ほんたべ昆虫写真展(芋虫系含まず)

R0013126.jpg
桃の花の写真。この美しい写真を撮影した人とその方法は…本文をご覧ください。
写真提供・市川泰仙



ほんたべ日記は、自力で写真を撮ることを旨としてはおりますが、
なにしろいつも「偶然」に頼っているため、すんばらしい写真は撮れません。
「あっ! すっげ、きれいに撮れてる!! 神様ありがとう!!!」ってな感じです。
つまり「まぐれ」で撮れてるってことですね。

とくに虫。

動くし飛ぶし、動きは早いし、小さいし。大変です。
「何枚も撮って全部手ブレ」みたいなときには相当ぐったりします。

で、どうしてもそのモノの写真がないときに助けてくれるのが
元同僚の昆虫写真家(勝手に命名)・市川泰仙氏でございます。

写真のキャプションに「写真提供・市川泰仙」と入っているものは、彼に提供してもらっています。

muのコピー
ジュウシホシクビナガハムシ。わたくしのIXY 810Sの限界。大きさは3.18MGでございます。

R0014501のコピー
同じくアスパラの穂先についているジュウシホシクビナガハムシ。市川氏が撮るとこうなります。
美しいですなあ。サイズは3.44MG。フォトショで加工したらもっともっと大きくできますね。
しかしこれ、撮影時にピントを合わすのが大変なのだそうでございます。



市川氏の昆虫写真家としての腕前はすんばらしいので、
いつもお世話になっていることもあり(なにもお礼してないこともあり)、
今回、最近撮ったヒット作を含め、
ちょびっとご紹介させていただくことにしましたです。

さて、わたくしの持っているカメラは
・ios kiss  ・IXY 810IS(古っ!!)のふたつ。
過去撮影したkissの写真を使うこともありますが、最近はIXYで撮っております。

マニュアルモードでマクロにするだけ。で、シャッター押すだけ。
1㎝も寄れないカメラのはずですが、ちゃんと撮れてるので不思議です。

SDカードがお安くなったので、撮影は常に一番大きなサイズで行います。
このでかい元写真をphotoshopで加工して大きくすると、ちっこい虫が大きくなり、
わりと重宝しております(フォトショがないとできないけど)。

これには肉眼で見えないものが見えるのでお化け屋敷的楽しみもありますよ。

1のコピー
玄関の大きな植木鉢に住んでる子どもカマキリを見つけたので激写してみました。
体長1センチ程度の彼。念のため…ともう一枚撮ったら…↓


2リのコピー
「ななな、なんだ!なんだ!!なんなんですか!」って声が聞こえてきそうなほどビビってました。
しかもカメラ目線。この瞬間、彼と私は目が合ってたらしいのでした。わはははははは。おかし~!!!
PCに取り込みフォトショで拡大して初めてわかったこの事実。まさにお化け屋敷的ヨロコビ。


ハダニ
ナスの葉裏についているナミハダニ(だと思う)。肉眼ではタラコの粒程度の大きさです。
拡大したら卵がアホほどくっついてるのを発見し、悲鳴をあげてしまいました。即水責めで撃退!
※ハダニは水に弱くてすぐにぽろりんと落っこちるので、見つけたら水責めが有効です。



ios kiss持ってんだからそっちで撮れば?とも思うのですが、
マクロレンズを持っていないので寄れないこと、それよりも何よりも
畑に持っていくと重いのです。とにかく重いのです。
箸より重いものを持ちたくないので、kissはお家でずーーーっとお留守番です。

さて、市川氏が使っているカメラは、ちょっと細工されてます。

Panasonic デジタルカメラ LUMIX FZ28か、RICOH R8に、
レイノックスのスーパーマクロレンズMSN-202をつけて撮影。

R8にはスカッとつかないので、アダプターでつけてます。

こまこまと技術的なことを聞いたのですが、いかんせんメカにも弱いわたくし、
市川氏のおっしゃることがさっぱりわかりませんでした。
ピント合わせがマニュアルなので、けっこう大変だそうです。

なので、詳細はこちらのWEBサイトをご確認くださいとのことでございます。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/labo/2008/08/28/9082.html

R0014488のコピー
市川氏が上記のスーパーマクロレンズを使って撮影したキスジノミハムシ。
こんなにキレイに撮れてる写真、なかなかないのです。まさに執念と忍耐(ちょびっと愛)。



技術的なことはさておき、昆虫写真に必要なことって何かと考えると、
それはやっぱり「愛」と「忍耐」「執念」だと思うわけです。

虫類の研究者の方々の写真を見ると、虫に対する愛情をしみじみ感じます。
(っていうか、虫の研究者って虫好きな人しかいないのかも)

虫を見つけるといそいそとカメラを取り出して激写する虫マニアたち。

畑にしゃがんで呼吸を止め、作業するわけでもなくひたすら写真撮ってる姿…
冷静に考えても、ちょっと不気味かも。

urihamusi.jpg
ほんたべ農園のウリハムシ。市川氏の写真は手動でピント合わせされてるので、
バキッ!!って感じでクリアに撮れてますが、わたくしの腕ではやっぱり、いまいち…。
これも3.35MBの写真をフォトショで虫部分だけ拡大したものです。ピントが甘いですね。



アブラバチがアブラムシに電光石火の早業で産卵する動画を見て
「わっわっわっ! どうやって撮ったの? ねねねねね!!!」などと
非常に興奮したりするのは、わたくしも含めてちょっと変なのかもしれませんなあ。

しかし、昆虫は小さいから気にならないし問題ないのであって。

彼らが実は大変獰猛な顔つきをしているのを見ると、
絶対に、ずえぇぇ~~~ったいに、わかりあえないと思ってしまうわたくし。

そのお顔の写真など撮るのはどうかしらと思ったりする、今日この頃でした。

↓以下ショーゲキの顔写真

R0014508のコピー
「あの~、あなた『第9地区』って映画に出てましたよね~?」 ジュウシホシクビナガハムシさんの顔。
今回この写真を紹介したくて、上記の記事を書いたようなものなのでした。
ご感動いただけましたら幸いです。(もちろん写真提供は市川泰仙氏)




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No title

ギョエッ。
まさに「The Beast」みたいな形相すね、最後のハムシちゃん。
円谷プロの特撮モノみたい。
実は視線の先には、巨大な怪物に恐れおののく哀れな人々の姿が・・・
なんて想像力ふくらませんのも楽しいです。
破壊の限りをつくす顔ですね、こりゃ。

ほんたべさんのカマキリ君、最高ですね。
「何すんだよーやめろよー」って声が聞こえてきましたです。

それにしても市川さん撮影の画像、美しい!
こんなふうに撮れれば本望です。
マクロ撮影のサイトもとても参考になりました。

自分もアダプターつくろうかな。マジックテープで。

ではでは

Re: No title

Fuさん

> 円谷プロの特撮モノみたい。

そうなんですよ!
キカイダーとかに「ハムシ怪人」とかで出てきそうですよ!(弱そう~名前が…)

> 破壊の限りをつくす顔ですね、こりゃ。

虫ってほんと、小さいから安心していられるだけですよね。
虫が巨大化したら、人間絶対勝てないですもん。
硬い殻に覆われてるんだもん。
等々、真剣に考えてしまいましたよ。このお顔を拝見して。
>
> ほんたべさんのカマキリ君、最高ですね。

わたくし、これを発見して最初はぞわぞわ~っとしました。
虫が自分を見ているなんて、あんまり経験ないことだったので。

でも、見れば見るほど笑いがこみあげてきます。
その後、かわいくなって毎日確認してるのですが、今日もまだ生きてました。
大きくなって欲しいです。

> それにしても市川さん撮影の画像、美しい!

市川氏、マニアって感じがビシバシ伝わってきますよね。

そもそもはカメラマニア(カメラの収集が趣味)なのですが、
最近、昆虫写真家としての才能が開花したらしく、ほんとに美しく撮影されています。

あれだけキレイに撮れたら幸せでしょうねえ…。
Fuさんも写真お上手なので、うらやましいっす、ほんと。

No title

こんばんは。
ブログへのコメントありがとうございました。
かなり以前から度々拝見させていただいていました。

普段畑で見る大きさの虫達と違って、
本当に話しかけて来そうな雰囲気の写真です。
中でもカマキリさんの2枚目の画は、傑作ですね。
害虫と呼ばれる人間に都合の悪い虫達
この写真を見ると畑で見つけても
補殺出来なくなりそうです。(でもします)

Re: No title

風の谷のスナフキンさん

こんばんは。
コメントとご訪問ありがとうございます!

> 中でもカマキリさんの2枚目の画は、傑作ですね。

いいですよね~、こいつ。

ひょっとしたら虫とコミュニケーションが取れるのかも!と
一瞬思ってしまいました。

毎日生存を確認してるのですが、時折こちらに顔を向けることがあります。
(カマキリだから、姿勢を崩さず頭だけ回します)
人間って、虫にはどんな風に見えてるのかなあ…とか思います。

> この写真を見ると畑で見つけても
> 補殺出来なくなりそうです。(でもします)

昔、農家のおかあちゃんに「ヨトウムシを素手でつぶせるようになったら一人前」と言われました。
ヨトウ手つぶしは、わたくしには一生できなさそうですが、幼虫系以外は結構平気だったりして(笑)

プロフィール

ほんたべ

Author:ほんたべ
手島奈緒
おいしい食べものをつくる人を紹介したり応援したりしております。ブログをまとめた著書『いでんしくみかえさくもつのないせいかつ』(雷鳥社)『まだまだあった! 知らずに食べてる体を壊す食品』(アスコム)『儲かる「西出式」農法』(さくら舎)など。現在ハンター修行中。

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