ほんたべ農園2015年夏作総括

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今年は食用菊がたんまり収穫できました。とてもしあわせです。
来年の新芽で再び増殖してさらにたんまり収穫しようと
今からはりきっております。



全くUPしておりませんが順調に冬作にスイッチしておりますほんたべ農園。

いつもならまき遅れて生育の止まったちびっちゃいかぶを食べてる1月に、
今年は売ってるかぶと同様の大きさのものが収穫できているという
ひゃっほう! なんてしあわせなんだ! 状態である。

すべてこの暖かさのおかげだ。

5年くらい貯蔵していたタネのせいか欠株が多く
12月初旬にキーって感じでまき直し「もうムリかもー」とか思った
キヌサヤ・スナックエンドウも問題なく発芽し霜にもやられず
フツーに越冬できる大きさまで生育しているのだった。ほっ。

それにしても、暖かさにもほどがあるよなあ。
しかし作業遅れめのわたくしにとってはとりあえず結果オーライなのだった。

さて、夏作。

そんなに暑さが厳しくなかった8月まで全体的に順調だったが、
34度とかになって以降、水をやろうが何をしようが全くダメで、
鳥取に帰省して帰ってきたらきゅうりが半分ほど枯れ上がっており、
その後盛り返さずに終わってしまった(泣)。

トマトは9月下旬に8段目以降が結実せず終了。
しかし、今年初挑戦の連続摘芯は一本仕立てより着果率が上がり、
最終収量は一本仕立てよりも少し多く一株15~17個。
念願の「貯蔵用自家製トマトソース」を作ることができた。うひひ。

ナスの剪定はやっぱりよくわからず、初期に成長点を摘芯し、
側枝2本仕立にしてみたら非常に生育が悪くなり、
摘芯せず側枝を一本伸ばしたものの方が順調に生育・着果した。

成長点を摘んですぐ生育が一時的に止まって花が咲かなくなったから
素人はそういうことをしてはいけないということであろう。
木嶋利雄さんの技術はわたくしには難しすぎたのだった。
つーことで今年はいつもの「なんちゃって仕立て」でいこうっと。

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途中まで収量を数えていたなすは一本あたり約30個、ピーマンは60個弱だった。
目標を大幅に下回り悲しいわたくし。今年はがんばるぞ!!



さて、今回の区民農園で驚くことがひとつある。

粘土質で非常に硬くクワを入れると土の塊がごろんと浮き上がるような
「クソっ! こんな畑で根っこが伸びるか!」ってな土なのだが、どうも
微生物が大量にいるらしく、敷料のワラが秋には全て分解されていた。
籾殻もすでに見当たらない。これは今までで一番早い。

そしてすんげーうれしいことがひとつ。かぶがね。めっちゃおいしいの。

今まで借りた区民農園は、過去2回が区民農園になって初年度の畑で、
前回がたぶん5年めであった。

どの畑も夏作はまあまあおいしくできるのだが、なぜか
かぶの味がイマイチでわたくし的にはがっかりしていたのだった。
イマイチってのはわたくしの考える理想のかぶの味と違うって意味ね。

自分で作ったものは何でもおいしいなんて言う人がいるが、
どんなに愛情がこもっていようがイマイチなものはイマイチである。
ということでことかぶについて微妙にがっかりし続けていたのだが
今年の畑のかぶのおいしさといったら、まさに理想の味なのだった。

今回かぶは、きゅうりの後作に作った→肥料が残ってて虫害大発生
→葉っぱが見たこともないほど虫に食われた→くそう! もうダメかも!!!
てな感じだったのだが、虫に食われまくっているにもかかわらず
最初の収穫から甘くておいしく、生で食べるとりんごみたいな味がした。

糖度の低いりんごとかぶをサラダにするとどっちがりんごかわからないほどである

グリルで焼いてオリーブオイルと塩で食べる、とかいう雑な感じの
「料理じゃないでしょ、それ」的な調理方法でもめっちゃおいしく
きちんと料理するとさらにさらにおいしいのだった。素材の味って大切よね。

そしてこの理由はなんだろうと考えてみたわたくしは、
技術、ではなく区民農園の土だろうと思い当たったのだった。

0303.jpg
かぶの味の指針は生クリームとハムとかぶのグラタンである。
おいしいかぶからはペクチンが出てグラタンに微妙なとろみが出るのだが、
おいしくないかぶで作るとしゃぶしゃぶになってしまう。
今回のほんたべかぶはとろりとしたグラタンができるのだ! ひゃっほう!



今回の区民農園はおそらく4回転目(7年め)である。
前耕作者3名様が山のように石灰を入れてて石灰がチョー過剰なのだが、
直近に借りていたおばさまが大量に有機物を投入したと言っていた。
そのおばさまだけでなく、その前の人も粗大有機物を投入したのかもしれない。

見た感じの土は団粒構造にちっともなってないけど、微生物の量が多いのは、
敷料が速攻で分解されたこと、10月下旬通路においたオクラの残さが
もう見当たらなくなってることなどから推測できる。

ってことは、このおいしさは微生物のおかげなのではないだろうか?

1年11ヶ月しか借りられない区民農園で土づくりなんて難しい、
とか考えていたが、何人もの人の手を経ているうちに、もしかして
うまいこと土ができることだってあるのかもしれないなあと
わたくし的にはちょっとびっくりしているのだった。

継続して土づくりができたらどんだけすばらしい畑になるのだろう。
おもしろいなー、土づくり。とか今さら思ったりするわたくしでした。


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Author:ほんたべ
手島奈緒
おいしい食べものをつくる人を紹介したり応援したりしております。ブログをまとめた著書『いでんしくみかえさくもつのないせいかつ』(雷鳥社)『まだまだあった! 知らずに食べてる体を壊す食品』(アスコム)『儲かる「西出式」農法』(さくら舎)など。現在ハンター修行中。

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