7月のほんたべ農園

IMG_8953.jpg
初オクラの花~。今年は何月まで採れるかな。


暑いすね。
雨が降らないので2~3日おきに水やりに行っております。

区民農園には水道があるので、東京水をやります。
東京水がなにかとても素晴らしいかと言うとそんなことはなく
フツーに粛々と育っております。

でも、ここいらで雨がざっと降ると畑の様子がちょっと変わる。

なんでかっていうと、雨って空気中の窒素を固定しつつ
落っこちてくるらしいのよね。むかーしかんばつの年に
「どんなに水やっても雨にはかなわない」とりんご農家が言ってたが、
ほんとにその通りなのである。

水道水をちゃんとやってるのになぜか青息吐息の野菜が
一雨降っただけでピカピカになり、青々としてくる。
なんだか知らないけど、急にでかくなってることもある。

稲妻でも光ろうもんなら、チッソが固定されて
たぶんもっとイキイキするんじゃないだろうか、とか思って、
最近は雷が鳴るとウキウキするようになった(家の中でね)。

てな感じで、暑くて眠れなくて早く目が覚めるしで、
最近は5:30頃に畑に向かっては水やりし、水を飲んでるはずなのに、
熱中症気味になって帰って来るってのが日課になっている。

IMG_8964.jpg
今年もジュースのために赤ジソ植えました。花粉症に効くのです。
梅干しにも使いました。ジュース優先でケチったのでうまく色着かないかも(泣)。
なんかすんごい「やった感」がしているわたくし(自画自賛)。



「あ、これ畑バカ一代じゃないの?」と久しぶりに思うわたくし。

去年の今頃はド貧血で、何してたか全く記憶がなくて、
単純に比較はできないけど、今年はちょっとやってる感があるのだった。
だからと言って愛しすぎているわけではなくて、
適度に粛々とやっており、野菜も適度に粛々と育っている。

いつものことで、最初の肥料が足りなくて初期生育が悪かったが、
追肥したら2日間ほど雨が続いたせいか、ナスが調子良くなってきた。
そしてなんだかアホほど採れ始めた。幸せなわたくし。

きゅうりは3本のうち1本がセンチュウ害で枯れ、
さらにその隣に植えてた一本が同様にダメになりつつあり、
2番手の成長を待っている状態。

だがセンチュウ害の及んでいない残りの1本はすごく元気で、
次々に脇芽を伸ばしてはきゅうりをならしている。

師匠・西出先生が言ってた通りで、
「樹が元気な限り未来永劫採れる」って感じだ。
ということで、このきゅうりに長生きしてもらわねばなるまい。

きゅうりとトマトになんとなく病気っぽいものが出ているが、
今年は病気対策の資材も作らず、ただ見ている状態である。

とうとう愛しすぎる女から卒業だ。人って進歩するものなのね。

IMG_8960.jpg
全体的に緑色が薄いのよね。この黄色いの、病気だと思うけど、
まだ調べてない。菌核とかだと気が重くなるから。
チッソが足りない気がするので、一昨日追肥しました。



さて、ご近所の方々の野菜類はいつもながら生育が非常に良い。
樹は大きくなるし、いつ行っても収穫できてるような気がする。

やっぱり化学肥料ってすごいのである。株元にパラパラとまくだけで、
トマトは鈴なりになり、きゅうりの葉は天狗のうちわのようだ。

うちのきゅうりの葉は花火の時にもらえる丸いうちわより小さく、
こぢんまりしててかわいらしい。緑色もちょっと薄い。

しかし、人と比べてどうとかあまり気にしない性格なので気にならない。

追肥のモグラ堆肥は効くのにちょっと時間がかかるけど、それもまた良し。
たくさん採れないのはちょっと悲しいけど、
量的な欲(収量)よりも質的な欲(味)の方が勝っているので、それも良し。

(ここまで書いて量と質を追求するのが師匠の教えだと思い直した。
弟子失格である。ううう。まあ、草を取らない下農だし。その時点で失格だ)

そう言えば、先日読んだ野菜の流通の人が書いた本に
「有機野菜の方がおいしいって本気で思ってる人がいる」
という一文を見つけた。おお、刺激的。

IMG_8951.jpg
2日にいっぺん、いんげんが3~4本採れるんですけど、
なんかこう中途半端なのよね~。いんげんってそんなに好きじゃないけど、
自分で作るとすんごくおいしいのよね。買うのと味が違うのは鮮度のせい?



「有機質肥料を使うとおいしくなる理由」は理屈をこねられるけど、
「有機質肥料を与えたもの」と「有機野菜」は同じものではないから、
「有機野菜」ってひとくくりに言ってしまうのがよくないのかもしれない。

でもおいしいとかまずいとかは主観だしなあ。
その人が何食べて来たかにも左右される。
ひとつのトマトを食べても100人いたら100人の受け止め方がある。

「おいしい」の評価はとっても難しいのよね。

昨日は久しぶりに雨が降った。
最近雨が降ると「空からチッソが降って来た!」とウキウキする。
今日のほんたべ農園の野菜はきっとうれしそうにしているだろう。

さて、お昼ごはんに食べるナスを採りに行こうかな。
今日はナスの味噌炒めを作るのだ。とろけるような幸せの味だ。


★現在ブログランキング参加中です!
↓プキッとクリック、ご協力お願いいたします!



こちらもよろしくお願いいたします!
にほんブログ村 環境ブログ 有機・オーガニックへ
にほんブログ村
関連記事

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

水の成分分析

写真のきゅうりの葉の異常、手元の本『ひと目でわかる 野菜の病害虫防除』によると、ベト病の写真とそっくりです。

ところで、雨水の成分分析に興味ありますね。野菜を営利栽培するなら潅水用の井戸がそばに欲しいなと思ってましたが、ミネラルは豊富と思われる地下水も含め、山水やため池の水など、それぞれの比較を見てみたいところです。

Re: 水の成分分析

H2さん、おはようございます。

ベト病かあ。ありがとうございます。
きゅうりが元気なら何とか乗り切れるでしょう。

農薬見てたら怖いのばっかでした。
エムダイファーとかオーソサイドとか。
>
> ところで、雨水の成分分析に興味ありますね。野菜を営利栽培するなら潅水用の井戸がそばに欲しいなと思ってましたが、ミネラルは豊富と思われる地下水も含め、山水やため池の水など、それぞれの比較を見てみたいところです。

水の成分分析ってどうなんでしょうね~。

山間の稲作産地でどういうわけか、11俵当たり前に採れるってとこがありますが、
そのあたりの水にケイ酸が含まれてるからみたいなこともあるようです。
それが「水がいい」って言うやつかもしれませんね~。
プロフィール

ほんたべ

Author:ほんたべ
手島奈緒
おいしい食べものをつくる人を紹介したり応援したりしております。ブログをまとめた著書『いでんしくみかえさくもつのないせいかつ』(雷鳥社)『まだまだあった! 知らずに食べてる体を壊す食品』(アスコム)『儲かる「西出式」農法』(さくら舎)など。現在ハンター修行中。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR