「オリジナルソフトを探せ!!」→ソフト部部活報告

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ゴディバのソフトはショップによっては販売していないところもあります。
確認してから行きましょう。ワッフルコーンにアーモンドダイスが散りばめられ
チョコレートシロップがちょびっとかかっております。んまし!!



しつこいようですが、わたくしFacebookの公開グループ「ソフト部」の
副部長をしており、ソフトには一家言あります。

部長は学生時代に北海道でソフトを食べまくった経験からさらに一家言あり、
わたくし以上にミルク風味にはことのほかうるさい方なのですが、
先日二人で部活をしてきました。

以前ここに書いたように、日本のソフトクリーム業界、というか、
市販のソフトクリームは日世というメーカーのミックスが主で、
ソフトクリーム売り場に行って金髪の男の子と女の子のイラストのある
コーンの箱があったらまず日世のミックスが使われていると考えていいでしょう。

いいとか悪いとか言っているのではありませんよ。
ただ、町を歩けば日世に当たる、ってくらい日世のソフトしかないと言っているのです。

ちなみのソフトクリームのフリーザーはけっこうお高くて、
だいたい100万円前後するというのですから驚きでございます。

日世の「少し割安」感のあるフリーザーでもそれぐらいするため、
オリジナルミックスを使って作ることのできるカルピジャーニ社のフリーザーは
さらにお高く、オリジナルソフトを作るぜ!!! という情熱がなくては
なかなか使えない、というような事実もあるようです。

そういうなか、今回のミッションはオリジナルソフトを探して食べる!! 
というもので、現時点で「オリジナル」だとわかっている3店舗に行ってきました。

ところで、ソフトクリームのフリーザーをしげしげと見るなんてことは
めったに無いと思うのですが、カルピジャーニ社のフリーザーは
非常に特徴的な色をしているのですぐにわかることを知りました。

日世のフリーザーよりも高いはずなのに、白地に青いウエーブが入っているという
なんとなく日本海の海の家にありそうな安っぽいデザインで、
ステンレスピカピカの日世のほうが高そうに見える、という悲しい感じです。

そしてオリジナルソフトの店舗ではフリーザーが見えないことが多く
(というか3店舗しか行ってないから3分の2がそうだったってだけだけど)
見ためでカルピジャーニだと知ることはまず不可能と言えます。

ちなみに池袋から始まったソフト食べ歩きですが、池袋のあちこちにある
「ご当地ソフト風」ソフトが全て日世のフリーザーだったことを報告いたします。

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思った以上に粘度の高いソフトでしたが、ミルクのやさしい味と、
その他のよけいなものがいっさい加えてない!!! 的なシンプルさは
よそではなかなか味わえません。つまりよけいなものを加えてあるのが
ソフトのスタンダードであるということでもありましょう。

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なかほら牧場のショップは東武百貨店のほんとにすみっこにありました。
でもお客様は次々に来てソフトのプチサイズを注文されておりました。
今度いったらバターコーヒー飲んでみたい。



さて、今回食べ歩いた店舗は以下の3店舗でした。

ゴディバ 池袋サンシャインシティアルパ店
なかほら牧場 池袋東武百貨店
8タブリッシュ 表参道

ゴディバについてはとくに説明は必要ないと思いますが、
オリジナルのチョコソフトを3種類展開されております。
カルピジャーニ社のフリーザーはゴディバ色のオリジナルフリーザーになっており
やっぱブランドって違うわね、という高級感を醸し出しております。

種類はチョコとホワイトチョコとミックスの3種類。
バニラではなくホワイトチョコってところがゴディバらしいといえましょう。

しかしわたくしホワイトチョコに感受性が低いらしく
なんかこうこってり濃厚だけどチョコ風味ある? などと言ってしまい
部長に呆れられたと思います。

来月「外食女子のための太らない選択」などという本を出版予定のわたくしとしては
100キロカロリーもあるワッフルコーンでは食べたくなかったのですが、
ゴディバのソフトは形状からしてすでにブランドなので
カップでの提供はありませんでしたうううううう。

おなかいっぱいになりつつなかほら牧場に進みます。
ここでなかほら牧場のご説明をひとつ。

なかほら牧場の牛は瞳のつぶらなジャージーちゃんですが、
この牛たちは山に放牧されている山地酪農という方法で育っております。
勘違いしている人が多いのですが、日本の乳牛・肉牛ともに
放牧はされておらず、だいたい牛舎で日がな一日食べたり寝そべったりしています。

