おひさまと雨と土とわたくし

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自家採種した菜っ葉のタネ。ちーこいし、こぼれるしだけど、
これを一粒一粒きちんと数えてまかなきゃダメと去年言われた。
「スジまき~パラパラパラ」的なやり方をヒジョーに反省し、今年は!と思ったけど、
結局「スジまき~パラパラパ」でやっちゃいました雑だよね雑。



家庭菜園でなんちゃって有機農業を始めた28歳のとき、
人参のタネをまいて感動した。
タネをまくと芽が出てちゃんと人参になるのだ。驚きだ。

わたくしは畑をざっと耕して元肥を入れタネをまいて水をやっただけなのに
人参は勝手に大きくなってきちんと人参になるのだった。
形がよくなかったり大きくならなかったりいろいろあったが
ともかく冬にはちゃんと人参ができた。

トウモロコシや枝豆もつくったが、ことさらに人参に感動したのは、
発芽率が悪かったり、出てくる芽がヘロヘロして頼りなかったり、
抜くまでどんな形になってるかわかんないわりに、茶色い土から出てくると
ぱあっとしたオレンジ色が目に入り、気分が高揚するからだ。

そして毎回不思議に思った。
あんな小さなタネから毎回同じように人参ができる。
誰がその情報をあの小さなタネに書き込んだのだろう。

発芽させるのが難しい人参と違って、菜っ葉類、
とくにアブラナ科(大根含む)はわりあいと簡単にできる。

というかまあ、無肥料でもタネまいときゃテキトーに発芽して
生育期間も早いし失敗してもまき直しが効いたりするという
なんだかんだ手のかかる果菜類と違ってなんとなくアブラナ科ってバカっぽい。

しかしタネはとても小さく、吹けば飛ぶような大きさで
まいてる最中にポロポロこぼして変なところから発芽したりする。

わたくしの作業はすべからく雑で、もちろんタネまきも基本的に雑なので、
去年プロ農家のタネまきを見て「ぜんぜん違うじゃん!」と反省したが、
それでもアブラナ科はきちんと芽を出し今年も成育を始めた。

数日見に行かなくても、水やりは最初の一回だけでも、
なんだか知らないけど雨が降るとびっくりするぐらい伸びていて、
かぶなどはいつの間にか根っこが太ってちゃんとかぶになっているのだった。

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果菜類の肥料が残ってるので菜っ葉は毎年無肥料で。
1週間に一度雨でも降れば、発芽さえすればテキトーに茂ります。
小松菜なんだかかぶなんだかわかんなくなるのは毎年のことです。
あまり混みすぎると白斑病が出ますから要注意です。



わたくしは地面をならしてタネをまいただけだ。
タネをまいたら勝手にできた人参と同じだ。
アブラナ科はおひさまと雨と土の力で勝手に大きくなるのだった。

毎回発芽後2週間くらいから間引き菜を食べ始めるが、
2日に一度くらいの頻度で収穫しても総量は全く変わらない気がする。
間引いたぶんだけ周りの菜っ葉が大きくなるのだろう、
だから、採っても採っても全然減らないように見える。

どこかでこういうお話読んだよな。と、ふと思う。あれあれ、あの、
グリム童話の、呪文を唱えるとおかゆがどんどん出てくる魔法の壺の話だ。
わたくしの菜っ葉は呪文を唱えなくても勝手に大きくなり、
わたくしのおなかを満たしてくれるのだった。

食べても食べても減らない菜っ葉はこのあと霜にあたって甘くなり、
凍ったり溶けたりを何度も繰り返す。そのうち茎がへちょへちょになり
葉っぱも枯れこんでくる。そうなるとわたくしは食べるのをやめ春を待つ。

春の気配がする少し前から菜っ葉は春を感じるらしい。
地面にへばりついていた菜っ葉から新しい茎が伸び始める。
マットな色調の美しい緑色の茎がぐんぐん伸びて、先端に蕾がつくが、
この蕾もまた、摘んでも摘んでも尽きることがない。

これはわたくしのために伸びるのではなく、受粉してタネをつけるためだ。
わたくしは容赦なく菜の花を摘んでどんどん食べて元気になる。

水と光と空気の刺激で発芽をしたらひたすら生育し花を咲かせタネを実らせる。
小さなタネのなかにこの設計図、生育情報が書き込まれていて、
おひさまと雨と土があれば当初の予定通りに生育する、なんていうのは
ある意味、奇跡なのではあるまいか。

土を耕し肥料を与え、虫に食われないようネットをかけ病害虫予防に農薬をまく。
収穫して美しくパック詰めして出荷して、まるで自分がつくったかのようだが、
実際には野菜は勝手に大きくなる。おひさまと雨と土さえあれば。

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一番おいしいのは白菜の菜の花だと思うけど、白菜難しいので、
べか菜をつくっとります。茎がへちょへちょになる冬は白菜の代わりにして、
春は菜の花を収穫。しかしあのちーこいタネがよくこんなに大きくなるよね。
ありがたや。ごちそうさま。



栽培とは人間が人間の思い通りに作物をつくることだ。

虫に食われてないもの、病気にかかってないものを、
また、肥料が有機質だったり化成肥料だったりするものを
農薬がまいてあったりまいてなかったりするものを、
わたくしたちはあれこれ考え評価して判断し、そして食べる。

でもおひさまと雨と土がなければ植物は育たないのだった。

鉄の塊を飛ばして宇宙に行ったり遺伝子を組み換えて有用なものをつくったり、
何でもできるような気がするが、ヒトにできることは限られている。

なんだか知らないけど好き勝手な感じでものすごーく育ってる菜っ葉を見て、
しみじみ考えた11月の夜でした。


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いつまで続く、無慈悲な暑さ

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ようやくパプリカを赤くすることができたですよ。
大量に食べたくて植えてみたけど木もまだ小さいし、
着果はしてるけど赤くすると老化するしで「大量」はムリかもな。



数日前、NHK見てたら気象予報士が2分間に7回
「モーレツな暑さ」と言いました。2分間に7回ですよ7回。

「思い切ったな、気象予報士!」と思ったのはわたくしだけではあるまい。

その証拠に、翌日はさらに「モーレツな暑さ」だったのに、
彼は「モーレツ」を2回程度しか使わず「厳しい暑さ」と言い換えていた。
全国各地からNHKに電話がかかってきてお叱りを受けたのか、
上司から「違和感がある」とかで注意されたのかは不明だ。

10回くらい言ってもいいよなあこの暑さなのにと
わたくしはNHKにちょっとガッカリしてしまったが、
別のいい表現を思いついた。「無慈悲な暑さ」。良くない?

誰か天気予報で言わないかなー「無慈悲な暑さ」。
どこかの国の将軍様を思わせるからムリかなー。
天気予報を見てるけど誰も言ってくれないので自分で言う。

さてこの無慈悲な暑さとかんばつのせいで、
ほんたべ農園の特定の作物が悲しいことになってきた。
30度以上になると着花しなくなるいんげんとかもうダメである。

定植後一月で収穫が始まりすぐにピークに達する露地きゅうりは
さすがに寿命が短く「もうムリですからやめてー」って感じ。

今年はちゃんと追肥して脇芽もバンバン出てきてたのに腹立つ。
雨が降れば生き返ることはわかっているが雨が降らない。

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ちゃんと追肥してるんだけど、水が足りないので
肥料不足の色合いになってて悲しいなす。
なんか調子悪かったので剪定するのは辞めました。

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唐辛子なのは間違いないけど日本のじゃないらしい。
しかし何の苗を買ったのか全く思い出せない。困ったー。
たぶん外国の激辛品種を買っちゃったんだろうなー。



「関東山沿いの地域」にはしょっちゅう雷雨が降ってるらしいが、
多摩地区以外の東京・千葉には一滴も降らない。こういうとき、
潅水設備もなく天水に頼ってる農家ってどうしてるんだろう。

