「らっきょう」があるが、
今年は不作で非常に高値になったらしい。

今年のらっきょうはお高かったはずでございます。

らっきょう収穫シーズン6月になると、鳥取砂丘周辺が
らっきょうのニオイで充満するが、最近はどうなんだろう。
らっきょうギライの人には、この時期の砂丘行きは苦行であった。
(わたくしのことであります)

冬には漁港から直接おばさんが行商にやってきて、
松葉ガニの親ガニ(北陸地方で言うところの香箱ガニ)が
3~5枚で1,000円位で買えたので、昔はおやつにカニ食べたりした。

東京で夏に岩ガキが売られ始める何十年以上も前から
鳥取市民は「カキと言えば夏に食うもんだ」と思っている。

サザエは基本的に買うものではなく採るものだったが、
最近は漁業権とやらで大変なので、買うことにしている。

海水浴は8月に入るとクラゲが出てきて刺されるし、
お盆には死人に足を引っ張られるので、7月でおしまいにする。
お盆に鳥取で泳いでいるのは他県の人である。

IMG_6661.jpg
鳥取のメインストリート「若桜街道」にある老舗「ベニ屋」のカレー。
わたくしが小学校のころから全く変わっていない、こっくりした甘辛いカレー。
ほんとにおいしくて大好き。ベニ屋と言えば、カツカレーっすよ!
ちなみにここの夏の名物は「インド氷」という名のかき氷。



大人になると「海に行く=帰りに温泉でひと風呂浴びる」になり、
冬は「スキーに行く=帰りに温泉でひと風呂浴びる」になる。
どちらも日帰りが基本だ。鳥取市から海は最短で20分、
スキー場は約1時間の位置にあり、温泉はいくらでもある。

海水浴場は小学校低学年では砂浜の美しい遠浅の海に行くが、
高学年になると岩場の波の荒いところに行くようになる。
水中メガネは必須だ。浮輪をしていた友人を私は知らない。

男子はこの頃からモリなどを入手し、漁を始める。

海の中にはちびっちゃいふぐがぴよぴよ泳いでたり
こどものイカがひらひらと泳いでたり、コバルトブルーの魚がいたりする。

石英粒が主体の砂浜は白くて美しく、海水の透明度も高く、
キスやカレイが海底にたたずんでいるのを見るのは当たり前だ。

砂は白いものだと思っているから、湘南および関東の海が理解できない。
東京に来て驚愕するのは、砂とうどんつゆの黒さである。

IMG_6638.jpg
わたくし、facebookで「ソフト部」という活動をしておりますが、
大山みるくの里のソフトクリームは秀逸のおいしさでございました。いやはや。
さすが開拓・酪農の地、大山。夏は登山、冬はスキーができる山でございます。



雨が多いので雨に強く、多少の雨では傘はささない。
『弁当忘れても傘忘れるな』という言葉を
小学校に上がるころには皆覚えている。

冬の空は鉛色で、日本海も鉛色なので、
東京の青い空はなんとなく気づまりで冬っぽくないと思っている。

冬は大雪が降るが、多少の雪では学校は休まないため、
雪の上を歩くのが皆うまくなり、チャリンコで爆走する者もいる(わたくし)。

だいだらぼっちが土を運ぶときにぼとぼとと落っことしたと言われている
ひく~いぼた山が鳥取市内を囲み、子どもたちはここで遊ぶ。
子どもたちだけで山に登って探検する。秋には木の実を拾って食べる。

外遊びでまっ黒けになっているから、大人になって
「あんたそんな色白だったんか!」と言われたりする(わたくしのことであります)。

ああ、そんな、自然がいっぱいの大変美しい県、鳥取。
東京にいるとほとんど思い出すことはないふるさと
(うどんとちくわぶを見るたび思い出すけど)。

IMG_6608.jpg
鳥取の夏と言えば、長とうがらし(通称長とう)。
伏見甘長唐辛子よりも長くでかく、グリルで焼いて鰹節かけて食べます。
鳥取県以外で見たことのないとうがらし。これって在来品種じゃないのと思うんだけど。

IMG_6639.jpg
鳥取のうまいもん食べたい人は、この看板を探すといいでしょう。
鳥取県産の材料を一定の割合以上使わないともらえない看板らしいです。
夏の間はほんとにうまいイカの刺身とか、サザエ、岩ガキなど、
おいしいものがたくさんあります。



わたくしの生まれ故郷は、何もなくともほんとうに美しい。

人々はのんきで、おいしいものを食べ、豊富な海や山の恵みを
そうとは気づかず当たり前に享受している。

何十年かぶりにお盆前に帰省した今年。
東京に住まう者の目で鳥取を見つめてみた。

もう鳥取に住むことはないのだろうけど、
自分のねっこにはいつも鳥取があるのだということを
再認識したのでございましたよ。

ああ、楽しかったなあ。

鳥取について詳しく知りたい方はこちらをどうぞ→http://www.tottori-guide.jp/
なんかいろいろイベントやってます。


★現在ブログランキング参加中です!
↓プキッとクリック、ご協力お願いいたします!



こちらもよろしくお願いいたします!
にほんブログ村 環境ブログ 有機・オーガニックへ
にほんブログ村

関連記事

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

お疲れっした

無事帰ったのね。
帰ったで〜、とか連絡せんか。

ところで、記事を読んで教えてあげれば良かった!と思ったこと。
北条にすんごいおいしいジェラート屋さんがあったのに…残念。

Re: お疲れっした

白玉さん

帰りましただよ。
北条のジェラート、先に教えてくれれば良かったのにい!
でもたぶん食べられなかったけど、おなかいっぱいだったから。

それにしても楽しかったな~。
次はいつになるかわかりませんが、冬にぶり食べに帰りたいす。

No title

お久しぶりです。
おかげさまで会社に復帰し元気に過ごしております。

鳥取の実家に帰省されたんですね。
今お住まいの世田谷も良いですが、やはり、生まれ故郷は良いですよね。

私も広島の実家に帰省して故郷を満喫しました。
家族で三朝温泉に行く計画もあったのですが、今回は見合わせました。

次回鳥取に行くときはこの記事参考にさせて頂き、鳥取を満喫させて頂きます。
鳥取のツボが数分でわかるすばらしい記事ですネ(^^)/~~~
ありがとうございました。

Re: No title

ポポカさん

こんにちは。
お元気そうでなによりです。職場復帰もおめでとうございます。

広島に帰省されていたのですね~。

私は大山→三朝温泉というテッパン観光コースをめぐり、温泉に入って来ました。
公営浴場でしたが、女風呂一人だけでゆっくりできました!

ポポカさんも、鳥取はうまいもんが多いですから、ぜひおいでください。
でもま、夏と冬というバキッとした季節の方が、おいしいものが多いです。
春と秋はいまいちかなあ。
まあ梨とかありますけど・・・。でも魚がおいしいのは冬です!!

今回同窓会があったので帰ったのですが、広島に住んでる人が何人かいました。
鳥取から広島・神戸・大阪に広がって行くんだなあって思ったです。

もう皆50歳。
来し方と行く末を考えてしまいましたよ・・・(しみじみ)

No title

こんにちは。
ほんたべさんの故郷鳥取への愛情が文面から伝わってきます。
読んでいると鳥取に行ってみたくなりますよ。
でも長野からだとちょっと遠いかなぁ。

私の知識も鳥取と言えば、
「砂丘」と「らっきょう」が真っ先に思い浮かびます。
(申し訳ない)

まあ名古屋と言えば
「エビフライ」と「味噌カツ」
という他県の人の感覚と同じですかね。

Re: No title

スナフキンさん

こんばんは。

しばらく帰省していなかったのですが、帰ってみると、ほんとに美しい土地で、
これはぜひ紹介しなくてはと思ったのでございます。

機会があれば、ぜひお越しくださいませ~。
おいしいもんがたくさんあります。
プロフィール

ほんたべ

Author:ほんたべ
手島奈緒
おいしい食べものをつくる人を紹介したり応援したりしております。ブログをまとめた著書『いでんしくみかえさくもつのないせいかつ』(雷鳥社)『まだまだあった! 知らずに食べてる体を壊す食品』(アスコム)『儲かる「西出式」農法』(さくら舎)など。現在ハンター修行中。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR