キリンビールの発泡酒関係は全てNON-GMO

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毎年6月ごろに限定で発売される変わりコーラとペプシ。
毎回買います。今まででおいしかったのはペプシバオバブ・グリーンコーラの2つ。
去年のスイカ味は二度と飲まなくていいかなって味。甘くって。
最悪はマロン味。でもドクターペッパー好きな人は好きだったかも。



昨年の4月、遺伝子組み換え商品を食べずに一カ月暮らしてみた、
「NON-GMOで30日間」が、本になることになったです。
現在粛々と原稿を書いてるです。
明日からイラストに取り掛かるです。

イラスト入り、2色印刷、B5変型判。
見たこともないかわいい本になる予定です。
なんちて、宣伝しちゃいました。すんません。

さて、先日紹介したスジャータもそうなのだが、
その本で一日一商品、遺伝子組み換え食品かどうかを
お客様相談室に聞いてみて、結果を載せることにした。

ということで以下。わりと意外な結果でございました。
太字部分がGM原料っぽい部分でございます。

■コカコーラ
原料:原料糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)、カラメル色素、
酸味料、香料、カフェイン

果糖ぶどう糖液糖の原料はトウモロコシなので、
これが遺伝子組み換えかどうかを聞いてみた。
お返事は遺伝子組み換え不分別。
コーラの果糖ぶどう糖液糖は遺伝子組み換え原料であった。

コカコーラ株式会社の全ての清涼飲料水中の
果糖ぶどう糖液糖は全てGMコーンが原料。
異性化糖の製造メーカーについては教えてもらえなかった。

昔ながらのコーラを調べたので、カロリーゼロ商品については
聞き取りをしなかったが、ふと低カロリーコーラの原料を見て、
なんじゃこりゃ?ってものが入ってるので驚いた。

これ、なに? 
アスパルテーム以下は初めて見るものばっかである。

コカコーラ・ゼロフリー
原料:カラメル色素、酸味料、甘味料(アスパルテーム・
L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK、スクラロース)、香料

調べてみたら砂糖の600倍の甘さの甘味料だと書いてあった。
食品添加物としての「安全」「危険」は、双方ヒットした。

むう。知らない間に新しいものができているのだね。
安全性がどうとかよりも、わたくしはアスパルテームの味が嫌いだ。
飲むならフツーの赤いコーラか、フツーのペプシだよなあ。

カロリーあってもいいじゃん。45キロカロリーくらい、平気だ。

■アサヒスーパードライ
原料・麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ

副原料の、コーン、スターチ
遺伝子組み換えでないものを使用している。
産地・仕入先は不明。

アサヒビール株式会社の全てのビールの原料が
遺伝子組み換えでないらしい。それはすごいじゃないですか!
居酒屋に行ってスーパードライしかないとガックシしてたけど、
今度から喜ばなくてはね。

■金麦
原料・発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)、炭酸ガス含有

糖類の原料でんぷんが何由来についてかの質問に対して、
その情報は提供していない、社外秘とのことで不明。

「糖類とは果糖・ぶどう糖などの単糖類、ショ糖などの二糖類の
総称でございまして」と糖類についての説明は懇切丁寧にしてくださったが、
それは一般的な常識であり、原料は不明なのだった。

■キリン淡麗生(発泡酒)
原料:麦芽・ホップ・大麦・米・コーン・スターチ・糖類

米とスターチは国産。トウモロコシは日本産と欧州産を使っている。
どれも遺伝子組み換えではない。
糖類とはとうもろこしでんぷんをビール酵母が分解する際にできる液糖だが、
このトウモロコシでんぷんも遺伝子組み換えではない。

キリンビールではその他の商品にも遺伝子組み換え原料は使っていない。
すごいなあ、キリンビール。

お客様相談室の人はすごーく丁寧であった。
それに、産地まで情報開示されてるってすごくない?
その他のメーカーが「答えられません」だったから、
企業秘密なのかと思っていたがそうではないらしい。

エビスがない時はプレミアムモルツ買ってたけど、今度から
ラガーかブラウマイスターにしようと心に誓うわたくし。

以前日本澱粉産業に聞き取りをしたときに、
「でんぷんの原料を非遺伝子組み換えでというビールメーカーが多い」
と言われたが、今回、確かにその事実が実証されたのだった。

ただその時にそのおじさまがおっしゃっていた
「いつまで手配できますかね~」という言葉が重くのしかかる。

アメリカでは昨年、
トウモロコシの全作付面積の88%がGMコーンになった。
でもひょっとしたら、日本人がビールバンバカ飲んでれば、
NON-GMOの作付面積が維持されるかもしれないぞ。

ってことは、ビールを飲まなくては!