水やりなんてムリだよね。大変だよなあ。

15平方メートルのほんたべ農園では水やりができるが、
世界に誇る東京水も作物に対してはイマイチなのだった。

空から降ってくる雨って空気中のチッソとか固定して
落ちてくるんだろうなー。雨と水道水はぜんぜん違うのだ。

空から落ちてくるものにはかなわないと再認識するわたくし。

あまりにも雨が降らないので、わたくしの故郷の「因幡の傘踊り(※)」
でも踊って雨乞いをしたいが、傘もないし踊りもほぼ忘れており、
鳥取の人々に東京で踊ってほしいくらいである。
しゃんしゃん祭り→http://tottori-shanshan.jp/
(※)雨乞いの踊りなので祭の最中によく雨が降ります。
最近は新しい踊りができてるようです。

今週始めまでは「この猛暑は木曜日まで」と言っていたが、
昨日あたりから「金曜日まで」になり、さらに今日は
「だいたい金曜日くらい。でもわかんない」になっていた。

高気圧を押し下げてくれる偏西風は日本のはるか上を通っていて
ぜんぜん降りてきそうにない。きっとまだ暑さは続くに違いない。

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農事気象予報。細々とした字を読んで想像してください。
10月から11月にかけて曲線が上昇傾向にあるけど、
全体的にエネルギーは下降ってことだそうです。



さてしかし毎年埼玉県の農家にもらっている「農事気象予報」では
8/14から秋になると言っているのだ。

暑かろうがどうだろうがこの「秋」にはハズレはなく、
夏の作物がこの日を境に一気に終了するなんてことがあるらしい。

ってことで、お盆前には老化きゅうりが終了するのではあるまいか。
いつもの年より生育の良いオクラも11月まで持たないかもしれない。
そして暑さも金曜日までではなく、14日まで続くのではないか。

こんなにクソ暑いのに信じられないが、今年は秋が早く、
土壌中に肥料があっても効きが悪いらしいので、
秋冬野菜の種まきは早めにしたほうがいいのだ。

野菜を自給するんだもんねとグズグズと11月まで収穫してないで
早めに見切りをつけたほうがいいということだろうか。

ううううううう。どうしよう。

ということで、現時点までのほんたべ農園(一本あたり)の成績は、
きゅうり33本、なす17個、ピーマン20個、パプリカ(緑)9個、
パプリカ(赤)2個(ようやく色を付けられるようになりましたよ)、
トマト11個、ミディトマト31個 

一本あたりに換算するとこれだけだけどきゅうりは130本くらい採れてて、
よく食べてるよなあと感心するわたくし。

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↑ 24歳くらいのわたくし。しゃんしゃん傘踊りってこんなんです。
写真で雨乞いを狙ってみるわたくし。ムリかなー。



冷静に考えてみて、初収穫6月初旬でその後1.5か月でこの収量ってことは
ナス200個ピーマン400個きゅうり100本はムリってことはわかった。

でもまあ、トマトの連続摘芯はいまんとこ順調である。

肥料と水が切れ、高温続きのせいでちょっと止まっているが、
32度以上になるとトマトは光合成をしなくなるのでしょうがないのだ。
そして、ちゃんと水と肥料やらないと連続摘芯はムリってこともわかった。

さて、今日も無慈悲な暑さは継続中である。
農家のみなさん、熱中症にはお気をつけくださいませ。


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ほんたべ農園台風準備

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日照不足の影響をもろに受けているオクラちゃん。
晴れが続いてようやく元気になってきてうれしい。
これから11月までがんばってね。

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徒長気味でなかなか花がつかないので、
切り戻し剪定をよそうかと思っているわたくし。
伸ばし放題伸ばしてる方がなんか成績がいいのよね。
露地だと難しいのかなー、あの剪定。



