遺伝子組み換え食品を買ってもよいと言う人は35.6%

img168.jpg
果糖ぶどう糖液糖は食品中に於いて組み換えDNAおよびこれにより
生成されたタンパク質が除去、分解されていると判断されてるので、
GM原料を使っていても、醤油や油と同様、表示されとりません。
果糖ぶどう糖液糖(異性化糖)は、ほぼすべての清涼飲料水に入っとります。



遺伝子組み換え作物についての消費者意識を
WEBで検索していたら、バイテク情報普及会が行った
「遺伝子組み換え(GM)食品に対する消費者の意識調査」
というアンケート結果を見つけた。

http://www.cbijapan.com/siryou/DL/20130325/CBIJ_GM_Consumer_Survery_WORD_130306.pdf
ほかにもいくつか見つけたが、少しデータが古い感じ。

■遺伝子組換え技術・農作物・食品についての意識調査報告書(平成18年)
社団法人農林水産先端技術産業振興センター
http://jataff.jp/project/download/pdf/01-2006052910412920764.pdf

■第4回調査結果 遺伝子組換えに関するアンケート(平成17年)農水省
http://www.maff.go.jp/j/syouan/johokan/risk_comm/r_anzen_monitor/h16_4.html

バイテク情報普及会がどういう団体かよくわからない。
しかし最近のデータである。報告日は2013年3月6日だ。

この調査は、遺伝子組み換え食品に
漠然とした不安を持っている消費者に対して、
どのような情報を提供すれば需要意識が向上するかを目的に
行われたようである。

さて、細部は上記PDFを見ていただくとして、興味深い結果が出ている。

GM食品の購入意向という設問について、
買ってもよいと答えた人 35.6%
この数値、子どものいる女性では 29% であった。

「買ってもよい」とは、積極的に買ってもよい、やや買ってもよい、
それしか売ってなかったら買ってもよい という設問に
「はい」と答えた人の割合である。

はいと答えなかった消費者に対して以下のような情報を提供したら
需要意識が変わったという結果が出た。

・遺伝子組み換え作物は遺伝子組み換え技術を用いて品種改良された作物です。

・遺伝子組み換え作物は、食物アレルギー、微生物学、植物学、農学など
各分野の専門家が参画する、国際基準に基づく国の審査によって
安全性が確保されています。製品化されて17年が経ちますが、
健康への影響は報告されていません。

・日本はお米の国内消費量の倍もの量の遺伝子組み換え作物
(大豆・トウモロコシなど)を輸入している、遺伝子組み換え作物の輸入大国です。

・遺伝子組み換え作物は、食用油、コーンスターチ、甘味料などの原料や、
家畜(牛・豚・鶏)のエサとなります。そして私たちが店頭で目にするドレッシングや
即席めんなど油を使用した加工食品や飲料、食肉・卵・乳製品など、
多くの食品にいかされ、日本の食生活を与えています。
(調査結果より引用)

この情報提供により、購入意向を示した回答の割合が59%に増加。
子どものいる女性では30.2%になった。

遺伝子組み換え作物の情報が提供されていないことが、
漠然とした不安やネガティブな意識を生み出していると
バイテク情報普及会では結論付けている。

さて、現在の日本では上記の「情報」は積極的に消費者に与えられていない。

「遺伝子組み換え作物食べてないから大丈夫」と言う人々がいるが、
牛豚鶏の飼料や異性化糖の話をすると、だいたい驚く。
食べてることを知らずに食べてる自分に驚く。
食べてないと思い込んでいた事実に驚く。

「知る」ことはとっても大切だ。

「知るための情報」を提供されずに食べている現状は少し変だ。
だから情報を提供し、GM作物への理解を深める努力が必要だと思う
上記「情報」をスーパーの壁に貼り出してみたらどうかしらん。
調査結果では需要意識が高まったのだから損はしないはずだよね。

そうしたら、心おきなく、食べたい人は食べ、
食べたくない人は食べない選択ができる。

日本の食生活が、遺伝子組み換え作物なしでは成り立たないことを
皆が知ることができる。そしてそれはなぜなのか考えることができる。

個々の商品に表示してあればなおさら意識しやすいはずだ。
なのにどういうわけか表示はきちんとされてないのだ。不思議だ。

そういうことって大事よね。自分で考えることって。
まず、知ることからだよねとつくづく思う今日この頃。

追記・日本は、米の消費量の培のGM作物の輸入大国であるって事実に
ぶっ飛んだけど、みんな知ってるのかしら。すごいなあ。日本。


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遺伝子組み換え種子による農業の独占支配

いつもなかなか知ることのできない貴重な情報をありがとうございます。

遺伝子組み換え穀物の恐ろしさはそれを用いた製品による健康不安もさることながら、もっとも憂慮すべきは、それが種子を供給するモンサントなどの大企業により[紊�—]一国の農業のありかた全体が支配されてしまう[/紊�—]ことだと認識しています。

