「ジビエを食べて獣害について考えてみよう」イベントやります

ジビエイベント
ご興味ある方、コメントあるいはメッセージをいただけますと幸いです。
ちなみに携帯のメルアドにはメッセージが送れないので、
Gmail等でお知らせくださいませ。



実はわたくし「全日本ジビエ協会」の理事なぞをやっております。
しかし「全日本ジビエ協会」とWEB検索しても出てきません。
なぜならまだサイトを開設していないからです。

サイトの原稿は現在わたくしのところで塩漬けされており、
現在原稿整理中なのです。すみませんすみません。ペコリ

「全日本ジビエ協会」が設立された理由はいろいろありますが、
以下のような感じです。たいへん志の高い立派な理由です。

「現在の野生鳥獣による農業被害を始めとするさまざまな摩擦は、
野生鳥獣の生息域の拡大・あるいは農漁村地域における過疎化・高齢化による
耕作放棄地の増加・手入れの行き届かない森林の増加など、
社会情勢の変化や自然環境の変化などにより
中山間地を中心に全国的な問題となっている。

昨今のジビエブームは上記の問題に対する一つの解決策として
非常に期待できるものではあるが、一過性のものになる可能性がある。
ジビエ肉についての食肉流通や衛生管理などについても
ブーム先行であまり議論されておらず、また規格も定まっていない。

そういう現状を鑑み、ジビエに対する理解とその促進も含め、
広く議論の場を持ちたいと考え、全日本ジビエ協会の設立に至った」

ということで、全日本ジビエ協会におけるわたくしの役割は
広報及びイベント企画、写真撮影、販売促進などであります。

エゾジカの狩猟に何度か同行し、鹿肉についてはちょっとうるさいわたくし、
全精力を投入して、今後ジビエの普及・販促にがんばっていく所存です。
だからWEBはも少し待ってください。なんちて。

被害額 1

WEB検索してみたら、数年前にはほとんどヒットしなかったのに、
めっちゃデータが上がってるのを発見。農水省も環境省も
相当マジで対策打ってます! って焦る気持ちが伝わってきましたよ。
鳥獣被害防止特措法に基づく取組状況(農水省)より抜粋


被害額2 1

おお、なんということでしょう。被害総額も面積も
右肩上がりじゃありませんか。平成23年は2011年なので
震災もあって数値的に下がっているということでしょう。



さて、全日本ジビエ協会の第一回会合はなんと2年ほど前で、
できてはいるけど目に見える活動をしてこなかったというゆるさが魅力。
なんちて。うそうそ。

その全日本ジビエ協会主催で、今度イベントをすることになりました。
それが「ジビエを食べて獣害について考えてみよう」であります。

最初に獣害について日本オオカミ協会理事朝倉裕氏の講演を聞き、
その後鹿及び猪肉をその場で調理して食べるという楽しいイベント。
なんと参加費2,000円! お肉は鹿と猪。もしかして鴨。
あと鹿ソーセージとか鹿ハムとかも出るかも(未定)。

調理は銀座和光のレストラン部門「THE WAKO」の
総料理長だった鈴木康太郎さんである。
実は鈴木さんも全日本ジビエ協会の理事なのだった。

何作ってくださるのかな。鹿肉のブルーベリー煮込みはマストかな。
ほろほろとくずれる鹿肉がとてもおいしいステキなお料理。
あとは焼き肉かなー。じゅる(よだれ)。

ともあれ、鹿猪害の著しい昨今、鹿は積極的に食べたい食材である。
とは言っても日常的に購入する場は都市部にはほとんどない。
ハンターの友人に肉をもらったとしても状態の良い肉だとは限らない。
食べてみて口に合わなければ二度と食べないかもしれない。

ああ、もったいない。血抜きがちゃんとできてれば
問題なく食べられるおいしい肉だったかもしれないのに。

さらに、ハンターによって処理の方法が微妙に違うし、
人によって肉の臭さに対する好み・許容度はそれぞれ違う。

「俺がいいからあんたもいいだろ」なんてことはあり得ない。
それが獣肉である。ちなみにわたくしオス鹿は食べられません。
常にバンビちゃん限定であります。

年齢別狩猟免許所持者数の推移
ハンターデータ

農水省「鳥獣被害の現状と対策について」より抜粋。
高齢化が進み、若年層がほとんど免許を所持していない様子がわかりますね。
現在「鳥獣被害対策実施隊への優遇措置」とやらで税金の軽減や
ライフル銃の所持許可の特例措置などが取られているようです。
年寄りハンターじゃ駆除もおぼつかないから若者カモン!です。


駆除データ

昭和45年代とかでシカの狩猟数が少ないのは、シカが少なかったこと
及び保護されていたことが関係していると思います。
誤った保護政策でバカみたいに増えた&ニホンオオカミを意識的に絶滅させた
そもそも明治・昭和のご先祖様がやったツケを、現代の我々が
払っているのですなあ。いやはや、未来にツケを貯めてはいけませんね。



農水省では鳥獣被害対策を積極的に推し進めており、
その一環として「肉の有効利用」が行われているが、
通常の肉(牛豚鶏)流通から外れたところにあるジビエ肉の扱いは
上記にあるように、まだしっかりとは整備されていない。

数年前までクローズドな売り場で取引されていたジビエ肉だが、
ある時から「鹿って高値で売れるんだって」的な話が出てきて、
今までジビエを扱った経験のない業者がジビエ市場に参入してきたらしい。
(全日本ジビエ協会の代表談。彼はシビエ肉の卸業者である)

野生動物の肉は「自然をそのまま食べること」に意味があるがリスクも高い。
肝炎ウイルス、寄生虫、食中毒など心配事も多いから、
食べ方についてもある程度知識が必要になる。生食は厳禁だ。
生で食べたい人は食べてもいいけど何が起きても知りませんよという世界である。

そういう知識が一般に広まっているとは言いがたい。
せっかく「ジビエを食べよう」機運が高まっている昨今、
この微妙な熱が、何かあってポシャってしまってはもったいないのだ。

鹿猪肉が売れるってことは、猟師の稼ぎになるってことだからね。
食べることはすごく大事なの。
ということもあり、全日本ジビエ協会は
そういったことも含めて広く情報を提供していく予定です。

全日本ジビエ協会は今後「新鮮野菜net」でジビエ肉を販売し、
広く一般の方々にジビエが食べられるよう努力していく予定である。
しかしまだ「新鮮野菜net」に登録はあるけど商品が未掲載という、
相変わらずなんとなくゆるい感じで進んでおります。

3月21日(土)イベント以降はネジを巻きますから、
今後ともよろしくお願い致します。

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Author:ほんたべ
手島奈緒
おいしい食べものをつくる人を紹介したり応援したりしております。ブログをまとめた著書『いでんしくみかえさくもつのないせいかつ』(雷鳥社)『まだまだあった! 知らずに食べてる体を壊す食品』(アスコム)『儲かる「西出式」農法』(さくら舎)など。現在ハンター修行中。

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