暑いですねー。台風来てますねー。

こんなに早く台風に来られて木が傷むと夏作がアウトですから、
へろへろと伸びた枝をへなちょこ支柱に結んできました。

なにしろ先週はずっと雨でした。
7月に入ってからの関東の日照時間が14分とかいう話を
NHKの気象予報士の人が言ってましたが、畑の作物も徒長気味です。

赤紫蘇が茂りまくって風通しが悪かったオクラの株元に
カビが生えたりしておりましたよ。うひー。

ってことで、湿気とともに菌が蔓延しておりまして、
土曜日辺りから急激に気温が上がったため、
近隣の区画のきゅうり・なすが一気に枯れ上がっております。

もちろんほんたべ農園は平気です。
これこそ西出式農法のおかげでありましょう。

このように雨・低温が長期間続いた後にカーっと暑くなると
雨で病気に感染し、低温で発症してなかった作物に
グワーッと病気が広まるってのはよくある話です。

こういうとき、高原産地のレタスとかキャベツがよく腐るです。

予防防除で殺菌剤まいてても内側から腐ってたりして、
台風で風に煽られて傷がつくとますます病気に感染し、
また暑くなると腐るという恐ろしいことによくなります。

キャベツ・レタスの価格高騰が心配ですねー。

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きゅうりの脇芽、まだ元気いいのでもう少し収穫できそう。
きゅうりもなすと同じく、脇芽が出たら1個収穫して摘芯、
それを繰り返し、脇芽が出てくる限り収穫が可能ってことらしい。
脇芽がちゃんと出るように肥料を切らさないことが大事なのね。

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勝手に出てきたマイクロトマトが雑草のように茂って邪魔。
でもこのかわいいのを食べてみたいから育ててたんだが、
酸っぱくってスグリみたいでおいしくない。やっぱF1だからかな。



なんてよその人の心配をしている場合じゃないわたくし。
台風で一番心配なのは連続摘芯中のトマトであります。

結局捻枝はやらず、支柱にひたすら縛り付けてしのいでおり、
とりあえず枝が360度方向にうまいこと伸びているため、
なんとなくバランスがとれてまっすぐ立っているのですが、
風にあおられたら一気に倒れる可能性が高いです。

なんかこういうとき数学的に絶対倒れない支柱の立て方とか、
頭のいい人に考えて欲しいなあと毎回思うけど、
とりあえずバランスだけ整えてきたです。あとは神頼み。

さて、台風前の現在の成績。

一本あたりに換算して、きゅうり27本、ナス9本、ピーマン13個、
トマト4個、ミディトマト9個(大玉もミディもちょうど一段分)、
そのほかオクラとモロッコインゲン、ツルムラサキが採れております。

先日NHKの「やさいの時間」を見ていたら小太りの講師の人が
「きゅうりは最低20個収穫できます」と言ってましたよ。

家庭菜園で20個。きゅうりのプロの師匠はハウスで100個ですから、
20からどこまで数字を伸ばせるかなー。
露地だしとりあえず目標は50個かなーと日和るわたくし。

明後日から雨ですから本日きゅうりとピーマンに追肥をし、
雨で吸収することを願うわたくし。

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ごっちゃりとしててわかりにくいけど、現在二段目収穫中。
そして六段目が着果し七段目が開花しております。
昨年までは六段ともなると息も絶え絶えって感じだったけど、
意外と順調に着果→収穫できております。スゴイぞ! 連続摘芯!



それにしても、思ったよりもたくさん収穫できておりました。
きちんと記録をつけるって必要だよねと思うわたくし。
そして台風で何もぶっ飛ばないことをとりあえず神様にお願いしたです。

みなさまの畑にも何も被害がないことを祈っております。


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今さらだけど肥料ってスゴイと思いました

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きゅうりもナスもそれなりによくできておりますが、
とくにナスの大きさが昨年とは違うです。味は変わらないけど
ナスが大きいの。これはまさに「ちゃんと肥料をやったから」でしょう。
やっぱり肥料ってスゴイのよね。としみじみ思う今日このごろ。



