「コーヒーフレッシュ」についての思い出と考察

img165.jpg
実家にいたプードルはコーヒーフレッシュが大好きで、
母がコーヒー飲むたびにご相伴にあずかっとりました。17歳まで生きました。
トイプードルのくせに柴犬くらいの大きさがあったのはなぜ。



わたくしの母はコーヒーが好きで、
鳥取市内では有名な喫茶店のコーヒーをよく飲みに行っていた。
彼女はコーヒー豆が買えるようになってからは
自宅でもドリップコーヒーを飲んでいた。

わたくしも中学で試験勉強する際に眠気覚ましに飲んでたから、
わりあいと昔から家にはコーヒーがあった気がする。
そしてちっちゃなコーヒーフレッシュのポーションが
冷蔵庫に必ず入っていた。

わたくしにとっては、コーヒーはおいしいものではなかった。
試験勉強の時以外には飲まないし、飲んでもぐっすり眠れるため、
「全然意味ないじゃん!」と、そのうち飲まなくなった。

喫茶店でバイトしていた貧乏な学生時代も、
やっぱりコーヒーはおいしいと思えなかった。

しかし人々はコーヒーが好きだ。

コーヒーの注文を受けると、ウエイトレスであるわたくしは、
コーヒーフレッシュを入れたミルクピッチャーを一緒に持っていく。
足りなくなると継ぎ足す。フレッシュはステンレスのピッチャーに入れられ、
氷を並べたものの上に置いておく。

2時間ほどするとピッチャーの口に固形の物質がたまるので、
ナプキンでふき取る。そして閉店時には冷蔵庫に入れた。
翌日の朝担当のウエイトレスがそれをそのまま使い、
すっぱいニオイがしてくると全部捨てる。

氷の上に乗せてはいたけどまあ、ほぼ常温管理である。
腐るとか腐らないとか、全く考えたこともなかった。
コーヒーフレッシュ=牛乳とは思っていなかったが、
何だと思っていたのだろう?

コーヒーを飲まないわたくしには疎遠な存在だったのだ。

フレッシュがミルクではないと知ったのは29歳のころだ。
某D社と取引のある油脂メーカーの工場見学に行って、
パーム油の大きなタンクを見てるときに
「あれ、コーヒーフレッシュになるんだよ」と聞かされたのだ。

「パーム油に脱脂粉乳混ぜていろいろ混ぜて作ってるんだよ」

へえ。フレッシュってパーム油なんだ。素直に思った素直なわたくし。
飲まないからどうでもよかった。人ごとだから。うふ。

さてしかし。食べものについて知恵がついてくると、
飲まないけれど、気になってきた。
ほんとはどんなもので作られてるのかしら?
植物油の原料はもしかして遺伝子組み換え?

コーヒーフレッシュと言えばスジャータである。
めいらくグループのお客様相談室に電話してみた。

コーヒーフレッシュは、植物油に乳化剤を混ぜ、
脱脂粉乳と食品添加物で作られている。
脱脂粉乳の割合は企業秘密だ。
植物油はナタネ油とパーム油であった。

ナタネが遺伝子組み換え原料かどうかはお客様相談室の人にはわからなかった。
「油はDNAは破壊されてるから関係ありませんよ」と言われる。
確かに法律ではそう言われている。その通りである。

乳化剤として(だと思うが)、カゼインは必須で入っている。
その他乳化剤は大豆レシチンなども入っている。
コーヒーは酸性のため、アルカリ性のカゼインが含まれていると、
コーヒーに入れると塊ができたり溶けなかったりする(のだろうと推測した)。

なぜフレッシュがアルカリ性でそういう状態になるのか。
質問の仕方が悪く理由がいまいちよくわからなかったため、
カゼイン=強アルカリ性=固まるというわたくしの推測は間違ってるかも。

そして、それを防ぐために、PH調整剤が混ぜられている。
様々な物質を均一にするために植物繊維も入っている。
食物繊維はデキストリン・セルロースなど製品によってさまざまである。
(これらの食物繊維の原料は遺伝子組み換えコーンであることが多い)

プレミアム商品には、生クリームが入ってたりする。
それはよりミルクに近い味わいなのであろう。
飲んだことがないからわからないけど、だったらミルクの方がいいのでは。

ちなみにコーヒーフレッシュはマーガリンとは違うから、
トランス脂肪酸なんてできませんよと言われた。
うーん。そのへん勉強不足でよくわからない。

ミロディアンミニのWEBサイトにはトランス脂肪酸0.0%って書いてある。
できないのならなぜ原料変更で0.0%になるとわざわざ書くのだろう?

