女を女たらしめるもの、汝の名はエストロゲン

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エストロゲンに似たふるまいをするとかで
閉経前には大豆イソフラボンを積極的にとりましょうとか言われているが、
豆腐と納豆食ってますけど何が違ったかと言われても。。。。



現代女性の平均閉経年齢は50歳だそうである。
http://www.jsog.or.jp/public/knowledge/kounenki.html
(日本産科婦人科学会のサイトより)

わたくしが以前見たデータでは52歳と書いてあったような気がするし、
わたくしの周りの女性たちの話を聞いていると48歳くらいに思えるが、
おおまかに言って50歳前後になると閉経するということであろう。

そして初潮の平均年齢は12歳である。

つまりわたくしたち女性は、40年間ほど母なる自然の「繁殖せよ!!」という
非常に強力な全く選択肢のない指令を受け続けるということである。

そして閉経時には「更年期障害」とかいう、個人差はいろいろあるが、
なんかこう、大変とてもめんどくさいことが起きたりして、
昨今では「夫のせい」でもある場合が多いため、夫婦でカウンセリング、
なんつー指導を行っている婦人科の先生とかもいらっしゃるのだ。

いずれにしてもこれらは女性にとって一大イベントであり、
肉体的にも精神的にも大きな変化を強いられることになる。

そう言えば、なにかと更年期障害ばかりが話題になるのだが、
初潮近辺にもかなーり精神的な不具合があったような気がするが、
あんまり問題とされていないのだろうか。

調べてみたがとくに症状に名前はついていないようだ。

それまでポパイのオリーブのようにすっとしていた自分のからだに
なんか余計な脂肪がついてきて中途半端な感じになり、胸は痛いし、
月に一度出血してプールに入れないしでわたくしはとてもイヤだったが、
他の人はそうではなかったのかしら。

このあたりで精神的に不安定になる娘は多そうだが、
思春期という年ごろだとひとくくりにされているのかもしれない。
自殺願望とか死への憧憬とかいろいろあったけど、
フツーに大人になれてよかったよと今さら思うわたくしである。

震源ソフトn
カルシウムを排出するもの=リン酸(食品添加物とくに注意)、砂糖、
カフェイン、酒などなど。ってことで、甘いもの食べ過ぎは
骨粗鬆症リスクを高めます、なんですってよ、みなさん。
っつか酒だよね、酒。なんですってよ、酒好きのみなさん。



さて40歳を過ぎたあたりから、わたくしたち女性は
目の前にチラチラと見え始める「更年期障害」という言葉に
そこはかとない恐怖を感じ始める。

それまで潤沢に分泌されていたエストロゲンとかいうホルモンが
分泌されなくなるとかで、精神的に不安定になりイライラしたり
急に暑くなったり、眠れなくなったり、万引きしたり等々の
さまざまなウワサを聞き始めるからである。

経験者のなかにはニコニコして「せいせいしたわー」と言う人もいれば
「すごーく大変だったのよなにしろ具体例あれこれ」みたいな人もいて、
自分はどのあたりに収まるのか、これよりもひどかったらどうするのか。
等々、起きてもいないことを心配しなくてはならない。

そして夫や職場のオッサンたちとかに事あるごとに
「更年期間近だからねー」などと言われなくていいことを言われ始める。
「更年期だから何だっつーんだ!!!」と言いたい人は多いだろう。

わたくしはその前に会社を辞めたのでラッキーだったが、
母やら母の友人やらその他大勢の女たちを見てきて、
余計なことを言うよなーおっさん! と思うことは多かった。
しかし男にも更年期障害があるらしいと昨今言われ始めたのだよふふふふふ。

わたくしには全く関係ないのでどんなものか知らないし調べないが、
「おまーら人のことあーだこーだ言ってるけど50過ぎたら男にもあるらしいぞ!
母なる自然の前にひれ伏すが良い!!」なんちて、
不愉快な思いをした人はそのつどおっさんを呪うといいと思います。

なんつー感じで、閉経と言えば更年期、更年期と言えば更年期障害、と
それしか話題になっていないのだが、これは片手落ちではあるまいか。

なんちて思うのは、自分自身がそうなってみて初めて、
今までのほほんとしていられたのはエストロゲンのおかげで、
これが減るとなんだかんだ努力しなくてはならないことがわかったからである。

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年をとると赤とかピンクとか昔キライだった色が好きになる不思議。
薄らぼんやりした色の服や口紅つけると顔色悪い気がするし、
今まで似合ってた色では気分が上がらなくなるのも不思議だ。



さて、エストロゲンとは卵胞ホルモンとも呼ばれており、
月一度の排卵を促すホルモンである。単に排卵を促すだけでなく、
破骨細胞の抑制・骨芽細胞の活性化、LDLコレステロールの減少、動脈の拡張など
女性の体が円滑に回るよう、いろいろな役目を果たしている。

んで、これが減るとどうなるか。

破骨細胞の抑制・骨芽細胞の活性化およびビタミンDの活性化がなくなり、
フツーに食べていてもなんだか急に骨が減り始める。また、
LDLコレステロールが急に増加して脂質異常症とか診断されたりする。

結果として動脈硬化や高血圧などの生活習慣病リスク、
骨粗鬆症リスクなどが急激に高まり、健康診断で引っかかりはじめる。

わたくしは今までどんなに飲んだくれても夜更かししても、
健康診断で引っかかるのは貧血だけで非常にのほほんと暮らしており
何もしなくても健康、と自分のことを信じていた。

しかしLDLコレステロール値が見たこともないほどの数値になったり、
骨密度が急激に減少していたのだ。チョービックリ!!!
何が起きたんだ! 自分!!! って感じであった。

どちらも「閉経」に伴うもので、今後は適度な運動のほか、
DHAやEPAなどHDLコレステロールを増やすものを食べたり、
カルシウムを摂取したり等々の努力をしなくてはならない。

えー、めんどくさいー小魚とか、なんて言ってられないのだ。
「65歳過ぎたら知らない間に骨折」と桃井かおりさんもおっしゃっている。

ここでひとことわたくしはあえて叫びたい。
「生理カムバック!!!」

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伊藤裕氏の『なんでもホルモン』によると閉経後テストステロンの働きが強くなり、
性格が大きく変わる女性が多いらしいのだがそういうことあるかもね。
何もかもどうでもよくなるとか、細々したことが気にならなくなるとか、
週に一度肉が食いたいとか。きっとテストステロンのせい。



貧血時にはさっさと終われとエストロゲンと自分のからだを呪っていたが、
こうなると話は別だ。しかしもう卵巣は萎縮してしまっていて、
エストロゲンの分泌は期待できないだろう。ううううう。

などと知ると、更年期障害など「そのときだけ」の一過性のもので、
大変かもしれないが小さなことのように思える。
エストロゲンの喪失の結末=動脈硬化・心筋梗塞・骨粗鬆症。

マジで困るでしょう。

そのほかにもここには書けないことがたくさんあるのよね。
そっちも大変でしょう。

いやー、エストロゲンって女性を守ってくれていたのね、と
今さらながらありがたがっても、時すでに遅し。
まだ守られている女性のみなさま、大切になさってくださいまし。

あと肥満の人は骨に負担がかかるため骨粗鬆症になりにくいそうなので、
ちらっと太ろうかと思うけど肥満=糖尿病&認知症&生活習慣病リスク
が高くなりますし、どっちがいいでしょう。ううううう。


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ほんたべ

Author:ほんたべ
手島奈緒
おいしい食べものをつくる人を紹介したり応援したりしております。ブログをまとめた著書『いでんしくみかえさくもつのないせいかつ』(雷鳥社)『まだまだあった! 知らずに食べてる体を壊す食品』(アスコム)『儲かる「西出式」農法』(さくら舎)など。現在ハンター修行中。

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