昨年と比較してさまざまなことが違う今年のほんたべ農園。

畑が違うからいろいろ細かいところは違うのだが、何よりも
雨がコンスタントに降ってるってのが昨年とはかなり違う
6月末、こんなに涼しくなかったよなあと遠い目をしてみるが、
去年は貧血でほぼ記憶なし。しかもブログも書いてない。

何をしていたのか昨年の自分。
記録ってきちんととらないとダメだよね(遠い目)。

今年は貧血が完治したこともあり2日か3日にいっぺんきちんと畑に通い
なんと収穫物の記録も取っているのだすごいぞ自分。

現時点の成績は、きゅうり41本、なす10個、ピーマン8個
パプリカ(樹勢が弱いので青いまま採ってる)7個、
大玉トマト2個、ミディトマト5個である。

きゅうりすげー採れてるじゃんびっくり! 

トマトの連続摘芯がうまく行ってるかどうかはちっともわからないが、
隣の人のトマトを見るとすでに5段目の花がついており、
生長点は支柱のてっぺん近くなってて、あの人これからどうするんだろう。
つる下ろしするのかなーとか考えてみたりする。

捻枝は全然できていない。やらずにどこまで行けるか試すのだ(投げやり)。

わたくしのトマトは今4段目が開花しているところで、
一段目の収穫が始まった(自根トマトのみ)。
主枝の第二果房の花が咲いたところで主枝の生長点を摘んだのだが、
脇芽の葉がなぜか4枚展開してから花がつくため生育が遅くなる。

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こぼれ種から勝手に生えてきたちっちゃいトマトは、想像通り
マイクロトマト(実生)でした。しかしこれを畑で作る人の気がしれないぞ。
めっちゃ効率が悪いではないか! こんなに小さくては収量が稼げないのだ!


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連続摘芯、現時点で5段目のつぼみがちょびっと見えております。
捻枝しなくてももしかしてこれで行けるかも! と思ったりするがどうだろう。
捻枝の目的がりんごの枝下げるのと同じだったら困るな。



これでいいのかなー、本と違うぞ。さっぱりわからん。

でも4段目の花は咲いたけど草丈は低く、木さえ元気ならおそらく、
支柱のてっぺんの高さになるまで10段くらいは採れるだろうって感じだ。
おお、そうなったらすごいじゃありませんか? 
とりあえず目指せ! 10段! なのだ。

一昨日はナスの主枝の2本がどれだったかわからなくなり、
脇芽の切り戻しを間違えて思い切り主枝を切ってしまう(泣)
という大事故が発生した。ううううう。

しまった!! と思っても時間は元に戻せない。
じっと手を見るしかないわたくし。

ナスの仕立ては2本だから支柱はナナメに2本立てて主枝を誘引する、と
本には書いてあるが、わたくしは数年前道法さんに教わった切り上げ剪定風に
ナスの枝を全部上にむけて垂直に立てた支柱に誘引している。
こうするとナスは無肥料で作ることができるのだすごいのだ。

去年は勢い良く出てくる脇芽を全部伸ばしたので困ることはなかった。
しかし今年の仕立ては脇芽を次々に切り戻していかねばならない。
そしたらさあ、どれが主枝かわからなくなるのよ。見るたびにわからないの。

とくに今年はナスの生育が良いため、けっこうな勢いで枝が出ており、
主枝なんだか脇芽なんだか昨日はわかっても今日は全然わからない。
なんてことが発生する。ナスも日々成長しているからね。

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今までになく上向きのエネルギーが満ち溢れているナス。
ニジュウヤホシテントウも出てないし、今年はほんとにいい感じ。
ナス5本×200個=1000個(目標)、ナスが採れるといいなー。



しかも夕方に行くとヒトスジジマカの襲撃を受けて気もそぞろになり、
キーッとなって判断力が鈍り主枝を切ってしまったりする。
さらに今朝はミディトマトの生長点も間違って切ってしまったのだ。
恐るべしヒトシジシマカ。というか細かいことができない体質なのか自分。