謎は深まる。

ともあれ、コーヒーフレッシュは限りなく遺伝子組み換え食品に近いけど、
そうじゃないかもしれないグレーな食品であった。

今度はメロディアンミニの会社に聞いてみようっと。


★現在ブログランキング参加中です!
↓プキッとクリック、ご協力お願いいたします!



こちらもよろしくお願いいたします!
にほんブログ村 環境ブログ 有機・オーガニックへ
にほんブログ村
関連記事

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

僕の聞いた話では…

その昔、コーヒーフレッシュと言うのは
洗剤の油に、白ペンキの原料を入れて作るんだよ…と聞かされて
以来、一度も使っていません。(人にも使うなと言っています)

今回の記事、バーム油に乳化剤…ほぼ同じ意味ですよね(笑)
GM食品で有るかどうか…というより
白ペンキの親戚をコーヒーに入れて飲んでいる
という認識の方が、理解が早い気がしますが、いかがでしょうか?

その人は、コンビニの牛蒡サラダについても
ドラム缶に詰まった防腐剤漬けの真っ黒な中国産ごぼうを
漂白剤の洗濯機で洗ったものだ…と表現していました。
マヨネーズで舌がコーティングされるので
味はわからなくなるから大丈夫・・・なのだそうです。

また、中国産などの「輸入割り箸」も、「強力な防腐剤漬け」で
しかも<食品ではない>ことから、フリーパスなのだそうですが
その箸で食べたら、人体はどうなるか?とか
これも、知っておいたほうが良さそうな話ですよね。

Re: 僕の聞いた話では…

癌ダムさん、こんにちは。

> その昔、コーヒーフレッシュと言うのは
> 洗剤の油に、白ペンキの原料を入れて作るんだよ…と聞かされて


ひー、そりゃ恐ろしいですねえ。
食べたくなくなります。

> GM食品で有るかどうか…というより
> 白ペンキの親戚をコーヒーに入れて飲んでいる
> という認識の方が、理解が早い気がしますが


いずれにしてもミルクじゃありません(笑)
白ペンキは怖すぎますう~。

しかしなぜコーヒーフレッシュが日本で主流になったのか。
友人と話してみましたが、そういえば気がついたらもう
あの物質はコーヒーにちまっとついていました。

もともとは生クリームの代用品なのかなあ。
あの粘度といい、においといい、質感といい。
ミルクじゃない気がします。

癌ダム先輩的には、物心ついたとき、どうだったですか?


>
> その人は、コンビニの牛蒡サラダについても

私の知ってる話はお蕎麦屋さんで使ってる山菜の水煮です。
ボロボロに錆びたドラム缶に入ってるのを横浜港で見たという
市民団体の人の記事を見たことがあるです。

こわーい。

でも漂泊するので問題ないんだって書いてありました。
見たこと無いから何とも言えないけどほんとかな?>


> また、中国産などの「輸入割り箸」も、「強力な防腐剤漬け」で


私が聞いたのは国産のワリバシの怖い話ですが、
やっぱちょっと使いたくなくなるような話でしたです。
なので、マイ箸を使おうと思って買ったんだけど失くしました。

いいお箸だったのに。見つけなくちゃ。

タダでもらえるものは気をつけなくちゃですね~。
プロフィール

ほんたべ

Author:ほんたべ
手島奈緒
おいしい食べものをつくる人を紹介したり応援したりしております。ブログをまとめた著書『いでんしくみかえさくもつのないせいかつ』(雷鳥社)『まだまだあった! 知らずに食べてる体を壊す食品』(アスコム)『儲かる「西出式」農法』(さくら舎)など。現在ハンター修行中。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
02 | 2017/03 | 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
リンク
FC2ブログランキング
FC2ブログランキング参加中

FC2Blog Ranking

フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR