ちまっとした多収のための管理作業あれこれ

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見たい見たいと思っていたトマトの鬼花。自分ちのトマトに出てました(泣)。
奥の普通の花と比べてみると、花の変形度がよ~くわかります。
チッソが多いとこんな花が咲きます。着果したんだろうか。どんな実がなるのかな~。



7月に入って梅雨なのに雨があんまり降りませんですね。さらに。
「もう梅雨明けてんじゃないのかあ!」と毒のひとつも吐きたくなるほど暑いです。

畑でぼんやり虫とか観察してると、熱中症で倒れそうになるので要注意です。

さて、家庭菜園的にはこの時期、意外と大切な収量アップの小技がありますですよ。

なにしろ、小面積で最大の収穫量を上げるのが目標のほんたべ農園。
小面積だからこそちまちまと手をかける甲斐があるというものです。
わたくし的には、過去最高の収量を上げようと欲と妄想が膨らんでおります。

ってことで、いろいろやっとります。

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デルモンテ君、着色しましたです。高糖度中玉トマトと書いてありましたが、
糖度は5.5度でした(泣)。おいしいトマトの糖度は6度が目安。中玉だと7度は欲しいです。
高糖度トマトの割にチョー低いけど、まあ露地だし。4度台じゃなかったからいいか。



7月1日時点で、トマトの花の5段目がちょこっと出てきました。
よそ様のところでは出ている病気も出ず、粛々と育っているようでとりあえず安心。

トマトは、反当たり10kgチッソが入ってれば「3段目開花時に300gのチッソを追加」と
師匠・西出隆一さんに教わりました。でもほんたべ農園はそもそもチッソ不足。

その後「うひゃおううう!足りな~い!!!」と取り乱し、モグラ堆肥Aを追肥。
焦りまくった結果、何kgチッソを入れたかわかりませんのです。

あああああ。全然ダメダメ~。

しかし、肥料の効き具合は、トマトの樹を見て判断することができるです。
見極めは、早朝の新芽の色と伸び方と葉っぱの具合。

どの作物もそうなのですが、新しく伸びているところは黄緑色、
中間は緑色、根本近辺はちょっと濃い目の緑色ってな具合になっていると、
肥料がうまいこと効いてる状態。

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新芽の太さがたばこと同じ位だとチッソの効きが適正な状態と西出さんはおっしゃいます。
とりあえず、自根1、2、3号ともたばこの太さに近くなってきました。
しかし、脇芽の糖度は3.5度~4度位。5度にはまだまだ遠い状態なのでした。


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一日の成長部分が白くなるナスは、生育具合がわかりやすい作物。
白いところが大きいと生育が旺盛ってことで、ちょっとうれしいわたくし。本日ようやくひとつ収穫。
初期生育が不良だったこともあり、大変うれしいわたくし。何にして食べようかな~わくわく。



その他、花と葉と新芽の形、節間の長さや脇芽の糖度とか、いろいろ見ましたが、
とりあえず今のところ、トマトには追肥はいらないと判断いたしました。

そして、調子が上がってきたナスには水やりしなくてはなりません。

木嶋利男さんの本によると、水やりは早朝にやるべしとのことでございます。
ナスは、朝水を吸い、その後光合成をして果実を大きくするらしいのです。
なので、毎朝自家製どぶろく5年モノをちょびっと混ぜた水を与えております。

効果は不明です。効いてるってことにしておこう。

そしてそして。枝豆に花が咲きましたよ。

gazou 004
何度も枝豆を作ってるのに、花をちゃんと見たことありませんでした。
豆の花ですね~。質素でかわいらしいです。これが葉の付け根にわわわわわっと咲くのでした。



粗放でもじゅうぶんに収穫できそうな気がする枝豆ですが、
サヤはついても実が入らなくて悲しい思いをすることの多い作物。
しかし、ひと手間かけてやると収量が大幅にアップします(当社比)。

まず、本葉が5枚出たあたりで、生長点を摘み取ります。
次に開花時に追肥をします。そしてちっこいサヤがついたら水やりします。

生長点を摘み取ると、脇芽が出てきますよ。
枝豆の実は葉っぱの根本につくので、葉が多ければ多いほど
実がつく場所も多くなるってわけなのでございます。

水やりなんかいらなさそうな枝豆ですが、サヤがついたらとにかく水やり。
ナスほどではないにせよ、ここで乾いちゃうと豆が太らず悲しい思いをするですよ。

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こちらはつるありインゲンの花。わたくしつるなしインゲンはゴリゴリするので好きじゃないのです。
すっと大きくなったつるありインゲン、おいしいっすよね~。で、第一花が咲いたので、追肥しました。
豆類ってキヌサヤもそうなのですが、最初の花が咲いたら追肥ってのが目安かも。


2009年、上記3点セットを実行したほんたべ農園では、
いつもの年の2~3倍枝豆が採れましたです。しかも虫害なし。空ザヤなし。
夫ちゃんに大変感謝されましたですよ。

ぷくぷくの枝豆でビールがビシバシ進みました。今年もそれを狙っております。

で、2009年には、全くわかんなくて全然できなかったピーマンの整枝ですが、
今年購入した苗が非常にわかりやすい苗だったので、先日整枝してみました。

おそらく西出さんに教わった方法の半分位できてるんじゃないかと思いますです。

きちんと剪定してやると、ピーマンが400個採れるらしいです(雨よけの場合)。
いや、これ、ほんとの話。
昨年千葉の西出会会員が「400個採れた!」とおっしゃっておりましたのです。
一本の樹から400個。どんだけ収量が上がるんだって感じです。

gazou 012
説明しづらいのですが、ピーマンは二股の枝の中心に花が咲きます。
二股の枝を二節目で切り続け、追肥をし続けて行くと400個採れるそうなのです。
書きながらちっともわかりません。なのでとりあえず、二股の外側の枝を残して内側を摘み続け、
何個採れるか実験してみようと思っております。



しかし、わたくしの場合は露地。しかも技術なし。

さらに剪定方法がはっきりわかっていないので、目標は200個?

っていうか絶対ムリ。

とりあえず100個…いやいやいや、やっぱし50個。身の丈的に50個でしょう。

謙虚にふるまい、大風呂敷を広げないことが賢明な女への第一歩です。
なんちて。

てな感じで、多収の妄想は夏休みのお勉強計画のように完璧です。

今後、現実とのギャップが嵐のように押し寄せてくるのでしょうが、
とりあえず「夢が見られるうちは思い切り見ておこう!」と思うわたくしでございます。


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No title

ほんたべさん、こんばんわー。ピーマンが500個!もしそれだけ収穫出来たら、ピーマン料理の毎日ですね・・・お、恐ろしい。ピーマンが嫌いではないのですが、それだけ食べたら、さすがに嫌いになると思います。

でも、ガンガンとかごいっぱいに収穫してもらいたいです!
ピーマン君、ほんたべさんを喜ばすために、がんばれー!!

あ、それからデルモンテ君も、がんばってー!甘くないらしいけれど、君は立派なトマトだよー!

Re: No title

駆動さん

>もしそれだけ収穫出来たら、ピーマン料理の毎日ですね・・

2009年には30個位採れたのですが、けっこう楽しく食べました。
なんつっても、甘くて肉厚で、ピーマンのイヤな味が全くしなかったのです!

でも今年のはまだ土ができてないから…どうかな~。
今朝一個収穫できたので、食べてみます。
>
> あ、それからデルモンテ君も、がんばってー!

デルモンテくん、唯一正しく生育しています。
なぜだろう。やっぱ高い苗だからだろうか…。

二個目が収穫できたので、糖度測ってみますね。

No title

ほんたべさんこんにちは。

毎日クソがつくほど暑いですねー。
ほんと、梅雨あがったんじゃないかと思いますね。
たまに降るときはスコールみたいな土砂降りだし。

収量多くする方法、おもしろいです。
園芸でも、「花をたくさん咲かせるには」なんて紹介されてますが、
基本的には同じ方法なんですね(当たり前か)。

しかしよく思うんですけど、
一つの株から獲れる量がピンチによって変わってくるっていうの、何でなのかなあ。
素朴に考えると、切っても切らなくても全体的な収量は変わらない、
と考えるのが当たり前だと思うんですけれどね。
うーん、不思議だ。
その分、土地からの栄養分を多量に吸い上げる、ということなんでしょうかねー。

それにしても、400個とは驚きです。
そこまで行くとほとんど異常?
いや、50個でもすごいと思いますが。

ちなみに、うちでもまた茶豆の栽培はじめました。
水やり、参考にさせていただきます!

Re: No title

Fuさん

暑いですね~。
エアコンが壊れてるのに新しいのが来るのが明日。
悲しい…。

> 収量多くする方法、おもしろいです。
> 園芸でも、「花をたくさん咲かせるには」なんて紹介されてますが、
> 基本的には同じ方法なんですね(当たり前か)。

やっぱり生長点を摘み取るのですか?
脇芽を出すってことなのでしょうね~。


> 素朴に考えると、切っても切らなくても全体的な収量は変わらない、
> その分、土地からの栄養分を多量に吸い上げる、ということなんでしょうかねー。

放任するとあちこちにちっこい実がついて生育が衰えるってことみたいです。
あと枝が込み合ってきて病気が発生したり、光合成がじゅうぶんにできなかったりして、
そのうち樹勢が衰えます。

もちろん追肥は絶対に必要なんですけど。

西出さんに教えてもらったので一番感動してわかりやすかったのがキヌサヤです。
支柱のてっぺんに来たら生長点を摘み取るのですが、
その後脇芽が次々に出てくるように肥料を与えていると、延々と収穫できるそうなのです。
(病気が発生したりするとダメなので、土もきちんとしてないとダメ)

未来永劫採れるとおっしゃってました。
未来永劫は大げさとしても、樹が生きている限り採れるってことなのでしょうね。

でも肥料が足りないと、脇芽自体が出てこないので、フツーに終わっちゃいます。
追肥のタイミングと量が大切なのでしょうと思います。

>
> それにしても、400個とは驚きです。
> そこまで行くとほとんど異常?

西出式農法のキモは「高品質・多収」なので、少ない面積で最大の収穫ってことなのですが、
ピーマンがものすごくわかりやすい例だと思います。
昨年400個採った農家は笑いが止まらなかったみたいですよ~。
ハウス一棟でものすごく儲かったみたい。
でもま、剪定の手間がかかるんですが…。

土地を持っている農家なら小面積多収は別に必要ないんだけど、
そもそも土地を借りてたり、限りある面積しかない人には魅力的だと思います。
つまり家庭菜園(笑)

>
> ちなみに、うちでもまた茶豆の栽培はじめました。
> 水やり、参考にさせていただきます!

がんばってくださいませ。ビールで乾杯ですね!

ところで、緑のカーテンのゴーヤ、芽が出てきません(泣)。
暑いせいかしら…もう苗買うかな~。

プロフィール

ほんたべ

Author:ほんたべ
手島奈緒
おいしい食べものをつくる人を紹介したり応援したりしております。ブログをまとめた著書『いでんしくみかえさくもつのないせいかつ』(雷鳥社)『まだまだあった! 知らずに食べてる体を壊す食品』(アスコム)『儲かる「西出式」農法』(さくら舎)など。現在ハンター修行中。

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