というようなこともあり、ナスの主枝を最初からナナメに誘引しておけば
縛り付けてあるのが主枝で縛ってないのが脇芽だと認識できたんだろうなあと、
主枝を切ってしまった後にじっと手を見ながらわたくしは考えた。

みんながそういう仕立てにしているのには意味があるのだ。
なんちて今さら思いましたよ。ヒトの言うことは聞くもんですね。うふ。

あと「ヒトスジジマカの襲撃を受けている時はハサミを持たないこと」
これが非常に大切に思えた本日のわたくしである。


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ほんたべ農園過去最高の出来(っぽい)ぜ! ひゃっほう!

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6月1日に収穫した初なりのきゅうりとピーマン。
現在ピーマンは肉厚で大きな果実がなっておりますが、
これもちきちきと剪定しているからでありましょう。

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師匠・西出隆一氏に連続摘芯の話を聞いてたら「第一果房のトマトは
ちゃんと着果調整しないと樹勢が弱る」と言われたので3つで摘果。
なればなるだけつけてた(うれしいから)けど、そういうもんなのね。



定植後粛々と育っていた果菜類が着果しております。

今回当たった区民農園は隣が空き地で草ボウボウだし
虫がビシバシ飛んで来まくるかと思いきや、いつもと変わらず、
というかいつもより虫害は格段に少なく、ナメクジもいない。

前回の区民農園は、果菜類の着果と同時にカラス・鳩の食害を受け
血管が切れそうになり非常に危険な妄想が頭を駆け巡ったが、
今の畑はなぜか鳥類はノーマーク。時折ムクドリがコツコツ歩いて
虫を食ってくれているようす。で、ほぼ被害無し。

現時点で、非常に快適な環境で栽培しております。

やっぱり「西出式農法」的な本を書いたこともあり、
ちゃんとできないとかっこ悪いしで、定植時にモグラ堆肥を株元に、
さらに株間に待ち肥をしたりして、いつもよりよけいに肥料をやってみた。

このところの適度な雨のおかげで、なす・きゅうりは
現在待ち肥にたどり着いたらしく、脇芽がどわっと出てきている。

体にトゲトゲをまとっているナスはうっかり触ると刺されて痛い。
きゅうりのちくちくなど二の腕とかに触れるとイラッとするが、
このちくちくが弱いとうどんこ病にかかるからしょうがないのだ。
これがケイ酸の効果であろうと思っているわたくし。

元肥のせいで暴れていた一部のトマトは、なんとなく落ち着いてきた。
しかし、接ぎ木よりも自根の方が生育がいいのはどういうわけだろう。

本に書いてあるとおりに連続摘芯のため主枝を止めて脇芽を伸ばしているが、
葉が2枚展開した後に着花せず、3枚から4枚展開してから花がつく。
思った通りの形になっていないがこれでいいんだろうか。

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この脇芽をちみちみとつぶして枝を水平にしなくてはならない。
さらにこの脇芽から出ている脇芽をまた稔枝して水平に。。。。
ほんとにできるんだろうかと今からチョー不安。

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前の人がいろいろな種をこぼしており、ちびっちゃいトマトが出てきた。
育ててみたらちびっちゃい果実がなっているが、これ、よく
ケーキの上にのっかってるかわゆいトマトなのかしら?



稔枝もちょこっとやってみたが、自分の親指よりも太いトマトの茎を
「ちゃらっとひねる」なんてことはできず、すんませんすんません
折れないでくださいと祈りながらちみちみと茎を押しつぶし、
全くつぶれなくて指がどんどん痛くなったのでとりあえずあきらめた。

この後もっと太くなった茎をどうやって押しつぶしてひねるのか。
この脇芽がつぶせないとこの後はアウトなのだが、
そんなことがいつかできるのかなーと遠い目をしてみたりしている。

ナスを200個採る剪定はなんとなくわかってきたが、
細工をする脇芽に着果していないのでまだできない。
木嶋利男さんの本に書いてあったとおり、主枝を止めて
第一果の下から出てきた脇芽を2本伸ばしているが、どうも生育が遅い。

比較するため、普通の2本仕立てにした一本があるのだが
もう2つめの果実が収穫できているのだ。なぜ? 何が違うのか。
主枝を止めたからだろうか? 

ほんたべ農園7年目にしてますます疑問は尽きない。
そして作物の生育は過去3区画と比較して一番いい印象なのだった。

理由は元肥をきちんとやったからとか、手をかけすぎてないとか
カルスを入れる際のチッソ・米ぬかの分量を間違えなかったとか、
今までに無いCECの高さだとか腐植の多さだとか、
雨が適度に降っているとか、思い当たることはいくつかある。

しかし、支柱の立て方は相変わらずへなちょこな感じだし、
肥料以外の新しい「わたくし的ナニカ」は全く思い当たらない。
ってことは、ま、まぐれ? 
んー、それは全然科学的じゃないのだ。あんな本書いといて困ったー。

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はじっこに植えたパプリカが肥切れを起こしている。
果実が上を向いちゃってるのだ。追肥しなくては。
その他のピーマン・パプリカは順調だから、肥料って大事よね。

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ちくちくとしたとげをびっしりまとった葉っぱが
上から下まで同じ大きさで展開しております。今年もいい感じ。
脇芽の整枝方法があるんだろうけどできない。刺されるし痛くて。



ともあれ、日々の収穫量もカレンダーにちきちきと記録し、
2日か3日に一度畑に通い、隣の区画のおじさんとも仲良くなって
すでに人参の間引き菜をもらったりしているわたくし。

明日くらいからきゅうりが大量に採れ始め、
冷蔵庫の野菜室がきゅうりだらけになる日も近い。

今年はちゃんと追肥をして、肥切れを起こさないようがんばるぞ!



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ほんたべ農園夏野菜定植完了!

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山梨県に稲わらもらいに行ってすもも畑に生えてたふきももらいました。
んでごはんにしてみた。ふきごはん、おいしいねー。
山椒はほんたべ農園3号に植えてたものを4号に植え替えたもの。
うまいこと根付きましたよ。

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これが植え替えたもの。ホームセンターに売ってるちーこい苗を
畑に植えるとこんなになるとゆー。でもねー、葉がかたくてトゲトゲなの。
ほんものの山椒じゃないんだと思うなー。



GW終わりましたねー。みなさまいかがお過ごしでしたか?

わたくし「いい苗をたずねて三千里」をしておりました。
なぜなら苗の善し悪しでその後の生育の70%が決まるからです。

「苗七分作」by西出隆一

一般的には苗半作と言われておりますが、師匠は7割だと言います。
つーことで本来は「購入苗」って時点でかなりアウトな感じは否めませんが、
そんななかでもできる限りいいものを選び自給の道を目指すわたくし。
言ってることが矛盾してる気がするけどまあいいか。

さて、わたくしの家のご近所にはJAが2つあり苗の販売もしとります。
また、植木屋さんもあるです。通常は花の苗を販売し、
近隣の人々の玄関先のガーデニングにばっちり貢献されとりますが、
GW期間中は近所の農家と契約して野菜苗を販売しててこれが意外といいのです。

もう一カ所、ホームセンターにもわりといい苗が置いてあるです。
しかしいかんせんここの苗はちーこい。ちーこいのも善し悪しがあるです。
つーことで、わたくしはこの4箇所のなかから
品目によっていい苗を選択しまくるわけです。

2日に下見に行ってみたところ、
苗木屋さんとホームセンターの苗は老化・徒長が激しく、
世田谷のJAは妙にへなちょこ、狛江のJAもなんかいまいち。
どこの苗もなぜか老化し、ひどいものは黄変しております。

なぜだ。

それぞれにトマトだけはOK!とか、きゅうりは大丈夫!とか
個別にいいものがあるんだけど、その他はなんか全然ダメで
いつもの苗となんだか様子が違っておりました。

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今年はトマトをなんと6本も買ってみたのだ! やる気満々!
連続二段摘心は肥料も多く必要だから元肥もちょっぴりやってみた。
株間にも待ち肥を置いてみた。たくさん採れるといいなー。
そして自家製トマトジュースを作るのだ!(妄想)

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千両ナスを4本買ったあとに長ナスの苗を発見し
悲しいわたくし。今度からナスの苗は狛江のJAでも買うのだ!