ときどき運動場に出してもらっているのはしあわせな方だと言えるでしょう。
そして食べているのはアメリカから輸入されたトウモロコシを中心とした穀物です。

なぜ穀物を食わせるのか。それには理由がみっつありますよ。

1.飼料価格が安い
2.乳脂肪率が高くなる
3.乳量が増える

日本の牛乳は「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」により、
生乳100%、成分無調整で殺菌したもの、乳脂肪分3.0%以上、無脂乳固形分8.0%以上
と決まっています。乳脂肪分が3%以下になると牛乳とは言えません。

乳脂肪率は夏には低く、冬には高くなることが知られています。
夏は生草をよく食べ水をよく飲むから薄めになるということですね。
冬にはサイレージとか穀物とかを食べるから、牛乳は冬のほうが濃いのです。

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8タブリッシュのヴィーガンソフト。トッピングにナッツを散りばめてもらいまして、
ナッツの味が豆乳の風味とか全部台無しにすることにすぐ気づきました(泣)
ソフトの味を楽しみたい人は素で頼みましょう。素ソフト(笑 


とある牛乳メーカーがとある牧場で「穀物やめて牧草食べさせてね」と
牧草主体の牛乳をつくることにした際、乳脂肪率が2%台になってしまい、
牛乳として売れなかった、などということがあったと言っていましたから
牧草のみを食べさせることのリスクはおわかりいただけるでしょう。

また乳量も変わります。穀物食ってると一頭一年で10,000リットル出しますが、
牧草主体だとよくて5,000リットル。乳量の少ないジャージーちゃんなどは
どうかすると3,000リットルくらいになってしまうそうなのです。

牛乳1リットル200円くらいで売っていると考えると、
牧草主体の牛の牛乳は1リットル600円以上にならないと採算が合いません。

というようななかほら牧場のジャージー牛乳を使ってあるのですから、
ソフトもオリジナルじゃないとあまりにももったいなさすぎるでしょう。
日世のフリーザーだったらどうしよう。と思いながら行きましたが、
お店の人に聞くとカルピジャーニ社のフリーザーを使ってらっさりました。

なかほら牧場のソフトはミルクを押し固めたような味わいで、
余計な香りがついていません。
ミルクのいい香り、そして甘すぎないソフト。
ほんとにしあわせの味でございました。

最後に行ったのはFacebookで情報をいただいた表参道の8タブリッシュです。
ここはオリジナル豆乳ソフトをつくっているということで、
お店の人に根掘り葉掘り原料を確認してみたところ、
豆乳とアガベシロップ、甘酒のみでつくられているということでした。

アガベシロップとは低GIダイエットが流行したときにわりと有名になった甘味料で、
原料はテキーラの原料にもなるリュウゼツランというアロエみたいな作物です。

GIとはグリセミック・インデックスの略で、
食品を食べた後の血糖値が上がるスピードを数値であらわしたものです。
ブドウ糖(グルコース)を100として数値が定められております。

GI値が低いと血糖値はあがありませんが太らないかというとそんなことはなく、
アガベシロップは果糖の割合が高いため、ブドウ糖などよりも
脂肪にはなりやすいのではないかとわたくしは思う次第です。

わたくしのブレーンでもある糖尿病専門医は「アガベ? 知らん」と言っていましたから、
医学会ではベジタブルファーストほどメジャーではないのかもしれません。

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こんな機会でもなければ表参道界隈など歩くこともなく
このようなお店に入ることもないわたくしですが、なんかどれもこれも
大変とてもおいしそうでした。もっかい行きたい。



ともあれ8タブリッシュのヴィーガンソフトは甘酒の甘さと香りがほんのりとして
アガベシロップの独特の味と香りが豆乳くささをマスキングしていました。
もう一度食べたい!!!! と思うようななぜかクセになりそうなソフトでしたよ。

なんちて書いてみたらふと気づくと3000字になっており
どんだけソフトのことを語りたいんだ自分って感じです。
ソフト愛を感じていただけましたら幸いです。

東京界隈のオリジナルソフトについては今後も調査していく予定です。
カルピジャーニ社のフリーザーを見つけたらわたくしにご一報いただけますと幸いです。



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ほんたべ

Author:ほんたべ
手島奈緒
おいしい食べものをつくる人を紹介したり応援したりしております。ブログをまとめた著書『いでんしくみかえさくもつのないせいかつ』(雷鳥社)『まだまだあった! 知らずに食べてる体を壊す食品』(アスコム)『儲かる「西出式」農法』(さくら舎)など。現在ハンター修行中。

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