「日本一手間のかかる味噌作り」始めました

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お疲れ様でしたー! 楽しかったあ。次回もよろしくです。


ちょっと大げさなタイトルを付けてみた、今年の
「大豆の種まきから味噌作りまで」。

第一回、無事終了したです。

今年は千葉県のさんぶ野菜ネットワークさんの畑をお借りして、
ちんまりと3せくらいでやっております。
今回の主催はほんたべではなく、なんと某D社。っつか大地を守る会。
ってことで、どえらい暑さの8月2日土曜日に種をまいてきました。

一昨年茨城県のさちこさんの畑で種をまいたのは6月下旬。
8月で大豆になるんかな?と思ったんだけど、ちゃんとなるらしい。
早くまきすぎると虫が入って正品率が低くなるとか、
樹が大きくなる割に実ができないとか、いろいろあるらしい。

地域によって豆のまきどきは違うってことですね。

そして今回準備していただいたタネは「小糸在来」という
君津の小糸川あたりの在来品種で、とても貴重なものなのだった。

これはさんぶ野菜ネットワークの事務局、花見さんが、
自分で栽培して自分で採ったタネなのだった。
「小糸在来」という名前を使うにはいろいろとルールがあるので、
そういう名をつけては売れないのだが、売らないからいいのだ。

小糸在来
とても貴重な小糸在来。ちょっと緑色っぽい豆でした。
枝豆にすると甘くてほのかな香りがしてうまいらしい。
味噌にするとすごーくおいしそうである。

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小糸在来がたりなくなった時用の黒大豆も花見さんが自家採種したもの。
とても美しい豆でした。5列ほど植えたかな。どっちが発芽率がいいか楽しみ。



さて、このところの関東は全く雨が降っておらず。
とくに千葉はカラカラに乾いており、もうもうと砂埃が舞っていた。

そもそも千葉は火山灰土でCECは高くても軽い土。
風が吹くと表層の土が舞い上がり「ここは砂漠か千葉か」ってな土質で、
この時期乾かれると人参が発芽しなくて大変なので、
人参のタネをまいた人たちがあちこちで潅水していた。

しかし「味噌作り」の大豆は天水のみの栽培である。
潅水なんて大豆でする人はいないのだ。

ということで、来週の台風の雨に期待だ。

もしかしたら発芽率が悪く、欠株だらけになって
ひょっとしたら収量もめっちゃ悪いのでは・・・・(遠い目)、
なんちてしょっぱなから不安にまみれたわたくしだが、
参加者の方々には「出るでしょう! 来週雨が降れば!」と
楽観的なことを言っといた。

主催者(今年は違うけど)がのほほんとしてた方が、
神様は微笑んでくださるに違いないのだ(根拠なし)。

降るでしょう。

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一列に並んで粛々と種をまいております。
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個別に指導を受けております。ちょっと掘ると湿った土が出てくるので、
そこまで掘ってぎゅっと鎮圧しないとダメ!と言われております。
その湿り気で発芽するんだって。不思議だね。大豆。

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さちこさんの畑ではしなかったけど、今回は鳥よけも入念に行ったです。
ハトに食われたらそれだけで腹立たしいからね。食われませんように。



わたくしには農業の神様、大神山神社の大己貴命の
ご加護があるに違いないのだ(妄想)。

さらに、種まきしたのは在来品種である。
こういう旱魃とか悪天候とかの年には「在来品種」が強いのだ。

ここで思い出す、何年か前の埼玉の話。

旱魃でちっとも雨が降らず、大豆が不作で大変な年があった。
その年、秩父地方の在来品種「借金なし」を作付けていた人だけ、
フツーに採れたらしい。

「借金なし」は忘れられていた在来品種で
秩父の普及所かどこかが保存してた豆らしいが、
これによって一躍スターダムにのし上がった。

埼玉県ではこの後「やっぱ在来種だよね」ってことで、
「借金なし」を「幻の豆」として地域おこしの材料としているのだ。
「借金なし」の豆腐とかよく売ってるのだ。

ということで、小糸在来も「強い豆」だろうから、
旱魃だろうがなんだろうが、ちゃんと発芽して
ちゃんと人数分の収量を上げてくれることに期待である。

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初回だからとお昼ごはんに人参のポタージュと焼きそば、お味噌汁、
お漬物、ナスの煮浸し、オクラとミニトマトなど準備してくださった
さんぶ野菜ネットワークの山本さんと富谷さん(写真撮り忘れた)、
ありがとうございました。んまかったです!

033※
今回農業指導をしてくださった岩井さん(左から)、雲地さん、富谷さん。
次回からもバッチリがんばるです! ありがとうございました。



まあ採れなかったら採れなかったで「すみません」なのだ。
だって豆は工業製品じゃないんだもん。
天候の具合によっては採れたり採れなかったりするのは当然だ。
そういうこと含めて「日本一手間のかかる味噌」を作るのだ。

どうも「「チョー雨女」を卒業したらしいのだが、
「旱魃女」になったらヤだな、とか少し思ったりしているわたくし。
雨乞いの踊りでも踊って、来週の台風に期待である。

次回は9月20日土曜日。草取りである。

今後の順調な成育を大神山神社の神様にお願いしとこうっと。


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No title

ずーっと愛読していたし、あなたがとても好きだったから控えていたんだけど、やはりいいたい。

「放射能汚染」の問題にどうして触れないの?

それが不思議でしょうがない。

どうか、教えてください。

Re: No title

田中さん、コメントありがとうございます。


> 「放射能汚染」の問題にどうして触れないの?
> それが不思議でしょうがない。


311以降の食品についての放射能のことについてですよね?

東和町の農家の除染についてとか、事故後しばらくの間、東京水が汚染されたとか、
そういうようなことは書いたと思います。

自分自身のスタンスとしては、某D社入社後ずーーーっと
原発に反対していました。事故が起こるまで反対していました。
今も反対しています。動かさなくていいと思っています。

しかし反対している間、原発は止まりませんでした。
反対運動では原発を止めることができませんでした。
事故後、反対する人が急激に増えましたが、それはそれでいいことだと思っています。

しかし私は原発を止めることが出来なかったのだから、
国の基準以内である農産物その他について、意見を言う立場にないと考えています。
止められなかった責任を感じています。

だから、食べものについての汚染の件は、
国の基準値以内であるものしか流通していないという認識でいます。

いろいろなブログやFacebook等で、様々な意見が出ています。
根拠のあるデータなのかどうか不明ですが、そういうものも見ないし気にしません。

私は原発を止めることが出来なかったし、また、私には小さな子どもがいません。
福島県内に知り合いの農家が何人もいます。
風評被害で苦しんでいる農家も知っています。

また私は科学者ではありません。

私は「その場」に行ってあれこれ見たり聞いたりしたこと、
今まで見たり聞いたりしたことをベースにこのブログを書いています。

うまく言えないのですが、上記のようなことを合わせて
放射能汚染について言えることはないと考えています。

でも除染をして大変とか、風評被害で売上が上がらなくて大変とか、
そういうことはこれからも書くと思います。
それは見たり聞いたりできるからです。

というような感じです。
とりとめがなくてすみません。


プロフィール

ほんたべ

Author:ほんたべ
手島奈緒
おいしい食べものをつくる人を紹介したり応援したりしております。ブログをまとめた著書『いでんしくみかえさくもつのないせいかつ』(雷鳥社)『まだまだあった! 知らずに食べてる体を壊す食品』(アスコム)『儲かる「西出式」農法』(さくら舎)など。現在ハンター修行中。

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