GW前まで雨が多くて日照不足だったのに、GWに入ったら晴天続きで、
アホみたいに気温が上がりましたから、温室から出てきた小さな苗たちは
びっくりして徒長気味になり、さらにお店のスタッフが水やりをちょっと
失敗したかなんかでこんなことになったのかもと理由を推理してみたですよ。

なんてこともあり、見ただけで買いませんでした。
予報によると火曜日に雨が降ると言っておりましたから
購入と定植は水曜日に決めたです。

GWは苗のかき入れ時ですから、前半にいいのが売り切れる年と、
後半にいいのが出てくる年といろいろあるです。

いい苗カモン!!! 後半の苗に全てを賭けました。 

そして6日。植木屋さんに行ってみたら、
新しく徒長も老化もしてない苗が入荷しておりました。
とくにきゅうり。JAに狙った大きさのちーこい苗が入ってたです。

ラッキー!!! やったー!!!
んで以下のものを購入したです。

自根トマト2,接ぎ木トマト3、接ぎ木ミディトマト2
自根ナス4、接ぎ木ナス1、
自根きゅうり4、ゴーヤ1、ツルムラサキ2
その他ハーブ類。

毎年夏になると着果しなくなるつるなしインゲンは買わず
今年はモロッコインゲンの種をまいてみることにしたです。
あと少しスペースがあるので、枝豆も苗で購入したです。

枝豆は長年GWに種まきしておりましたが、
これだと真夏のクソ暑いときに着果するため
水分不足で豆の実入りが悪くておいしくないのです。
小さなさやがついたら水不足はダメと師匠がおっしゃっていたのです。

006_20150510111608520.jpg
定植の翌々日に行ってもうウリハムシにこんなに食われてて悲しい。
腹立つから古いスパイスや唐辛子を株元に大量に置きました。
現在きゅうりの株元からカルダモンの香りがしております。

025_2015051011160472a.jpg
3m向こうに荒れ地があります。住宅地なのになんで草生えてるのか。
ともあれここからニジュウヤホシテントウとかカタツムリとか、
いろんなものが飛んでくるかも。あるいは生態系が整ってて
虫害がことさらに少なかったりするかも。今後が楽しみ。



畝がひとつ余ったので、オクラの種をまいて自給体制は万全。
6月に収穫が始まったら夏野菜はいっさい購入せず11月までがんばるです。

しかし今年のほんたべ農園は、とくに土がガチガチであります。
サルでもわかる「単粒構造」って感じです。
敷きわらを行い、ぼかしを入れていけばそのうち
「団粒構造」に変わっていくでしょうが、先は長いです。

そして、毎年やれなかった「収穫量カウント」も今年はやってみようとか、
トマトの連続二段摘心とかナスを200個取る剪定とかピーマン400個取るとか、
きゅうりの肥切れを起こさず夏を越させるとか課題は満載であります。

貧血は完治しておりますから、今年の夏はけっこう元気な予定です。

今年はやるぜ! やってやるぜ!!


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プロフィール

ほんたべ

Author:ほんたべ
手島奈緒
おいしい食べものをつくる人を紹介したり応援したりしております。ブログをまとめた著書『いでんしくみかえさくもつのないせいかつ』(雷鳥社)『まだまだあった! 知らずに食べてる体を壊す食品』(アスコム)『儲かる「西出式」農法』(さくら舎)など。現在ハンター修行中。

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