なぜ狩猟(なんか)するの? と聞かれたら

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Q 鴨を撃ったら池に落ちました。犬はいません。どうしたらいいでしょう?
A 冷たい水のなかに入って鴨を取りに行きます。ってさあ。
いいけどさあ。ウエットスーツ買うか。。。。。。。



狩猟免許を取得し、銃の所持許可をもらったまま何もしていなかった。
新しいPCが10まんえんもして平成27年度予算が無くなったせいだ。

現在中古の散弾銃を検討しているが射撃教習にもまだ行っておらず、
早く警察に電話して射撃教習の許可取らなくちゃ。

「練習しないとうまくなれないよ!!!」と死ぬほど言われているが、
どこかから安いエアライフルが出てきてきっと出会えるはずだ!!!
とも信じており、その出会いも人知れず待っている(のは内緒だ)。

さて、わたくしは「狩猟免許を取るもんね!」と宣言した後、
ブログであれこれ書いたせいか誰にも質問はほとんどされなかったが、
「なぜ狩猟するの?」というような質問をされる人がいるらしい。

なぜ? と聞かれたらわたくしは以下のように答える。

1.エゾライチョウ(ウズラ)食べたい。
2.ハンターの高齢化対策
3.将来的に駆除

1は私利私欲というか食欲だが、決意したあとに狩猟読本を読んだら
ウズラは昨年から狩猟鳥獣ではなくなっていた。ううううう悲しい。

2と3については、もともと野生動物問題についての入り口が
「農業被害」だったという経緯があり、ずいぶん前から自分にできることは
ハンターになることではないかとかうっすらと考えていたことによるものだ。

一歩踏み出せずにいたところを「食欲」に背中を押されたと言ってもいい。

実際に狩猟についてよく考えてみたら、野生動物の肉は天然資源であり、
養殖である通常の畜産物ではないという点に魅力を感じるようになった。
また、今まで人まかせにしていた肉の調達を自らの手で行うことで
自分の生命の素になる別の生命に対してさらに責任を持つことになるだろう。

そこに向き合い体験することを通じ、わかることもいろいろあるに違いない。
そして自分も変わるだろうがその変化にも興味があるのだった。

さらに、現在実現できている野菜の自給と肉の自給は同じなのか、また、
農耕と狩猟採集は一人の人間のなかで共存できるのか、なんつーことも
今から楽しみなのだがきっと誰にも理解できないだろうからいいのだ。
わたくしが納得しているのだからそれでいいのだ。

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山菜の採集は狩猟採集なのか農耕の一部なのか判断しにくいなあ。
でもま、ふだん採集してないからいいか。。。。


さて、上記のような理由で狩猟免許を取ろうと思ったわたくしだが、
人がなぜ狩猟をしようと思うのかなんてことには全く興味がなくて、
どうでもいいじゃんと思っていたが一部の人々はそうではないらしい。

狩猟免許受験時に知り合った若者たちに「なんで狩猟(なんか)?」というような、
言外に非難を込めた口調で同僚等に質問されたという話を聞いたのだ。

「動物を殺して食べること」に反発を感じる人がいるのだろう。
自分はスーパーで売っている肉を食べ、その肉がどこから来たか誰がそうしたか、
全く想像できないのかしないのか不明だが、反発だけを感じる人がいる。

その気持はわたくしにはよくわからない。
生命に対する責任は肉を食べる人全てにあると思うからである。

わたくしの周りにそういうことを言う人がいなくてよかったと思ったが、
彼らがした返事がちょっとカッコよかった。

「むしろなぜ食べない」
「駆除するほどたくさんいるのに食べないことが理解できない」

狩猟免許試験の受験に来ていた若者たちのなかには「職場で駆除が」的な
「お仕事で取りに来ました」という人もいたが、ハンターを目指している人は、
野生動物の生命を奪うことについて真剣に考えているようだった。

そのような真剣さは今ハンターをしている方々からは感じられないが、
すでにその段階は終了し次の段階(どんなものか不明)に移行しているのか、
最初から考えていないのか、聞いたことがないからどちらか不明である。

先日中古の散弾銃を見るために銃砲店に連れてってくれたおじさまに
「鴨撃ってさばくときにかわいそうとか言わないでね」と言われたが、
わたくしはたぶん「かわいそう」とは思わないだろう。
その場にふさわしい言葉は「いただきます」ではないかと思うからである。

それは某D社時代に豚の屠畜を見学したときに感じた気持ちと同じだ。
「あなたの生命をいただいてわたくしは生き続けます、ありがとう」
生きものを殺して食べるとはそういうことではあるまいか。

ともあれ、射撃教習受けて散弾銃をゲットしたら日々練習して、
いつか出会える安いエアライフルを待ちつつ、今年の猟期を迎える。
そして今まで農耕民族であったわたくしが狩猟採集民族になる。

弥生人の顔した縄文人になれるかなー、楽しみだなー、
・・・・・・・・毛深くなったらちょっとヤダなー。



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Author:ほんたべ
手島奈緒
おいしい食べものをつくる人を紹介したり応援したりしております。ブログをまとめた著書『いでんしくみかえさくもつのないせいかつ』(雷鳥社)『まだまだあった! 知らずに食べてる体を壊す食品』(アスコム)『儲かる「西出式」農法』(さくら舎)など。現在ハンター修行中。

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