遺伝子組み換え穀物を栽培する農地の隣で通常の穀物を栽培すると風媒によりいくらか遺伝子の交配が起こりますが、そうするとこれらの会社は特許侵害として農家に対して巨額の賠償金を求める裁判を起こします。

すると、農家は経済的に裁判を維持することができず、和解して遺伝子組み換え食品を受け入れるようになります。モンサントの「小作人」化一丁上がり!です。自社の利益のためならこんなことまでやるのです。

日本は遺伝子組み換え食品の流入を避けることができませんでしたが、最低限、遺伝子組み換え種子が導入されることだけは拒否しないといけないと思います。

“フード・インク(本、DVD)”、“「モンスター食品」が世界を食いつくす! 遺伝子組み換えテクノロジーがもたらす悪夢”などを見ていただければ詳しく描かれています。

Re: 遺伝子組み換え種子による農業の独占支配

K-taro v2さん

こんにちは。コメントありがとうございます。

> 遺伝子組み換え穀物の恐ろしさはそれを用いた製品による健康不安もさることながら、もっとも憂慮すべきは、それが種子を供給するモンサントなどの大企業により[紊�一国の農業のありかた全体が支配されてしまうこと

タネによる世界征服ですね~。
ショッカーよりも怖いです。
>
> 遺伝子組み換え穀物を栽培する農地の隣で通常の穀物を栽培すると風媒によりいくらか遺伝子の交配が起こりますが、そうするとこれらの会社は特許侵害として農家に対して巨額の賠償金を求める裁判を起こします。
>
> 日本は遺伝子組み換え食品の流入を避けることができませんでしたが、最低限、遺伝子組み換え種子が導入されることだけは拒否しないといけないと思います。
>

日本では遺伝子組み換えイネの導入に気をつけて行かなくてはならないと思っています。
イネ以外は栽培される可能性が少ないだろうと天笠啓祐さんがおっしゃっていました。
その他の作物はそもそも自給率が低く、日本で栽培させたとしても、
タネで儲けることができないからだということです。

それはそれで安心ですが、イネには注意ですよね。


> “フード・インク(本、DVD)”、“「モンスター食品」が世界を食いつくす! 遺伝子組み換えテクノロジーがもたらす悪夢”などを見ていただければ詳しく描かれています。

その他、「キングコーン」「ありあまるごちそう」も興味深いです。
キングコーンはアメリカでGMコーンを栽培するのがどんな感じかよくわかって楽しかったです。
日本の農業の形と全然違うんですよ~。

日本は穀物では太刀打ちできないなと実感できました。

あいかわらず・・・

相変わらす推進派の意識はずれてるなぁ~と思いました。

不安やネガティブは、入ってるかどうかを表示してないからに尽きるのに。

なにかやばいもん入れてんでしょ、だから書きたくないんでしょ、っておもっちゃうよ、普通。

ここでいう「遺伝子組み換え作物の情報が提供されていないことが、漠然とした不安やネガティブな意識を生み出している。」を正しいとすれば、それは商品にGM作物由来のものを使用したかどうかの表示がなく、消費者が判断できないことによる、不安やネガティブな意識である、となぜわからないか、と思わずにはいられない。

どうせここでいう「遺伝子組み換え作物の情報」って、こーんなに安全なんですよ、そうじゃないものとなんら差は無いんですよ、っていうものでしょう。そんなの情報じゃない。ただの意見。

この見解の溝はいつ埋まるのだろう。

Re: あいかわらず・・・

てんさん、こんにちは。

> 相変わらす推進派の意識はずれてるなぁ~と思いました。
> 不安やネガティブは、入ってるかどうかを表示してないからに尽きるのに。

私が一番ぐぐっと来たのは「17年間食べ続けてるけど健康被害はありません」と
言いきっている部分です。たった17年間で「安全」と言い切れるその自信というか。

有史以来食べ続けてきたものと、たった17年しか食べられていないものを
比較できるのかなあと思います。


> それは商品にGM作物由来のものを使用したかどうかの表示がなく、消費者が判断できないことによる、不安やネガティブな意識である、となぜわからないか、と思わずにはいられない。


情報提供をすれば遺伝子組み換え食品への理解が深まるという結果なら、
全商品に表示して欲しいなあと思いますよね。

> どうせここでいう「遺伝子組み換え作物の情報」って、こーんなに安全なんですよ、そうじゃないものとなんら差は無いんですよ、っていうものでしょう。

そうですよね。
てんさんのおっしゃる通りで、不安を払しょくするための具体的な情報は
ちっとも与えられていない気がします。
プロフィール

ほんたべ

Author:ほんたべ
手島奈緒
おいしい食べものをつくる人を紹介したり応援したりしております。ブログをまとめた著書『いでんしくみかえさくもつのないせいかつ』(雷鳥社)『まだまだあった! 知らずに食べてる体を壊す食品』(アスコム)『儲かる「西出式」農法』(さくら舎)など。現在ハンター修行中。

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