食品添加物を食べない方がいい理由

img112.jpg
ウチにね。でかいこぶしの木があるんです。東南角地なのでアホほど大きくなってます。
んでね、この時期、大量の葉っぱを落としてくれるのです。毎日毎日。はいてもはいても。
環状剝皮しちゃおうかしらとか、元落葉果樹担当としては思うわけで。
でもやり方知らないの。そのへんが農家じゃなくてバイヤーあがりって感じ。



先日の「食品一元化法」のお勉強会で、天笠啓祐さんに聞いた話。

「普通にスーパーで売ってる加工品を何も気にせずに食べてると、
一年間に摂取する食品添加物の量はkg単位になりますよ」

いや、これ怖い話じゃないですか。わたくしビビりました。

1kgと言えば、相当な重さですよ。
ダンベル1kg30回も上げ下げしてたら筋肉痛が起きますよ。

いろんな食品にちょびっとずつ入ってる食品添加物が、
ダンベルの塊になってることを想像して、ビビったわたくし。
そう考えると、日本人を構成している炭素分は
やっぱりGMコーン由来なんだろうなあと実感したです。

なにしろGMコーンはどの食品にももれなく入ってる
コーンスターチの原料であり、サラダ油の原料ですよ。
さらにお砂糖以外の糖分であり、酒や発泡酒の原料でもあります。
そして牛豚鶏の飼料にももれなく入っているのです。

GMコーンと食品添加物でできてる自分。コワイよう。

さて、食品添加物とは大変便利なものであります。
食品の保存性を高め、風味を加え、香りを豊かにし味を良くします。
しかし言葉を変えるとこうなる。

「安価な原料・なんちゃって原料でそれなりの味のものを作り腐らなくする」

安価な原料と言うのは劣悪な原料の場合もある。
例えば外食産業でよく使われている成型肉なんかそうだよね。

昨今食べものの価格は大変安い。
そして売値を安くするには原価を安くしなければならない。

食品メーカーで少しでも働いたことがあると、あまりにも安い場合
原価の見当がつくから「何使ってんだろ?」と想像してしまい、
微妙に怖くて食べられなくなるが、普通の人々はそれを気にしない。
というより知らない。

だって、食品添加物食べてもどこも悪くならないじゃん。
何か病気になってる人、いたっけ? いないでしょ?
それにADI値(一日許容量)って、それぞれに決まってるはず。
毒性評価されてるんだから、安全なはず。

それはそうなのだ。さまざまな動物実験の毒性試験の結果、
食品添加物・農薬にはADI値が設定されていて、
ADIを超えないよう、基準値が設定されている。

つまり基準値は「こんだけ食べても大丈夫」って数値でもある。
これは放射能でも考え方は同じだ。

でもさあ、それ、いっしょくたに摂取した場合、どうなるのかなあ。
そういった実験は誰もしていないから、複合汚染の結末を誰も知らない。

日常的に長期間摂取した結果、何が原因なのか誰にもわからず、
どこかが悪くなっていく。悪くなって初めて、
なんとなーく、食べものが原因かなあと思う。

img113.jpg
近所に激安イタリアンファミレスがあるので、一度食べに行ってみました。
サラダの野菜およびチーズ・トマトなどからものすごーく次亜塩素酸ソーダの味がしたです。
安さの秘密は殺菌か。どんなふうにしてるのかバイトしたくなっちゃったわたくし。



化学物質は遺伝子に傷をつけることがわかっている。
DNAは二重らせんになっているので、片方が傷ついても
もう片方が無事ならば修復機能が働くため、何も起こらない。

遺伝子を傷つけると言われている物質はいくつもあるが、
基本的には修復機能が働き、問題は起きない。
遺伝子の95%は働いてないので、傷つけてもなんてことない方が多い。

しかしそれらの化学物質を複合的に摂取した場合
組み合わせによって毒性が倍以上になることはわかっているものもある。

例えば、ネオニコチノイド系農薬を与えたミツバチよりも、
ネオニコと有機リンを与えた方が致死率が高くなったという実験結果がある。
複合的に汚染された場合、単体の場合よりも破壊力が大きくなる。

でもさあ、誰にもわからないのよね。
そういう安全評価って全くされていないんだって。
前提は、単品ごとの安全評価だからね。まあ経費もかかるしね。当然だよね。

「放射能と農薬とどちらが危険ですか?」と聞く人がいる。
どちら「が」ではなく、どちら「も」よくない。

ただちに影響は出ないけど、長期的な影響は誰も知らないので、
リスク回避のためには両方控えといた方がいい。
それが正しい答である。でも直近の脅威の方がわかりやすいので、
現在は放射能を避ける人が多い。しかし人体への影響は同じだ。

最近GM作物を飼料に与えたラットにガンが発生したという
フランスのカーン大学で行われた研究結果が報告されていた。

GM作物の長期にわたる摂取で何が起きるかは誰も知らない。
とくに表示のないアメリカと、表示はあるが限定されている日本は
壮大な人体実験の渦中にある。

それは食品添加物や農薬についても同じで、
日常的に使われ出した戦後から現在まで、実験は継続中である。
細胞を変異させる可能性のある物質を食べ続けた結果
どうなるのか誰も知らないのだから、できるだけ食べない方がいいのだ。

「長生きと元気は違うものですよ」

先日亡くなった大滝秀治さんが緒方拳さんに言ってたらしい。
稼働率の高い元気な人生を送るためはリスク回避が必要ってことですね。


★現在ブログランキング参加中です!
↓プキッとクリック、ご協力お願いいたします!



こちらもよろしくお願いいたします!
にほんブログ村 環境ブログ 有機・オーガニックへ
にほんブログ村
関連記事

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

No title

こんにちは。
うちの庭にも木蓮があって次から次へと落葉しています。
堆肥化して畑に投入です。

安過ぎる食べ物を見ると疑心暗鬼になりますね。
ファストフードの激安レストランには入らなくなりました。
どうしてもという時は、
McよりMos
GstよりDnz
選択するという最後の抵抗です。

生野菜を販売する時などは、
生菌数の基準があったような記憶があります。
生菌数は気にするのに化学物質は気にしない日本人が不思議。

>「放射能と農薬とどちらが危険ですか?」
この質問に意味はないですよね。
質問者の意図が分かりませんね。
比較することで自分はマシと安心するのでしょうか?

>「長生きと元気は違うものですよ」
良い言葉ですね。
長生きすることが幸せではない。
幸せな生き方とはなにか?
日々自問自答です。

Re: No title

スナフキンさん

こんにちは。

> 安過ぎる食べ物を見ると疑心暗鬼になりますね。

こわいすよね。何が使われてるんだろうという。
添加物よりも元の原料の方が怖いような気がします。
まず国産じゃないってのが前提ですもんね。

こないだ中国産のウーロン茶から基準値以上の残留農薬が出てたし。
基準値違反、地道に出てるみたいですねえ。相変わらずだ。

> 生菌数は気にするのに化学物質は気にしない日本人が不思議。

異物混入よりも食中毒よりも、化学物質って感じかもしれません。
むう。何かが違う。
最たるものが生レバーへの放射線照射でしょうねえ。まだやってないけど。

> >「放射能と農薬とどちらが危険ですか?」
> この質問に意味はないですよね。


けっこうこう質問する人多いみたいです。
どれかひとつっていうのが考えやすいのかもしれません。
農薬や食品添加物は全く気にしないけど、
放射能だけはほんとに気にしてる人ってのもすごく多いです。

「遺伝子を傷つけ細胞の変異を起こす可能性があるもの」は
放射能だけじゃないんだけど、皆知らないのかも。
プロフィール

ほんたべ

Author:ほんたべ
手島奈緒
おいしい食べものをつくる人を紹介したり応援したりしております。ブログをまとめた著書『いでんしくみかえさくもつのないせいかつ』(雷鳥社)『まだまだあった! 知らずに食べてる体を壊す食品』(アスコム)『儲かる「西出式」農法』(さくら舎)など。現在ハンター修行中。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
リンク
FC2ブログランキング
FC2ブログランキング参加中

FC2Blog Ranking

フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR