『外食女子のための太らない選択』出版しました

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外食チェーン店の栄養成分を調査するにあたりいろいろ電話しまして、
パンケーキ専門店などでは「公開してません」と断られましたが、
エネルギー量を公開することがメニュー選択のデメリットになることが
容易に想像できまして、当然だよなと思った次第です。



本日1月23日(月)わたくしの新刊
『毎日忙しい! 外食女子のための太らない選択』が発売されました。
ご興味がおありの方は近隣の書店にてご確認くださいませ。
もしかしたら平積みされてたりするかもしれません。うふ。

さて、この本は昨年の2月ごろに出版社からオファーが来たのだが、
当初のテーマはダイエットではなかった。
当初の企画は「外食チェーン店のどの店が一番いいか」だったが
調査すればするほど「どこもたいして変わらない」ことがわかった。

「すげー、ここ国産原料使ってるんだ!!!」的な
わたくし的にものすごーくすんばらしいと思えるところもあったが、
「国産」だけでは本としてエッジが立たないのだった。うううう。

というような経緯があり、企画から出版までに約一年かかり、
この過程がわたくし的には大変とても楽しかったのだが、それは
自分自身の経験と本の内容がミョーにシンクロしたからである。

昨年4月、わたくしは二度目の減量に成功し4kgほど体重を落としたが、
寄る年波のせいか前回よりもかなりからだに負荷がかかったらしく、
「ダイエット」に必要なのは「科学」であることを再認識した。

例えば「糖質制限」は効率よく体重を落とせるが極端なことをすると
摂取エネルギー量が足りなくなり、日常生活に支障が出る。とかね。

7月に人間ドックに行って骨粗鬆症予備軍であることを知り、
LDLコレステロール値が高くなっていることを知って以降は
今まで全く興味がなかった「栄養」についてがぜん興味が湧いてきた。

食べものにはいろいろな栄養素が含まれている。
ヒトはそれを食べ、自分の血や肉をつくりエネルギーに変えるが、
ふだんどの栄養素がどれぐらい必要で、なんてことはあまり考えない。

中学も高校も家庭科(の先生)が大嫌いだったわたくしはますますそうで
栄養価なんて1ミリも考えたことがなかった。

実家にいれば母が「カルシウムを食べなさい」とうるさく言ってくれるが、
一人で住み始めてからはカルシウムなんて一度も頭に浮かばなかったし、
昨今ではカルシウムと言えば「土壌に蓄積された過剰なもの」という認識で、
自分のからだでどのように使われているか、なんてことも知らなかった。

食べものがどのようにつくられているかとか、食品添加物とか
残留農薬とか農薬の名前とか遺伝子組み換えとかの知識は持っているが、
自分のからだを作っているのはたんぱく質や炭水化物など各種栄養素であり、
わたくしはそれらについて全く無知であった。

「それは片手落ちではあるまいか!」と思ったのが8月。
このころ、ちょうど本の企画が「栄養的なメリット」に変わった。

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サラダバーのサラダでどれぐらい食物繊維が摂取できるか、
ってのは以前から調査したいと思っておりまして、この本が
きっかけになって調査できました。楽しかったです。
その後コンビニのサラダなどもちょこちょこ調べておりますが、
それはまたいつかご報告できればと思います。



わたくしは日本人の食事摂取基準とか、食品成分表とかを購入し、
外食メニューの栄養成分や原材料などの公開情報を調査し
また非公開のメーカーには問い合わせして栄養的なメリットを考えた。

栄養に興味を持つとそういう内容の記事が目に留まるようになる。
ネットを検索するとものすごーくたくさんの「これを食べると◯◯にいい」
的な記事がヒットするが、根拠が希薄なものも多いことを知った。

「◯◯にはこの栄養素が多く含まれている」
と書いてある食材の栄養素を調べると微量だったり、とかね。
なんてことを知ると、ますます栄養学的知識が必要だと思えた。

しかしわたくしは素人である。
ってことで管理栄養士さんに監修に入っていただくことになった。

企画が「ダイエット」に変わってからは「糖質」について書くことが増え
「糖質」と言えば「血糖値」、「血糖値」と言えば「インスリン」だが
なんでインスリンが大量に分泌されると脂肪が増えるのかうまく説明できない。
つーことで、内分泌専門の臨床医に監修に入っていただき本は完成した。

なんかミョーに硬派なコラムとか入ってるのはわたくしとお医者様のせいです。

さてこの本のメリットのひとつは、ネットを検索しないと出てこない
栄養成分や公開されていない栄養成分が記載されていることである。
(エネルギーしかわからないものもありますけどすんません)

エネルギーよりも食塩量が気になる高血圧気味の人にはぜひ見て欲しい、
一食で一日の摂取推奨量をクリアしてしまうメニューもあったりしますから
外食女子だけでなく、外食男子にもお役に立てるかと思います。

あ、念のため言っておくと、外食産業で使用される原材料は
原産地表示義務はとくにないため、何が使われてるか全く不明である。
しかし家賃や人件費などを上乗せしてあの価格であることを考えれば、
すばらしい原材料が使ってあるとは考えづらい。

ので原材料がどーとかという部分は不問に付しております。

働く人たちにとって外食は必要なものである。という前提で、
食べるメニューを選択する際「こういうことも考えてはいかが?」と
わたくしはこの本で問いかけたい。

昨今の日本人は脂質・食塩をとり過ぎていると言われており、
無謀なダイエットでタンパク質不足になっている女子も多いらしい。

また過激な糖質制限で栄養失調になったり、逆に
炭水化物ばかり食べて糖尿病リスクが高くなったりと、
栄養的な知識がないことで健康リスクが高くなっている人もいる。

そういう人たちにぜひ読んでもらいたいとわたくしは思う。
じっくり見なくても、ちょこちょこ眺めるだけで、
なんとなく「栄養」についてわかってもらえるのではないかと。

この本は、外食女子のみならず外食好きなすべての人の役に立つ、
とわたくしは信じております。この本を書けて良かったな!!! 
今更ながらしみじみ思っているわたくしです。


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ほんたべ

Author:ほんたべ
手島奈緒
おいしい食べものをつくる人を紹介したり応援したりしております。ブログをまとめた著書『いでんしくみかえさくもつのないせいかつ』(雷鳥社)『まだまだあった! 知らずに食べてる体を壊す食品』(アスコム)『儲かる「西出式」農法』(さくら舎)など。現在ハンター修行中。

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