NON-GMOコーンの未来は
わたくしの肩にかかっているかもしれないのだ! なんちて。


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No title

こんばんわ。

もう40年も前には、コカコーラのタール色素が問題として挙げられていました。

普段食べているもので美味しい冷涼飲料水はできないのでしょうか。

世界のお茶の文化史を紐解くと、西洋ではエールなる麦芽飲料が健康に良さそう。

紅茶もウーロン茶も現地では無農薬なんだろうか?

日本では新茶だけを出荷して完全無農薬の産地もあるようです。

Re: No title

富士王さん、こんにちは。

> 普段食べているもので美味しい冷涼飲料水はできないのでしょうか。

販売するとなると酸化防止剤が必要だし、いろいろと難しいんでしょうねえ。
自分で作ってポットに持っていくのが一番だけど、

それにしてもミルクティーなんか作って持っていくと、
ポットにニオイが残ってヤだったりします。

> 世界のお茶の文化史を紐解くと、西洋ではエールなる麦芽飲料が健康に良さそう。

エールってビールみたいなもんですよね。
イギリスの蜂蜜水を発酵させたミードとかもおいしそうです。
これなら自分ちでもできそうですよねー。
レモネードも自家製だとおいしいです。

>
> 紅茶もウーロン茶も現地では無農薬なんだろうか?


オーガニック以外は農薬使ってありますよ。たぶん。

> 日本では新茶だけを出荷して完全無農薬の産地もあるようです。


日本のお茶は有機JAS取得してる人がけっこう多いです。

お茶のうまみはチッソに由来するので、窒素分が少なくて、
うまみが薄いとかで有機のお茶はおいしくないとか言う人がいます。

今はどうかな。硝酸態窒素の地下水汚染対策で、
茶の窒素分制限されてるらしいので、普通のお茶も変わらないのかな。

今は二番茶を出荷してもお金にならないので、
茶農家はほとんど新茶で商売してるみたいな話を聞いたことがあります。

ペットボトルのお茶が流行った時は二番茶が売れたので、
それを出荷してた人いましたが、今はほとんどベトナム産とかで、
二番茶バブルはあっという間にはじけたらしく。

自分で水だし煎茶を作ってポットに持っていくのもおいしいですよね。
時間はかかりますが、国産のお茶の消費につながります。

No title

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!

No title

すでにご存知とは思いますが、
ここに書かれていることは全く古い情報になってしまっていますので、
何らかの注釈、ないしは書き直しが必要と思います。
文筆業を生業としている方のようですので、
そのあたりの責任感もお持ちのことと期待します。

Re: No title

あんぜんをきにするひとさん、コメントをありがとうございます。

> すでにご存知とは思いますが、
> ここに書かれていることは全く古い情報になってしまっていますので、
> 何らかの注釈、ないしは書き直しが必要と思います。


なるほど。

わたし自身は過去のブログの書き直しについてはあまり考えていません。
どの記事にも共通して言えることですが、当時はそうだったという記録です。

細かく見ていくと、データの数値なども現在と執筆時とでは違っていますし、その他にも状況が変わっているものはたくさんあります。
情報は常に変遷するものですから、常識的に考えて御理解いただけるものと考えています。

また、この記事は、個人としての私がお客様相談室に電話して調査したものであり、今回行われた組織としての「公開質問状」とは性質が違うと考えています。

あんぜんをきにするひとさんのように最新情報をご存知ならば、この記事を参考にはされないものと考えます。

ということで、当時の記録ということでご理解いただけますと幸いです。


プロフィール

ほんたべ

Author:ほんたべ
手島奈緒
おいしい食べものをつくる人を紹介したり応援したりしております。ブログをまとめた著書『いでんしくみかえさくもつのないせいかつ』(雷鳥社)『まだまだあった! 知らずに食べてる体を壊す食品』(アスコム)『儲かる「西出式」農法』(さくら舎)など。現在ハンター修行中。

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